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初めて買ったつぼみ菜
色の鮮やかさと形の可愛さで、思わず手に
してしまった、九州の「つぼみ菜」です。
「つぼみ菜」って初めてだな……、と思った
のですがそれもそのはず、福岡県で「つぼみ菜」
の品種開発をして、販売が始まったのは
2007年からだといいます。
「つぼみ菜」はアブラナ科のアブラナ属の
野菜で、からし菜の変種とされています。
ですが、からし菜と「つぼみ菜」では
大きく違うところがあります。
それはからし菜は、主に葉っぱを食べますが、
この「つぼみ菜」は、ころんとした写真に写って
いる部分、このままを全部食べちゃうのです。
ころんとした「つぼみ菜」は、大きな株から
出てくるわき芽(莟)というものだそうです。
栄養もすごいよ
その上、この「つぼみ菜」
形が可愛いだけじゃありません。
栄養もあるのです。
「つぼみ菜」にはy―アミノ酪酸含量
(GABA)がたくさん含まれています。
yーアミノ酪酸含量(GABA)は血圧降下作用や、
精神安定などにも効果があるといわれています。
この他にも「つぼみ菜」には、βーカロテン、
ビタミンEなども含まれています。
驚いたのは「つぼみ菜」は、福岡県でしか
栽培が認められていないということ。
「つぼみ菜」の品種開発を福岡県が手がけたと
いうことで栽培する権利を、現在のことろは
福岡県だけがもっているということなのでしょうか?
生でも食べられます
初めてお店で見た時に、どのように
して食べるのかを聞いてみました。
すると、「そのままで」という答えがお店
の人からかえってきた時は少々驚きました。
もちろん、火を通してもいいそうですが。
火は簡単に、早く通ります。
私は早速、「つぼみ菜」を生で食べて
みましたが、食べ慣れないせいか
生ですと、ちょっと香りがきついかなぁ。
ただ、歯の悪い私でさえも
あまり硬さは感じませんでした。
もしかすると、食べ慣れてくると
最初に感じた香りのきつさが、かえって
「つぼみ菜」独特の風味として感じられて
くるのかもしれませんね。
残念なことに「つぼみ菜」に出会えるのは、
一年のうちわずかの間でしかありません。
初春の1月下旬から3月中旬まで
という短い旬ですので、出会えたら
是非お試しくださいね!