「パン」って何語なの? 「ブーランジェリー ブルディガラ 広尾店」

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「日常生活を少しだけ上質に」

有栖川公園から広尾に向かって歩いて行くと
日比谷線広尾駅から徒歩2,3分の場所に、素敵なパンやさん
「ブーランジェリー  ブルディガラ  広尾店」があります。

 

(「ブーランジェリー  ブルディガラ
(BOULANGERIE BURDIGALA) 広尾店

〒106-0047 東京都港区南麻布4丁目5-66  03-3280-2727
営業時間 月〜土  8:00 – 20:00   日  8:00 – 19:00 )

 

「ブルッディガラ」とは、古代のラテン語でボルドー地方
という意味だそうです。
ボルドー地方はボルドーワインでもお馴染みの、フランス南西部
に位置する肥沃な土地が育んだ豊かな食文化を誇る土地。

 

パンを通してボルドー地方の食文化を伝えたいと願う
「ブーランジェリー  ブルディガラ」が、ミッションとして
掲げているのは「日常生活を少しだけ上質に」という言葉です。
東京をはじめ京都、大阪、千葉、兵庫など10店舗ほどあります。

 

 

160602arisugawakoen  有栖川公園の近くの「ブーランジェリー ブルディガラ 広尾店」

 

 

 

厳選された材料で丁寧に焼き上げる

ブーランジェリー  ブルディガラがパン作りに使っている
素材へのこだわりは、「日常生活を少しだけ上質に」
という言葉に恥じない厳選されたものばかり。

 

まず小麦粉は、パンの味の決め手となるものですので
フランス産の小麦粉や石臼で挽いた小麦粉など、10種類も揃えて
あり、作るパンの特徴に合わせてそれらをブレンドしています。

 

パンの発酵には、小麦の風味を引き出すレーズン由来の天然酵母を
中心に、イーストなどを組み合わせてゆっくりと時間をかけ発酵。
長いものは一昼夜近くかけ、小麦の風味を存分に引き出しています。

 

また、クロワッサンに折り込むバターは、風味豊かな国産の発酵バター
を使用し、生地に折り込むフルーツは、ダークラムやフランスの
カルバドスにつけ込んだ、ブルディガラ自家製のものを使用。

 

こうして吟味された材料を「スクラッチ」と呼ばれる製法で
焼きあげるのですが、この製法は生地の練り上げ、発酵、焼成までを
(クロワッサン等を除いて)その日のうちに行う製法のこと。
つまり生地の冷凍などはしない、ということですね。

 

 

160711burdigalaリュスティック・テ・ヴェール(大納言かのこ入り抹茶風味のパン)
「ブランジェリー ブルディガラ 広尾店」

 

 

 

てっぺんにのっているのは大納言

この写真は「ブランジェリー  ブルディガラ  広尾店」で買ってきた
「リュスティック・テ・ヴェール(Rustique The Vert )」という
一度では絶対に覚えられないという名前のパン。

 

フランスっぽい顔立ちをしていますが、実はこの色は抹茶の
色で、上にぽちぽちと散っているのは大納言のかのこ。
日本語名は「大納言かのこ入り抹茶風味のパン」ということです。

 

着色料ではない、本当の抹茶を使っている品のいい抹茶色。
ちょっとかたそうな「リュスティック・テ・ヴェール」
ですが、こう見えて結構、柔らかいパンでした。

 

 

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ところで、「パン」って何語なの?

この名前が覚えられなかった「リュスティック・テ・ヴェール」を
探すためにブランジェリー ブルディガラのサイトを見ていましたら
製品紹介のパンの所に「pain」と書いてありました。

 

普段、何気なく「パン」と呼んでいるこの食べ物は、フランス語では
「pain」と書くのだと、恥ずかしいことながら今回、初めて知った次第。
「pain」は英語だと「痛み」ですから、色々なパンの紹介の括りとして
「痛み」ということはあり得ないですからね。

 

そういえば大学を出たての頃、ピアノを教えていた小学生の
おもしろい男の子、まにまに君が「パンって英語じゃないんだよ」
とちょっと得意そうに言っていたことがありましたっけ。

 

「あっそうか、英語だとbreadだものね」という会話までしか
現在は覚えていないのですが、その後はどう続いたのだろうか?
などと、詮無いことを思ったり……。

 

 

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日本の「パン」はポルトガル語から

現在の日本でいう「パン」は
ポルトガル語の「 pão(パオ)」からきたものです。
安土桃山時代にポルトガルの宣教師によって伝来したといわれて
いますが、当時の日本人の口には「パン」は合わなかったよう。

 

とはいっても徳川幕府を訪れたオランダからの使節団には
パンのようなものが提供されたという記録が残っています。
直接日本に入って来た外来語の中で「パン」は最も古い言葉だとか。

 

ポルトガル語「 pão(パオ)」をはじめイタリア語「pane(パネ)」、
フランス語「pain(パン)」、スペイン語「pan(パン)」の語源は
ラテン語「panis(パーニス)」からきています。

 

ラテン語の「panis」は、「pasco(餌を与える)」から由来した言葉で
もとは「食物」を指しましたが、後に「パン」の意味に特定されました。

 

そして日本語のパンは、台湾語の「pháng (パン)」となったとも
いわれていますが、これは日本統治時代の日本語からの影響によるもの。
同様に、韓国語でも「빵、bbang(パン)」というようです。

 

 

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日本へは(ラテン語→ポルトガル語→日本語)

ラテン語「panis(パーニス)」
    ↓
イタリア語「pane(パネ)」
フランス語「pain(パン)」
スペイン語「pan(パン)」
ポルトガル語「 pão(パオ)」 →  日本語「パン」
                   ↓
                台湾語「pháng (パン)」
                韓国語「빵、bbang(パン)

 

 

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英語の「bread」はゲルマン語系

それでは、パン系ではない、英語の「bread」は?、といいますと
ゲルマン語系の「Brot、brood、bread、brød,、bröd  etc.」からきています。

 

英語「bread(ブレッド)」
ドイツ語「Brot(ブロート)」
オランダ語「beood(ブロート)」
スウェーデン語「bröd (ブレード)」等々

 

 

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「パン」の表記は、日本の漢字が一番難しい?

日本で一番古い外来語だという「パン」は
当時どのように表記されたのでしょう。

 

織豊地代は「波牟」
江戸時代は「蒸餅」、「麦餅」
明治時代は「素麺包」、「麺麭・麺包(めんぽう)」
と記載し、「パン」と書くようになったのは大正以降ということです。

 

見たことのあるのは「麺包」に「素麺包」位で他は初めて見ました。
個人的には「麦餅」が一番しっくりしておもしろいかなぁ。
他の言語より、日本語のパンの表記が一番難しい気もしますね。

 




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