「あぷりのお茶会」へようこそ!
これは東京ミッドタウンの3階にある「箸長」
というお店の飾り物、お細工物です。
箸長というお店の名前通り、お箸が専門のお店で
常時2000膳以上のお箸を揃えているそうです。
お箸の産地は、若狭、輪島、会津、木曽、江戸、
村上、別府、川津、山中、越前等。
お箸だけではなく、汁碗、箸置きがあります。
またそれ以外にも、和小物等がおいてあります。
私は一度も買ったことがないのですけれど
(ごめんなさい、今度買います)、そばを通ると
見てみたくなるお店です。
このようにお細工物を吊るして飾るものは
「雛の吊るし飾り」、「さげもん」、「吊るし雛」等々、
いろいろな呼び方をするようです。
お花や、手まり、鳥に金魚、折り鶴、野菜などなど、
いろいろなものが布で作られています。
きっと、何をつくってもいいのでしょうね。
ただちりめんでつくる場合、化学繊維の布よりも絹の方が、
少々古びた布であっても美しいような気がします。
言葉で表現することは難しいのですけれど、
化学繊維のちりめんでつくったものは、
色ということにとどまらずに、そのものが醸し出す
全体の雰囲気も「硬い」ように思えるのです。
実際に、化学繊維のちりめんを手で触れてみても
そうなのですが、そういう触感ではなく、
目で見ても、そのように感じられてなりません。