エッセンシャルオイル

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barahanabira

 

 

100%天然物質エッセンシャルオイル」

バラやクチナシなどの香りをいただいたもの
それがエッセンシャルオイルです。

 

良い花の香りのするエッセンシャルオイル
ですが、これは香水とは違います。

 

香水はエッセンシャルオイルをはじめ
いろいろな香りを調合してつくられたもの。

 

 

 

 

一方、エッセンシャルオイルは
バラならバラというように、ある植物から
直接、香り成分をとり出したものです。

 

エッセンシャルオイルは100パーセント
天然物質で、人工的な合成物質は一切
含まれていません。

 

ですから大量に採れるわけでは
なく大変貴重なものです。

 

1ミリリットル、2ミリリットル、
あるいは 0,1ミリリットルという単位で
販売されているものもあるほどです。

 

 

 

 

 

油ではないが油脂には溶ける

エッセンシャルオイルと名前が似ているものに
アロマオイルやポプリオイルなどがありますが
それらとは全く別のものです。

 

エッセンシャルオイルとは日本語で
「精油」といい「油」という文字が使われて
いますが油や油脂ではありません。

 

エッセンシャルオイルは、植物に
含まれている揮発性の芳香物質を含む
「有機化合物」のことです。

 

油ではありませんが、水には溶けにくく
油脂などにはとけるという性質があります。

 

 

lavendel300

ラベンダー「LAVANDULA OFFICINALIS」
(写真/「クナイプ」)

 

 

 

精油の抽出法 

精油とは、本来は「水蒸気蒸留法」によって
抽出したエッセンシャルオイルに限定される
ようですが、現在では「圧搾法」「溶剤抽出法」
等の抽出法があります。

 

 

 

「水蒸気蒸留法」

精油をとろうとする植物を蒸留釜に入れて
水蒸気を送り込むと、植物の中にある精油成分
が遊離,気化して水蒸気と一諸に上昇します。

 

この精油成分が混入した水蒸気を
冷却層で冷やし液体に戻します。

 

水には溶けない性質をもっているエッセンシャル
オイルが、水と2つの層に分かれて溜まります。
その水と分離して取り出したのが
エッセンシャルオイルです。

 

なお、この時に分離された水には、水溶性
の芳香成分と微量の精油が残っているために
フローラルウォーター(芳香蒸留水)
と呼ばれる製品になります。

 

エッセンシャルオイルを自分で作る
ことができる「装置」もあるようです。
思わず作ってみたくなってしまいますが……。

 

 

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ローズマリー「ROSMARINUS OFFICINALIS」
(写真/「クナイプ」)

 

 

 

「圧搾法」

これはオレンジなどの柑橘類に使われる方法です。

 

柑橘類はエッセンシャルオイルを蓄えている
部分(油胞)が、花などの油胞よりはるかに
大きいために、圧搾するだけで比較的簡単に
エッセンシャルオイルを抽出することができます。

 

 

REMONBAMUMERISSA

メリッサ(レモンバーム)の花
「PRUNUS AMYGDALUS」
(写真/「クナイプ」)

 

 

 

「溶剤抽出法」

温めた揮発性の溶剤に原料を入れて
エッセンシャルオイルを抽出する
ものを溶剤抽出法といいます。

 

この時、精油成分が他の物質と
一諸に植物から出てきて固まった
ものをコンクリートと呼びます。

 

コンクリートに、エタノールを作用させて
エッセンシャルオイルを分離した後に
低圧をかけて、アルコールを蒸発させ
エッセンシャルオイルをとります。

 

この方法で作ったものはアプソリュート
と呼ばれますが、熱や水によって
成分が損なわれることがないので、

 

香りのみを比較した場合はアブソリュートの方が
本当の植物の香りに近いともいわれています。

 

ですが私は、バラのエッセンシャルオイルに
関しては、水蒸気蒸留法のローズオットー、
しかもオーガニックのバラから作られたものが
一番好きです。

 




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