「豊かな人々」3.11の翌日から募金活動を始めたクロントイ・スラムの人々

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3.11の翌日から始まったスラム街での募金

今日は東京新聞で素敵なお話を見つけましたので
是非、皆さんにお知らせしたいと思いまして……。

 

バンコクの南にあたる場所にクロントイ・スラム
というスラム街があるそうです。
粗末なトタン屋根の家が密集する、東南アジア最大級のスラムだそう。

 

そのクロントイ・スラム街の人たちが
2011年3月に日本を襲った東日本大震災被災者のために
募金を始めたのは、地震が起こった翌日の3月12日だったそうです。

 

そこで集まった約40万バーツ、当時の日本円に換算しますと
約110万円に当たるお金を被災地に寄付しました。

 

 

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退職金でお返しをしたい……

このクロントイ・スラムの人たちの募金を報ずる新聞記事を
心に留めていた日本人男性がいました。

 

「住民がすぐに動いて、なけなしのお金を
寄付してくれたことに感動した。
退職金でお返ししたいとずっと考えていた。」

 

という東京練馬区に住む、会社顧問の男性は
昨年の10月に、東京にあるタイ大使館に紹介された

 

シャンティ国際ボランティア会(SVA、東京)と
プラティーブ財団に200万バーツずつ
合計400万バーツ(約1100万円)を寄付しました。

 

シャンティ国際ボランティア会は1989年に、クロントイ・スラムに
事務所と図書館を作り、各地で図書活動を続けている団体です。

 

 

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図書館の改修等が

今回の寄付によりクロントイ・スラムの
図書館の改修ができました。

 

今年1月に初めてクロントイ・スラムを訪れたこの男性は
「自分の夢を文字や絵でかいて、勉強してぜひ実現して」
と2000人ほどの子どもたちに、学用品を渡して励ましました。

 

スラム街ではテレビが唯一の娯楽ともいわれています。

もし家が火事になったら、大人はテレビを持って逃げるそうです。
一方、子どもはといえば「教科書と絵本」だといいます。

 

今回改修された図書館に、毎日のように通う少女が
「いっぱい勉強して新聞記者になりたい」
と笑顔で言っていたそうです。

 

 

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有り余るほど持っているからではなく

東日本大震災の時に、日本は多くの国から
支援をして頂きました。

 

その中には大国ではない、経済的には厳しい情況に
ある国の名もありました。
そして個人のレベルではクロントイ・スラムのような方々も。

 

クロントイ・スラムは、東日本大震災に限らずに
たびたび募金活動をしているようです。

 

自分たちはあり余るほどに持っているから
他の人にお裾をわける、というわけではないでしょう。

 

自分たちの生活すら大変なのに、といいますか
そうであるからこそ、人の苦しみや困難を思いやることができる。
このような人を、心の豊かな人と呼ぶのかもしれませんね。

 

クロントイ・スラムの方々に、そして今回寄付をした日本の男性に、
そしてそれを知らせてくださった東京新聞の杉谷剛さんに
心から申し上げたいと思います。

 

「ありがとうございました!」   (参考/「東京新聞」)

 




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