「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!
今年は成功!
「ピーマン」の栽培に始めて成功しました。
とエラソーに言うほどのこともありませんね、
収穫できたのはたった1つでしたし。
でも去年は「子どもピーマン」という名前の苗を
買ってきてみたものの全く成長しませんでした。
かといって、秋まで枯れもしなかったのですが。
ですから、今年は例え一つでも
実がなって嬉しいのです。
近い親類でもあるパプリカと比べると「ピーマン」
はかなり地味な野菜という印象をうけますね、
形はほぼパプリカと一緒なのにね。
あの独特の味、苦みのようなものが特に子ども達
から敬遠されてしまう理由なのでしょうか。
「ピーマン」の苦みは、クェルシトリンという
成分だということが、2012年にタキイ種苗と
お茶の水女子大学の共同研究により解明しました。
(クェルシトリンとは、フラボノイドのクェルセチン
及びデオキシ糖のラムノース配当体だそうです。
私は、全く意味がわかりませんが……「Wikipedia」)
こうみえて、ナス科です
この「ピーマン」、意外なことにナス科の一年草です。
あまりナスに似ていない気もしますが。
「ピーマン」は明治初期にアメリカから
伝わってきたということです。
お店では緑色のものが多いように感じますが
緑色はまだ成熟前ということで、成熟した後
には赤や、黄色、橙色に変わります。
うちの「ピーマン」はこんなふうに赤くなりましたよ。
お店で売られている「ピーマン」で緑色以外では
赤が多いように思いますが、パプリカのように
黄色や橙色もあります。
北米では、未成熟の段階で白や黒(黒といっても
濃い紫色)の「ピーマン」もあるそうです。
これが成熟すると赤や橙色に変化するということ。
「ピーマン」は英語じゃない?
英語では「ピーマン」は、
色からは「Green pepper」、「Red pepper」、
「Yellow pepper」といい、
形や味から「Bell pepper」、「Sweet pepper」
ともいいます。
ですから日本語の「ピーマン」は、英語ではなく
フランス語の「piment(ピメント)」や
スペイン語の「pimiento」からきているということ。
フランス語もスペイン語の方も意味は
広い意味でトウガラシを指しているそうです。
「ピーマン」が始めて日本に入った明治期には
「西洋とうがらし」や辛くないとうがらしなので
「甘とうがらし」とも呼ばれました。
日本には明治初期に入ってきたとはいえ
実際に日本の食卓にピーマンがのぼるように
なったのは戦後の1950年代以降だそうです。