「ミルフイユ」は「千枚の葉」、「ミルフィユ」だと「千人の女の子」だよ

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

151219millefeuille

 

 

「千枚の葉」

「ミルフィユ」の記事が続いてしまいましたが
今日で「ミルフィユ」は一区切りとしましょう。

 

ところで「ミルフィユ(Millefeuille)」
というフランス語が、千枚の葉を意味
しているということは有名ですね。

 

「ミル(mille)」が「千」の意味で、
「フィーユ( feuille)」が「葉っぱ」。
何層にも重なったパイ生地を千枚の葉
に見立てたお菓子です。

 

 

rosenthal1311301000枚には足りませんが…..

 

 

 

「千人の女の子」(!?)

フランス語の「葉(feuille)」を日本語の
カタカナで表記すると、「フイユ」「フーイユ」
「フォイユ」になるそうです。

 

ですが先ほども前回の記事も
「ミルフィユ」と書いてしまいました。

 

日本では「ミルフィユ」、あるいは
「ミルフィーユ」という表記が一般的な気がします。

 

ところがフランス語の「feuille(葉)」の発音は
「フイユ」に近く、「フイーユ」と延ばしますと
「女の子」や「娘」を表す「fille」の発音に
近くなってしまうのだとか。

 

ですから日本でよくいわれている「ミルフィーユ
」という発音ですと、「千人の女の子」
「千人の娘」という意味になってしまいます。
(「語源由来辞典」)

 

 

141126bunatyan1000人の女の子の写真がないので、2人の女の子(?)

 

 

 

「イ」は、小さな「ィ」ではなく「イ」

「ミルフィユ(Millefeuille)」をなるべくフランス語
の発音に近いものにしようとしますと
「ミルフィーユ」でも「ミルフィユ」でもなく、
「イ」を小さくせずに「ミルフユ」だそうです。

 

しかももっと正確にいえば、「フユ」と
「ファイユ」の中間位に発音するのが一番近いと
いいますが、まあなんといっても外国語ですのでね。

 

私自身は、日本で「ミルフイユ」と言っている人
にお目にかかったことはないのですが、
Web上では「ミルフイユ」の表記も増えてきて
いるということですので、喜ばしい限りです。

 

フランス語を理解できる人が「ミルフィーユ」と
いう音を聞くと、いつも女の子がぞろぞろと千人
も並んでいる姿が目に浮かんでしまうといいます。
(「笑えるフランス語」)
まあ、それはそれで楽しいかもしれませんけどね。

 

 

151220millefeuille横浜フランセ「ミルフイユ(キャラメル)」

 

 

 

横浜フランセの「ミルフイユ(キャラメル)」

最後に、今日の写真の「ミルフイユ」の説明を少しだけ。
そうそう、これからは「ミルフイユ」と表記しましょう。

 

今日の「ミルフイユ」も前々回に御紹介した
横浜フランセの「ミルフイユ」です。

 

キャラメルクリームをパイでサンドし、
まわりをミルクチョコレートでコーティング
してあるおいしい「ミルフイユ」でした。

 




スポンサードリンク



コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください