黒はんぺん「かねます商店」

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

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新幹線の駅で購入

新幹線の駅のショップで買ってきた
かねます商店の「黒はんぺん」です。

 

「黒はんぺん?」と
ちょっと不思議な感じがしました。

 

お肉には弱い私ですが、お魚系ですので
食べられないことはないでしょうと
思って買ってくることにしました。

 

 

 

静岡ではおでんに欠かせない「くろはんぺん」

「黒はんぺん」という名前の「黒」と
いうところまでは想像がつきます。
使っているお魚の種類によって違うとかね。

 

ですがわからないのは「はんぺん」という命名。
はんぺんって、もっとふわふわの四角い
お座布団みたいなのでしょう?

 

と腑にに落ちない気持ちで調べると……、
判明しました、意外な事実が!

 

 

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関東でいう「はんぺん」
(写真/「どんぶらこDESIGN」)

 

 

この「黒はんぺん」は、静岡のおでん
には、欠かせないものなのだそうです。

 

関東で「はんぺん」といいますと
先ほどの写真のように、スケソウダラなどの
白身のすり身に、山芋や卵白を混ぜて作る
ふわふわ座布団のようなものを指します。

 

ところが静岡では、サバやイワシなどの青魚を
頭やハラワタを取り除いて、丸ごとすり身にした
半月形のものを「はんぺん」と呼ぶのだそうな。

 

 

こちらは「笹かまぼこ」

 

 

 


つみれに似ているかな?

食感は、関東のふわふわ座布団はんぺん
とは異なり、かまぼこ以上に歯ごたえ
のある、ぷりぷりの練り物でした。

 

とここまで聞きますと、「はんぺん」という
よりは「つみれ」に近いような気がしますね。
あくまでも関東近辺の人間の感覚としては、ですが。

 

色も「つみれ」のような色ですし
食感も関東でいうふわふわ「はんぺん」
よりは「つみれ」っぽい感じです。

 

 

kurohanpen300(写真/「ワンコイン的食べ歩き生活」)

 

 

 

1日に5000枚も作られている

半月型にした「黒はんぺん」は、
この大きなお鍋で15分ほど茹でられます。

 

一応、15分ということですが、最終的には
人間の勘によるそうで、網を使って
黒はんぺんをお鍋のなかで循環させ、OK
という感じがしたら茹で揚げるのだそうです。

 

一日に、この「黒はんぺん」だけで
約5000枚も作るそうですよ。

 

 

kurohanpen(写真同上)

 

 

 

さっと炙ってショウガ醤油、わさび醤油で

「黒はんぺん」は静岡のおでんに欠かせない
ものだそうですが、その他にはコロモをつけて
フライにしたり、サッと炙った後に、しょうが醤油
やわさび醤油で食べたりするのもおすすめだとか。

 

そうであったか……。
実は、これを書いている時点では
「黒はんぺん」、食べちゃってないのです。

 

生のままでわさび醤油、というのは試した
のですが、「サッと炙る」をしませんでした。
考えてみたら、そちらの方だ絶対においしそう。

 

次回、「黒はんぺん」を購入した時に
試してみたいと思います。

 




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