グラノーラ「アサヒフードアンドヘルスケア」

「あぷりのお茶会」へようこそ!

 

 

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いろいろ入っている「グラノーラ」

5種類のフルーツと3種類の穀物が入っている
「グラノーラ」です。

 

フルーツはレーズン、りんご、伊予柑、
クランベリーとレモン。

 

伊予柑というのはめずらしいですね。
穀物は、小麦、ライ麦、オーツ麦です。

 

一箱に、3枚ずつパックしたものが5袋入っています。
「栄養機能食品」だそう。

 

 

 

「グラノーラ」ってどんなもの?

「グラノーラ」という名前は、私にはあまり
馴染みのないものなのですが、「グラノーラ」とは
何のことかといいますと……、

 

トウモロコシ、燕麦、麦、玄米などを
はちみつやお砂糖に植物油を混ぜてオーブンで
焼いたものにナッツ等を加えたものをいうのだとか。

 

シリアルの一種で
もともとは商標名だったといいます。

 

アメリカ合衆国で19世紀後半に
穀類をオーブンで焼いて砕いた健康食品が開発され
それらは「グラノーラ」「グラニューラ」
「ガノリエッタ」等という名前で商標登録がされました。

 

日本でもお馴染みのケロッグ社の創立者が
標章登録で特許をとったのが
「グラノーラ」だったというわけ。

 

こちらはケロッグ社の
フルーツグラノーラです。

 

 

guranora    ケロッグ社のフルーツグラノーラ(写真/「Kellogg’s」)

 

 

 

アメリカ版「干飯」ではなかった!

19世紀後半ということは、そんなに昔から
ある食品というわけでもなさそうですね。

 

私は「グラノーラ」とは何となく、日本の古典文学に
よく出てくるものの実際には見たことのない
「干飯(ほしいい)」のようなものかとも思っていました。

 

日本の「干飯」がその当時の保存食であり、旅行等にも
携帯していたように、「グラノーラ」もまた昔からある
携帯用の保存食ではないのかと。

 

そんなことを勝手に想像していたのですが
違ったようですね。

 

「グラノーラ」はかなり最近にできた
(あくまでも平安時代にはあった「干飯」に
比べればという意味ですが)もののようです。

 

 

images      干飯(写真/「ガールスカウト福井県第4団」)

 

 

 

再び脚光を浴びたのは1960年代

と脱線してしまいましたが、この「グラノーラ」
1960年代になると、再び注目されるようになりました。

 

自然食・健康食が流行った時に
再び脚光を浴びるようになったからです。

 

また以前のグラノーラにナッツ類を加えて甘味をつけて
一層食べやすくもなりました。

 

またそんなことから、アメリカのスラングでは
「グラノーラ」という言葉が、「健康食品志向の、
環境を意識した」人、

 

あるいは、
「ヒッピー的カウンターカルチャーに逆戻りしたような」
人をさす、

 

とwikipediaには書いてありましたけど、本当かな?

 




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