「パン」って何語なの? 「ブーランジェリー ブルディガラ 広尾店」

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160712burgigala

 

 

「日常生活を少しだけ上質に」

有栖川公園から広尾に向かって歩いて行くと
日比谷線広尾駅から徒歩2,3分の場所に
素敵なパンやさん「ブーランジェリー
ブルディガラ  広尾店」があります。

 

(「ブーランジェリー  ブルディガラ
(BOULANGERIE BURDIGALA) 広尾店

〒106-0047 東京都港区南麻布4丁目5-66
03-3280-2727 営業時間 月〜土  8:00 – 20:00
              日  8:00 – 19:00 )

 

「ブルッディガラ」とは、古代のラテン語で
ボルドー地方という意味だそうです。

 

 

 

ピンク色のあたりがボルドー地方

 

 

ボルドー地方はボルドーワインでもお馴染みの
フランス南西部に位置する,肥沃な土地が
育んだ豊かな食文化を誇る土地。

 

パンを通して、ボルドー地方の食文化を伝えたい
と願う「ブーランジェリー  ブルディガラ」が
ミッションとして掲げているのは
「日常生活を少しだけ上質に」という言葉です。

 

東京をはじめ京都、大阪、千葉、兵庫
など10店舗ほどあります。

 

 

160602arisugawakoen有栖川公園の近くの「ブーランジェリー ブルディガラ 広尾店」

 

 

 

厳選された材料で丁寧に焼き上げる

ブーランジェリー  ブルディガラが
パン作りに使っている素材へのこだわりは
「日常生活を少しだけ上質に」という言葉に
恥じない厳選されたものばかり。

 

まず小麦粉は、パンの味の決め手となるものです
ので、フランス産の小麦粉や石臼で挽いた小麦粉など
10種類も揃えてあり、作るパンの特徴に合わせて
それらをブレンドしています。

 

パンの発酵には、小麦の風味を引き出す
レーズン由来の天然酵母を中心に、イースト
などを組み合わせてゆっくりと時間をかけ発酵。

 

長いものは一昼夜近くかけ、小麦の
風味を存分に引き出しています。

 

 

「ドミニク  サブロン」(赤坂本店)のクロワッサン

 

 

また、クロワッサンに折り込むバターは、風味豊
かな国産の発酵バターを使用し、生地に折り込む
フルーツは、ダークラムやフランスのカルバドス
につけ込んだ、ブルディガラ自家製のものを使用。

 

こうして吟味された材料を「スクラッチ」と呼ばれる
製法で焼きあげるのですが、この製法は生地の練り
上げ、発酵、焼成までを(クロワッサン等を除いて)
その日のうちに行う製法のこと。

 

つまり生地の冷凍などはしない、ということですね。

 

 

160711burdigalaリュスティック・テ・ヴェール(大納言かのこ入り抹茶風味のパン)
「ブランジェリー ブルディガラ 広尾店」

 

 

 

てっぺんにのっているのは大納言

この写真は「ブランジェリー  ブルディガラ  広尾店」
で買ってきた「リュスティック・テ・ヴェール
(Rustique The Vert )」という、一度では
絶対に覚えられないという名前のパン。

 

フランスパンっぽい顔立ちをしていますが
実はこの色は抹茶の色で、上にぽちぽち
と散っているのは、大納言のかのこ。

 

 

 

 

日本語名は「大納言かのこ入り
抹茶風味のパン」ということです。

 

着色料ではない、本当の抹茶を
使っている品のいい抹茶色。

 

ちょっとかたそうに見える「リュスティック
・テ・ヴェール」ですが、こう見えて結構
柔らかいパンでした。

 

 

「ピエール・がニョール」(アークヒルズ)
のいちごとピスタチオ

 

 

 

ところで、「パン」って何語なの?

この名前が覚えられなかった「リュスティック
・テ・ヴェール」を探すためにブランジェリー
ブルディガラのサイトを見ていましたら、製品
紹介のパンの所に「pain」と書いてありました。

 

普段、何気なく「パン」と呼んでいるこの食べ物は
フランス語では「pain」と書くのだと、恥ずかしい
ことながら今回、初めて知った次第。

 

「pain」は英語だと「痛み」ですから
色々なパンの紹介の括りとして、「痛み」
ということはあり得ないですからね。

 

 

「ブーランルージュ  ブルディガラ  広尾店」のカヌレ

 

 

そういえば大学を出たての頃、ピアノを教えていた
小学生のおもしろい男の子だった「まにまに君」
(もちろん、ニックネーム)が、

 

ある時「パンって、英語じゃないんだよ!」と
ちょっと得意そうに言っていたことがありましたっけ。

 

「あっそうか、英語だとbreadだものね」と言った
ところまでしか、記憶に残っていないのですが
その後は、どう続いたんでしたっけなどと
詮無いことを思ったり……。

 

 


130325seijouisiipans
「成城石井」(アークヒルズ)のパン

 

 

 

日本の「パン」はポルトガル語から

現在の日本でいう「パン」は
ポルトガル語の「 pão(パオ)」からきたものです。

 

安土桃山時代にポルトガルの宣教師によって
伝来したといわれていますが、当時の日本人の
口には「パン」は合わなかったよう。

 

とはいっても、徳川幕府を訪れたオランダ
からの使節団には、パンのようなものが
提供されたという記録が残っています。

 

 

「ピエール・ガニョール」(アークヒルズ)
のプレッツェル

 

 

直接日本に入って来た外来語の中では
「パン」は最も古い言葉だとか。

 

ポルトガル語「 pão(パオ)」をはじめ、
イタリア語「pane(パネ)」、
フランス語「pain(パン)」、
スペイン語「pan(パン)」の語源は
ラテン語「panis(パーニス)」からきています。

 

 

「モンタボー」(東京麻布十番本店)の
モンタボーブレーヌとミニクロワッサン

 

 

ラテン語の「panis」は、「pasco(餌を与える)」
から由来した言葉で、もとは「食物」を指しました
が、後に「パン」の意味に特定されました。

 

そして日本語のパンは、台湾語の「pháng (パン)」
となったともいわれていますが、これは
日本統治時代の日本語からの影響によるもの。

 

同様に、韓国語でも「빵、bbang(パン)」
というようです。

 

 

130213maka「ポンパドウル」(麻布十番)のチョコとマカダミアのライ麦パン

 

 

 

日本へは(ラテン語→ポルトガル語→日本語)

ラテン語「panis(パーニス)」
    ↓
イタリア語「pane(パネ)」
フランス語「pain(パン)」
スペイン語「pan(パン)」
ポルトガル語「 pão(パオ)」 →  日本語「パン」
                ↓
           台湾語「pháng (パン)」
           韓国語「빵、bbang(パン)

 

 

「ポンパドウル」(麻布十番)のベーグル(ダブルベリー)

 

 

 

英語の「bread」はゲルマン語系

それでは、パン系ではない、英語の「bread」は?
といいますと、ゲルマン語系の「Brot、brood、
bread、brød,、bröd  etc.」からきています。

 

英語「bread(ブレッド)」
ドイツ語「Brot(ブロート)」
オランダ語「beood(ブロート)」
スウェーデン語「bröd (ブレード)」等々

 

 

「ドミニク・サブロン」(赤坂本店)のアナナスココ

 

 

 

「パン」の表記は、日本の漢字が一番難しい?

日本で一番古い外来語だという「パン」は
当時どのように表記されたのでしょう。

 

織豊地代は「波牟」
江戸時代は「蒸餅」、「麦餅」
明治時代は「素麺包」、「麺麭・麺包(めんぽう)」
と記載し、「パン」と書くようになったのは
大正以降ということです。

 

 

「メゾンカイザー」(東京ミッドタウン)のセーグルクランベリー

 

 

見たことのあるのは「麺包」に
「素麺包」位で他は初めて見ました。
個人的には「麦餅」が一番
しっくりして、おもしろいかなぁ。

 

他の言語より、日本語のパンの
表記が一番難しい気もしますね。

 




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