マカロン「メゾンカイザー」東京ミッドタウン

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

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メゾンカイザーのマカロン

今日はメゾンカイザーのパンではなく
マカロンの御紹介です。

 

下に写っている白いマカロンは「バニラ」、
薄いきつね色の方は「塩キャラメル」です。

 

私はメゾンカイザーのものは
何でもかなり美味しく感じられて
いつも感動しながら食べるほど。

 

 

ダロワイヨのマカロン

 

 

ですが、このマカロンに関しましては、
まあ、普通に美味しかったという
ところかな。(←エラソー!)

 

って、マカロンについて語れるほど
たくさんのお店のマカロンを
食べているわけではありませんが。

 

 

 

カトリーヌ・ド・メディシスがフランスに

マカロンは、16世紀にカトリーヌ・ド・
メディシスがフィレンツェのメディチ家
から、フランスのアンリ2世にお嫁入りを
した時に持っていったともいわれていますね。

 

(持っていったといっても、金箔におおわれた
ゴーカな美しい箱にマカロンをどっさり入れて
いったとかいうのではなく、料理人を一諸に
連れて行ったという意味ね、もちろん。
あっ、そんなことわかってた?、ごめん)

 

 

makarondemianマカロンダミアン(写真/「GINZA KARACU」)

 

 

 

フランスで様々な形で発展

それがフランスのいろいろな場所で
それぞれに形を変えて広まっていったそうです。

 

「マカロン・パリジェンヌ」、
ボルドー地方の「サン・テミリオン」、
ロレーヌ地方の「マカロン・ド・ナンシー」、
北部ピカルディー地方の「マカロン・ダミアン」
などなど。

 

この最後の「マカロン・ダミアン」
は一番古いマカロンといわれ
13世紀に考案されたそうです。

 

 

ジャン=ポール・エヴァンのマカロン

 

 

「うん?
だってさっき、16世紀にカトリーヌ・ド
・メディシスがイタリアのメディチ家から、
アンリ2世に嫁いできた時にフランスに
マカロンを持って来たって、言わなかった?」

 

なんて細かいことは言っちゃいけないのよ。

 

だって、メレンゲにアーモンドブードル
(アーモンドの粉末)を入れたお菓子は
当然フランスでもあったでしょう(と私は思う)。

 

 

アーモンドブードル

 

 

だから、カトリーヌ・ド・メディシスが
フランスにマカロンを持っていく前にも、当然
そのようなお菓子があったに違いありません。

 

フランスにすでにあったそのようなお菓子が
一世を風靡した(かどうかわかりませんが)
マカロンの影響を受けながら、よりよいお菓子
に発展していったのではないかと思うのです。

 

現在は、「マカロン・ダミアン」は
最古のマカロンといわれています。

 

 

121022mak2メゾンカイザーのマカロン

 

 

 

 「アーモンドプードル」というのは間違い

先ほど、アーモンドブードルの写真をつけて
みましたが、この「アーモンドブードル」とは
アーモンドを粉状にしたものを指す言葉ですね。

 

ですが、これは変な言い方なんだそうですよ。
(「asterisk cafe」)

 

 

140224amondorosenthalmagicflute

スライスしたアーモンド

 

 

アーモンドは「英語」で、
プードルは「フランス語」。

 

アーモンド
英語       「Almond(アーモンド)」
フランス語 「amande(アマンダ)」

 


英語       「powder(パウダー)」
フランス語 「poudre(プードル)」

 

ですからアーモンドの粉末を、

英語でいうのならば
 「アーモンドパウダー」になり、

フランス語でいうのならば
 「アマンドプードル」になるそう。

 

 

 

六本木の喫茶店「Almond」

ちなみに六本木の交差点にある有名な喫茶店
「アマンド」は、フランス語の「amande」
ではなく、英語のアーモンド「Almond」と
書いて「アマンド」と読むそうです。

 

 

logo

(「アマンド」)

 

 

そういえば「あぷりのお茶会 赤坂・麻布
・六本木」というわりには、六本木の
有名所(?)の「アマンド」や「クローバー」
が出てきていないような気も……。

 

来年、御紹介しますのでお楽しみに!
(12月もここまで来ていたら
鬼も笑わないでしょう)

 

 

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