ビッグなうさぎ「シュウちゃん」 チョコレートが好きだったらね…

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

 

shuchanシュウちゃん
(写真/「シュウ(うさぎ)の自由だらけ」

 

 

この世を去ったうさぎさん

今月の1日に、お友達のうさぎさんの
シュウちゃんが、この世から旅立ちました。

 

3キロ以上もある、普通のうさぎさんより
かなりビッグな男の子でした。

 

体の大きさだけではなく、性格もたたずまいも。
他のうさぎさんを温かく見守るリーダーの
ような風格を持っていたシュウちゃん。

 

 

 

 

初めてシュウちゃんと、うちの
あぷりが藤沢の病院で会った時に
シュウままさんが教えてくれました。

 

「手術の時、うさぎ用の針が皮膚を通らなくて
先生は犬用の針を使ったんだよ」と。

 

シュウちゃんと仲の良いお友達は
シュウちゃんを「犬」と呼んでからかったり
もしていましたっけ。

 

 

 shutyankutyan1右がシュウちゃん、左は仲良しのくうちゃん
(写真/同上)

 

 

 

あぷりに分けてくれた無農薬のお野菜

シュウままさんは、シュウちゃんの
御飯用のお野菜を、うちのあぷりに
何度も送ってくれました。

 

シュウままさんのお父さんが
シュウちゃんのために家庭菜園で
無農薬のお野菜を作っていたのです。

 

シュウままさんは、そのお野菜を惜しげも
なく、うさ友さん達に送ってくれました。
たくさんの人たちに、何度もです。

 

 

 

 

「私が好きで送っているのだから気にしないで」
と、あくまでも送られた側の負担にならない
ような言葉まで添えて。

 

そんな貴重なお野菜なのですが
あぷりは、他のうさぎさんは大喜びで食べるもの
さえ、ほとんど食べることができませんでした。

 

かわりにといってはなんですが
私がいつもおいしくいただきました。

 

 

うちのあぷり
「シュウママさん、キャベツありがと!」

 

 

 


最後に「ありがとう」の思いを……

ところが、あぷりが最後の入院から
帰ってきた時のことです。

 

食欲のないあぷりが珍しく
一生懸命、キャベツを食べていました。

 

いつも送ってくれるのと同じような
キャベツなのに、と私は少々不思議に
思ったものでした。

 

 

 

 

シュウちゃん用のお野菜を
わざわざ手間をかけ、何度も送って
くれたシュウままさんの優しさ。

 

そのシュウままさんの思いを、あぷりは
最後に体の中におさめたのではないか、
そんな風に私は思っています。

 

 

 

 

 

間に合わなかったヤギミルク

その他にも、シュウままさんには
色々お世話になりました。
「うさぎからの贈り物『シュウままさん』」

 

それなのに今回、シュウちゃんの
具合が悪くなったと聞いても
私は何もしてあげることができず……。

 

シュウちゃんの最後の通院になって
しまった先月の29日、病院の先生に
ヤギのミルクがいいと勧められたそうです。

 

 

 

 

私はそれを、日付が変わった
30日の始めに知りました。

 

ヤギのミルク?
初めて聞きましたが、調べてみると有名なようです。
早速ネットで手配しました。

 

粉末の方が扱いやすいように思えるのですが
生の方がおいしくて口当たりがいいのでは?
と普通の牛乳のような瓶入りのものにしました。

 

 

 

 

シュウちゃんのおうちにつくのは
翌日の31日ではなく、8月1日とのこと。

 

でも北海道からシュウちゃんの
おうちに直送されたヤギミルクは
残念なことに、間に合いませんでした。

 

シュウちゃんは、その日の朝早く
5時5分に息を引き取っていたのです。

 

 

130715janporuebantyoko

 

 

 

チョコレートが好きだったらね……

シュウままさんと同じように
たくさんのうさぎさんの面倒を見て
優しく守ってくれたシュウちゃん。

 

そんなシュウちゃんは、今度はY先生
のお孫さんとして生まれかわるかもね、
というメールが昨日届きました。

 

主治医のお一人であったY先生のお孫さん!
そっか〜。

 

 

130815hasunohana480

 

 

Y先生のたくさんの知識を吸収して
人間に生まれかわったシュウちゃんは、
きっと多くの人を救ってくれることでしょう。

 

いいな〜!
私もY先生の孫に生まれたいなぁ。
そしたら、シュウちゃんの妹か、弟だね。

 

シュウちゃんは、チョコレートが大好きな子でした。
注意(本当はうさぎさんは
チョコレートはダメですよ!ダメ!)

 

 

 

 

シュウちゃんは、あらゆる意味でうさぎさん
ではなかったので(!?)、その特別な体質故、
獣医さんからチョコレートを食べても大丈夫
という許可を得ていたのです。

 

だからね、将来、Y先生のお孫さんが生まれて
その子がチョコレートが好きだったら
「シュウちゃんだと気づく」って。

 

そうしたら、シュウちゃんの弟か妹の私は、
「おにいちゃんたら、チョコレートがおやつ
の時は、いつも多くとっちゃうんだから!」

 

 

140614oakaporo

 

 

「他のおやつの時は、私の方を1つ多くして
くれるけどね……」なんて言っているのかな?

 

シュウちゃんは、シュウママさんと同じで
とても他の人を思いやるうさぎさんでした。
シュウちゃん、本当にありがとう!!

 




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