「たとう紙」の読み方は「たとうし」「たとうがみ」

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いまさらですが「たとう紙」の読み方

さてさて今日は前回お話しした
「たとう紙」の読み方についてです。
「たとう紙」は漢字で書きますと「畳紙」となります。

 

懐紙のことも「たとう紙」といいますので
畳む紙の意味するところは
「着物等を畳んでしまう紙(たとう紙)」あるいは
「既に畳んである紙(懐紙)」
などの紙を指す言葉ですね。

 

「たとう紙」の読み方は、「たとうし」「たたみがみ」
というのだと、私は数十年間、思っていました。
「紙」をつけずに、単に「たとう」
ということの方が多かったですが。

 

ところが今回ネットで見ましたら「たとうがみ」
という読み方しか出てこなくて
「たとうし」の方は見つからないのです……。

 

 

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全て「たとうがみ」と書いてあります

「Wikipedia」では、
「畳紙(たたみがみ)」もしくは
「帖紙(たたみがみ)」は、
結髪の道具や衣類などを包むための紙である。
単にたとう、タトウなどとも呼ばれる」

 

「コトバク」は
「畳紙(たとうがみ)『帖紙』とも書き、
また『たたみがみ』『たとう』ともいう」

 

「goo辞書」は
「『たとうーがみ(たたうー)
『たたみがみ』の音変化」

 

「weblio辞書」は
「たたみがみ【畳紙】 → たとうがみ(畳紙)」。

 

 

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「たとうし」も正解

ねっ?
ぜ〜んぶ「たとう紙」の読み方に関しては
「たとうし」は記載されていなくて
「たとうがみ」のみでしょう?

 

そうだったの?、「たとうがみ」だったの?……
ウン十年間、私は間違って「たとうし」と
言っていたのでしょうか?
不安がよぎります。

 

少々、焦りながら調べていきますと
和服関係の用語、教室等のサイトでは「たとうし」
という言い方も出てきました、ホッ。

 

 

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ネットは「和風言葉」に弱い?

しかし事態(?)は、上記にあげたようなことに
なっていますので、「たとう紙」という言葉の
読み方をネットで調べた人の多くは「たとうがみ」
のみが正しいと思ってしまうのではないでしょうか?

 

「Wikipedia」「コトバク」「goo辞書」
「weblio辞書」、そろいも揃って全部が
「たとうがみ」しか書いてないのですからね。

 

大きなお世話ながら、これはちょっと
まずいのではないかと老婆心も起きたりして。

 

 

 

 

ということはですよ、といっても、これは全く
私の勝手な想像に過ぎないのですが、ネットは
「和風言葉」に弱いということなのでしょうか?

 




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