「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!
これも「みながわ製菓」でした!
みながわ製菓の「生醤油あげ餅」。
つい最近、御紹介した「わさびの種」も
「素朴揚げ」もみながわ製菓でしたよね。
この3つ全部、違うお店で買ったものなの
ですが、たまたま全てみながわ製菓でした。
醤油麹(しょうゆこうじ)
「塩麹」は有名ですが「醤油麹」も美味しいですよ
作り方はこちらです「『醬油こうじ』の作り方」
「なましょうゆ」?
ということはさておき、今日御紹介の
「生醤油あげ餅」の名前の読み方なのですが……。
「なましょうゆあげもち」でしょうか?、
あるいは、
「きじょうゆあげもち」
と読むのが正しいのでしょうか?
少し前まででしたら、私は全く何の迷いもなく
「きじょうゆあげもち」と読んでいたと思います。
ところが、最近知ったのですが
「なましょうゆ」という言い方があるそうです。
「なましょうゆ」とは、
加熱殺菌をしていないお醤油のこと。
これはJAS法で定められています。
「膜などで精密な、ろ過除菌をして火入れの
殺菌処理をしたものと同等であるものは
『なましょうゆ』と表示して製品化する
ことを認めている」と。
「きじょうゆ」=お醤油そのもの
一方、「きじょうゆ」というのは
本来は料理用語です。
市販のお醤油そのもののこと、
という意味ですね。
お寿司屋さんのようなお店で、ダシなどを
加えたものを「合わせ醤油」と呼びますね。
それに対して、調合していないそのままの
ものという意味で、「きじょうゆ」という
言葉が使われているのだそうです。
加熱殺菌の加工が「ある」
「なし」には関係ないそう。
お醤油を造っている方が、「なましょうゆ」
のことを「きじょうゆ」と呼ぶお客さんが多い、
と書いてありましたがさもありなんですよね。
* (「今週の私」)
知っているつもりのものでも
結構知らないものなんだね
「それでは『きじょうゆ』は
どんなお醤油のことだと思ってたの?」
と聞かれたとしたら、う〜ん……。
となって答えられないのですが。
よくよく考えてみれば、先ほどの説明の
通りに、お醤油そのままのことなのです、
当たり前ですが。
日本で生まれて日本でずっと暮らしている
日本人なのに、日本人には超おなじみのお醤油
の読み方さえわからないとはおかしいです。
知っている!、と驕りたかぶっちゃいけま
せんやね、と思った深夜2時でありました。