鳥だと思ったら葉っぱだったお話

「あぷりのお茶会」へようこそ!
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昨日は深夜の夜空に、幻想的な鳥の群れを見たお話を
書きましたが、今日は葉っぱです。

 

9月21日の台風15号は、日本の様々な場所に被害をもたらしました。
東京にも影響を与え、最大風速は28メートルということでした。

 

昼過ぎというよりは夕方に近い頃、
風の凄まじさに思わず窓から外を眺めていました。

まだあたりは暗くはなっていません。
物ははっきりと見えます。

 

突然、目の前の空中に、一斉に何かが
たくさん飛んできたのが見えました。

 

「飛んできた」と動きがわかるほど、
ゆっくりな速度ではなく
「一瞬にして存在した」
という、まるで瞬間移動でもしたかのような感じで、
それは私の目の前に登場しました。

 

黒っぽい紙のようでもあり、
また突風にさらわれた鳥のようにも見えました。

 

一瞬で瞬間移動のように登場した、その黒い紙か鳥のような
ものは、しばらく強い風に吹き上げられた後に、
またどこかへ追いやられるように消えて行きました。

 

その僅かの間に目を凝らしてみて、正体が分かりました。
木の葉でした。

 

近くにあるプラタナスのような葉っぱです。
葉の大きさは、大人の男性が手を広げたくらい。

 

それらの葉は落ち葉ではなく、木についているものでした。
秋の落葉寸前というわけではない、まだ青々と力強く木に
生い茂っている葉っぱを、突風が一斉にひきちぎって、
それを空に舞い上げたのです。

 

凄まじいまでの風の強さ……。
枯れ葉のカサカサした葉ではなく、まだ新鮮な緑色の葉を、
紙を手でビリッと引き裂いたかのようにちぎってあります。

 

それも無数に……。
一瞬、目の前が暗いといってはオオバーですが、
百や二百という数ではない無数のものが、
突然存在した様は不気味でもありました。

 

昨日の鳥と今日の葉っぱ、ともに私にとっては
初めて見たものでした。

 

今年は地震のみならす、台風や大雨等の災害が多く、
被害を受けている方も相当な数に上るようです。

 

どうかみんなが安心して暮らせる、
安穏な日々が続きますように。

 




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