詐欺メール(銀行篇) 「本物」「ニセモノ」16

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

kiiroininjinraion430

 

 

詐欺メールがきた!

きました!、きました!
ついに我が家にもきましたよ、銀行からの詐欺メールが。

 

詐欺メールが来て嬉しい、というわけでは
ないのですが、聞いているわりには一度も
きたことがなかったものですから。

 

「宅急便連絡を装う」ものや、
「もうすぐ死にそうですのでお金をもらって下さい」
というわけのわからない詐欺メールは結構きて
いるのですが、銀行を騙るものは今回が初めて。

 

一応ではあっても、銀行からきたように装う
のでしょうから、それは一体どのようなものなのか?、
ちょっと興味がありました。

 

 

blog_import_51536581d0f1d

 

 

 

同じところから2度も

もっとも今回来たのは「銀行からの詐欺メール」
ではなく、正確にいえば「銀行からきたように
見せかけている」メールですね。

 

今回、詐欺メールは2通きたのですが、送信者は同じで
最初のメールの4,5日後に2通目が届きました。
だめ押しなのでしょうか?

 

最初の詐欺メールがきた時には削除しましたが
すぐ2通目が来て、「また〜?」と。
これはブログに書いちゃおう、と思ったわけです。

 

ということで1通目のメールはここに載せられませんが
2通目とほぼ同じような内容でした。

 

 

140616kiironinjin

 

 

 

「銀行からのお知らせ」と偽る「詐欺メール」

 

「こんにちは!
最近、利用者の個人情報が一部のネットショップ
サーバーに
不正取得され、利用者の個人情報漏洩
事件が起こりました。

 

お客様のアカウントの安全性を保つために、
「りそな銀行システム」がアップグレードされましたが、
お客様はアカウントが凍結されないように直ちに
ご登録のうえご確認ください。

 

以下のページより登録を続けてください。
https://mp.resona-gr.co.jp/mypage/
×××××/△△△△/

 

Copyright (c) Resona Holdings, Inc.
All Rights Reserved.」

 

rosenthalmateki140616kiro

 

 

 

レベル3くらいかな? 

以前、作家の南野アサさんが、銀行からを
装う詐欺メールが来たことを、ツイッター
で紹介していたことがありました。

 

その時に、彼女が本物ではないと見破った理由は
「貴殿」と書くべきであろうところが
「貴様」(!)になっていたからでした。

 

まあ、これほどわかりやすいと引っかかる人は皆無で
笑うだけでしょうから、被害が出なくてすみますね。

 

 

 

 

本当の銀行から来た「銀行からと偽る詐欺メールに注意」
というお知らせによりますと、中にはかなり精巧に
作られているものもあるようです。

 

南野アサさんにきたものと、銀行からのお知らせ
(本物の)に書いてあった詐欺メールの中間に
位置するのが今回、私のもとに来た詐欺メールです。

 

仮に、稚拙な詐欺メールを①として
かなり精巧なつくりを⑩とすると
今回きたものは③レベル位でしょうか?

 

って、詐欺メール評論家かっ!、
と突っ込まれても困りますが。

 

 

140616kiironinjinkage

 

 

 

詐欺メールとわかった理由

まず最初に、メールを開く前に受信箱で
見た感じのみでは、今回のものは
詐欺メールとはわかりませんでした。

 

以前きた詐欺メールの場合は、受信箱の時点で
「送信者」の部分が大きい会社であるにも
かかわらず、そのようなメールアドレスでは
なかったことで、一瞬でわかったのですが。

 

それに比べて今回の詐欺メールは、その部分に
関してはそれ風でしたので、文面を見る以前は
少なくとも私はわかりませんでした。

 

 

 

 

少々あやしいと思いながらも文面を開いてみますと
全体の雰囲気が銀行から来たものでないのは一目瞭然。

 

つくりが安っぽくてちゃちで、とてもりそな銀行
からのお知らせとは思えないものでした。

 

 

rosenthalmateki140616kiironinjin

 

 

 

「不正取得」!

挨拶の後の、まず1行目からすごいです。
「最近、利用者の個人情報が一部のネットショップ
サーバーに不正取得され、利用者の個人情報漏洩
事件が起こりました。」と。

 

「ネットショップサーバーに不正取得され」って
不正取得しようとしているのはあなたでしょ?、
と突っ込みたい。

 

「以下のページより登録を続けてください」
の後に続くURLはクリックをしていませんので
どのようになっていたかはわかりません。

 

 

 

 

今では、ブログでお知らせするなら
クリックをしておけばよかったかな?
という気がしないでもありませんが。

 

とはいえクリックをするだけで危険なものも
あるようですので、やめておきました。

 

クリックをしなかったものの、URLを見ますと
ちょっとそれっぽい感じがしないでもありませんね。

 

 

 

 

そして最後の
「Copyright (c) Resona Holdings, Inc.
All Rights Reserved.」
には笑っちゃいました。

 

実際のりそな銀行のものは
『Copyright (c) Resona Bank, Limited
All Rights Reserve」。

 

「 Holdings, Inc. 」と「Bank, Limited 」。
これは、本物を見ながら考えたのでしょうね、多分。

 

 

 

 

 

(本当の)りそな銀行のサイトで告知

これを見るために本当のりそな銀行のサイトに
行ってみましたらなんと、トップページの一番上に
赤い大きな字で告知があるではありませんかっ!

 

「偽メールが多数配信されています!
マイゲートのID・パスワードは
絶対に入力しないでください!
(詳しくはこちらへ)」と。

 

ひゃ〜っ!
ということはかなり大々的だったのですね。
だからうちまできたわけで。

 

「詳しくはこちら」を見ましたら、詐欺メールの
4つの文面の紹介があり、私にきたのは
「例1」と「例2」だったようです。

 

1月23日により、不特定多数の人に
送られていたということでしたが、そうですよね、
私はりそな銀行に口座を持ったことないもの。

 

 

tbs140623kininjin

 

 

 

レベル3(勝手に決めている!)でも数撃ちゃあたる?

私としてはレベル3程度の、なんちゃって詐欺メール
だと思いましたが、犯人グループ(?)は強気で
かなり多くの人に送っていたとは驚きです。

 

まあ犯人自身が、ちゃちいからひっからないと
自らも思っていたので、下手な鉄砲のタマを
数撃ったともいえますが。

 

詐欺メールを送信した人がいけないのは勿論ですが
気になったのは、それほど沢山のメールアドレスを
誰が送信者に渡したのかということです。

 

 

 

 

現在、私たちは必要なメールを送るにも、
ネットで注文をするにしても、メールアドレスを
書かないわけにはいきませんからね。

 

注意をしなくてはといっても、注意のしようがない
というのが正直なところではないでしょうか。

 

今回の詐欺メールはつくりがちょっとアレでしたので
りそな銀行からではないと見破れましたが、実はこれ
以外に詐欺メールとわかった決定的な理由がありました。

 

 

 

 

それは、私はりそな銀行に口座を持っている
どころか、りそな銀行に足を踏み入れた
ことすらなかったのですから。

 

とはいっても詐欺メールがいつもそうとは
限りませんから、みなさまも、
くれぐれも注意なさって下さいませ。

 




スポンサードリンク



コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください