立川志の輔 地震にも揺るがない自信

「あぷりのお茶会」へようこそ!

 

yuzuakasakaaono131116set430

 

 

今日もお付きあい頂けましたら

昨日の談志のショックが大きかったもので、
今日も落語のお話を書きたくなりました。
私が落語の魅力に気づいたのは、学生時代。

 

深夜に友人の家で、といっても何故か
私一人で友人はいなかったのですが、
TBSの落語特選会を聞いてた時のことです。

 

その日は、柳家小三治の噺でしたが、その少し前に
たまたま私は、小三治を「FMファン」
(か別の音楽関係の本に)で見ていました。

きっと「あっ、あの本に出ていた人だ」
とでも思って見ていたのでしょう。

 

その本によりますと、柳家小三治は
オーディオに詳しく、また良いものを
持っていらっしゃるということでした。

 

音にちょっとうるさい小三治が聞き手となって
毎月、ゲストと対談をするという連載を
その音楽雑誌にもっていたのだと思います。

 

 

kaki131116

 

 

 

次第に引き込まれ

最初は少し前に見た人、という程度の軽い気持ちで
見ていたのですが、そのうちに自分が噺に
グイグイと引き込まれていくのを感じました。

 

次第に私は、息を詰めて聞くようになっていたのです。
その日の出し物は「小言幸兵衛」という演目でした。

それ以前からも、私は自分が落語好きだと思って
いたのですが、実は落語の本当の魅力には
まだまだ気づいていなかったのです。

 

「ええっ!、落語ってこういうものだったの!」
という大きなショックに襲われたことを
今でもはっきりと覚えています。

 

このTBSの「落語特選会」という番組は
一つの噺を榎本滋民さんの丁寧な解説付きで
じっくりと聞かせてくれる他にはない良い番組でした。

 

放送時間が、追いやられるようにだんだん
遅くなってゆきましたが、それでも私は
月に一度のこと番組を楽しみにしていました。
良い番組がなくなってしまうのは本当に残念ですね。

 

 

140316higasiyuki

 

 

 

それからは落語を聞きに

その「落語特選会」の録画撮りをしている国立劇場にも、
小三治を聞きに何度か足を運んだ記憶があります。

 

それだけでは飽き足らず、そのうちに
上野の鈴本の「余一会」という小三治の
落語会にも行くようにもなりました。

 

余一というのは、演芸場のブログラムが
10日毎なので、一ヶ月が31日ある月は
一日余るのです。

 

そこでその日を「余一会」と名付けて
小三治の会がありました。
ですから毎月ではありませんが。

 

その頃の私は、落語友達もなく一人で
行っていましたが、そのうちに友人と
小三治の会以外にも行くようになりました。

 

 

blog_import_5153650a3b4f6

 

 

 

かなり以前の志の輔の会で

今は人気がありすぎてチケットを手に入れるのも
大変になってしまった毎年、恒例の志の輔の
パルコでの会に友人と行った時のことです。

 

落語が始まってしばらくすると、地震がありました。
そんなに大きくはないとはいえ、そんなに
小さくもなく、一瞬、観客は息をのむような感じに。

 

落語を演じている会場はパルコの上の方の
7階か8階だったと思います。

 

その時、舞台には屏風ではなく、ちょっと
モダンな衝立が置いてありました。

 

志の輔は、揺れにほんの少し動揺している観客に
自身も少し、噺の間を開けました。

 

そしておもむろに衝立の方を、見て言ったのです。

 

 

blog_import_5153650643ed0

 

 

 

「この衝立が倒れたら、考えましょうか」 

さすが志の輔、観客は大爆笑でした。

 

何度も繰り返し繰り返し稽古をしている
完成度の高い噺と、こんな見事なアドリブ。
落語の魅力は尽きることがありませんね。

 

(小三治が好きといいながら、昨日も今日も
志の輔の話ばかりしていますが、まあいいですよね、
談志の弟子なのですから)

 




スポンサードリンク



コメントを残す

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.