「源氏香」

「あぷりのお茶会」へようこそ!

 

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 御家流宗家継承のお披露目

昨日は、香道には志野流と御家(おいえ)流の
2つの流派があるとお話しましたね。
「『聞香(もんこう)香炉の中に入っているもの』」

 

今日の帛紗はその流派の一つ、御家流の宗家継承のお披露目
(という名前でしたか、正式な名称は忘れてしまったのですが)
の時に頂いたものです。

 

全体に配されている丸い形は
三條西家の家紋「八つ丁字」だと思います。

 

その他に5つ散らしてある模様が、「源氏香」の図。

 

模様が見えやすいようにちょっと白っぽく写していますが
香染めといって本当の色はもう少しベージュ色です。

 

 

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様々なものに使われている「源氏香」

「源氏香」は香道の中でも有名な組香で、
その模様はさまざまなものにつかわれているので、
きっと御覧になったことがあると思います。

 

着物や帯のような布のものから、お茶碗、漆器、扇等に。

 

先日、地下鉄で私の前に座っていた男の人が
ラフなシャツを着ていたのですが、そのシャツの模様がなんと源氏香!

 

源氏香の模様が、上から下まで縦についていたのには
さすがにちょっと驚きました。
このようなものにまで源氏香が使われているとは、とね。

 

 

 

源氏香

お香の組香である「源氏香」では、全部で5回香りを聞きます。
その5回全てが異なった香りなのか、反対に全部一緒か、
あるいは2、3、4種類の香りが出るのかを当てるのものです。

 

縦の5本線は,最初の香りから5度目の香りまでをあらわしています
(数え方は右からです)。

 

もし、5つの香りが全部違う香りだと思ったならば
5本の縦線はそのままで、上部の横線は引きません。

 

反対に全部が同じ香りだと思えば、5本の線を上を全てつなげます。

 

写真の帛紗の右上の源氏香の図でいいますと、
2番目と3番目が同じ香りですので、2と3の上を横線でつなぎます。
こんなふうにね。

 

 

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あとの、最初と、四番目、五番目の香りは、それぞれ別の香り
だと思ったならば横線は引かずに、そのままにしておきます。

 

つまり今回は、4種類の香木が出たということになります。
ねっ?、面白いゲームでしょ。

 

この源氏香のような「組香」は江戸時代に盛んになったということです。

 




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2 thoughts on “「源氏香」

  1. SECRET: 0
    PASS:
    手向けの香の折の帛紗には
    朝顔以外にも…
    夕顔・空蝉・御幸・鈴虫
    が隠れていたのですね。
    桐壺と夢浮橋を除いた52帖
    総てを覚えている訳ではありませんが、
    場面が目に浮かぶものも多々あります。
    アプリさんのお写真も素敵で
    とても優雅な気分に浸ることが
    出来ました。  ありがとう ☆-( ^-゚)v

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >ねこママさん
    こんばんわ
    いつもコメントのお返事が遅くなってしまい
    申しわけありません。
    そう、朝顔以外はかくれんぼです。
    古いものでかなり汚れていますので
    ブログに出してよいのだろうか、
    とも思ったのですが……。
    御覧いただけまして本当に嬉しいです。
    この帛紗も、私ともども喜んでいる(?)ことでしょう。
    ありがとうございます!  J^.^L

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