「ドイツ大使館」と「フランス大使館」、「ヨーロッパハウス」(南麻布4丁目)

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

160602deutschebotschaft

 

 

ドイツ大使館とフランス大使館は御近所

オリンピックをも凌ぐ人気といわれるサッカーFIFAワールドカップ、
今月の7日、準決勝戦でドイツが戦った相手はフランスでした。

 

冒頭の写真のドイツ大使館は、南部坂を挟んだ有栖川公園の向かい側に
あることは既にお話ししましたが、ワールドカップでドイツの対戦国
だったフランスの駐日大使館とドイツ大使館は近い場所にあります。

 

 

160602huransutaisikan             フランス大使

 

 

「ドイツ大使館」
 106-0047 東京都港区 南麻布4-5-10 Tel. 03-5791-7700)

*「フランス大使館」
 106-8514 東京都港区 南麻布4-11-44    Tel. 03-5798-6000)

 

 

minamiazabuドイツ大使館、フランス大使(地図/Mapionに加筆)

 

 

地図の中ほど左の黄緑色の三角形が有栖川公園で
すぐ下の緑色の「」がドイツ大使館
下の赤い「」がフランス大使です。

 

フランス大使館の建物は、全体の雰囲気がいかにもフランス〜!
シャープなラインや色遣いがお洒落で、とっても素敵です。
コンクリートの打ちっぱなしはあまり好きではないのですが
フランス大使館の場合は見事に調和をしていて心憎いばかり。

 

 

160602ambassadedefrance           フランス大使館

 

 

 

昔は、ケンカばかりだったけど

ヨーロッパで実際のドイツとフランスが隣り合っているだけではなく
駐日大使館までもがかなり近い場所にあるというのもおもしろいですね。

 

しかも今月、7日のワールドカップの準決勝戦に限らず
2年前の7月にも、準々決勝で両国が戦ったということです。

 

それについては、『ドイツ大使館ネコの気まぐれブログ』に
ユーモアたっぷりに「もう戦わないっていったのに…」
という記事がありますので、ちょっと見てみましょうか。

 

 

miau         miau!(ドイツ大使館居候ネコ)

 

 

「それまでのフランスとドイツはいつもケンカばっかり。
それがそのままにヨーロッパの戦争の歴史となり、
2回の世界大戦をも引き起こす。
当時はどうしてもライバル心が悪いベクトルに動いてしまったんだ。
その結果お互いに失うものばかりで得るものが何もない、
そう気が付くまで何度も何度も戦争を繰り返してきたんだ。」
「YOUNG  GERMANY ドイツネコの気まぐれブログ」
『もう戦わないっていったのに…』

 

 

160602nanbuzakadoitu              ドイツ大使館

 

 

 

「シューマン宣言」から「ECSC」→「EU」へ

両国のケンカの原因は国境近くにある石炭(エネルギー)と鉄鋼
(兵器の材料)の資源管理に関してのことだったそうですが、その改善
に向けてフランスのシューマン外相が「シューマン宣言」を発表します。

 

フランス、西ドイツ、イタリア、ベルギー、オランダ、ルクセンブルグの
6カ国で仲良く管理をしましょうという宣言をした後にECSC(欧州石炭
鉄鋼共同体)が設立されましたが、これはEU発足の礎となったもの。

 

 

160602europahouse      「駐日欧州連合代表部(ヨーロッパハウス)」

 

 

ちなみに欧州連合(EU) 駐日欧州連合代表部(Delegation of  the
European Union to Japan)も、この近くの南麻布4丁目にあります。

 

 

「駐日欧州連合代表部」
106-0047 東京都港区南麻布4-6-28 ヨーロッパハウス
Tel.  03-5422-6001  Fax.  03)-5420-5544)

 

 

minamiazabu*    緑色の「」がドイツ大使館(南麻布4-5-10)
右下のブルー「」がヨーロッパハウス(南麻布4-6-28)
*  下の赤い「」がフランス大使館(南麻布4-11-44)

 

 

 

ドイツ大使館ネコさん曰く「史実を学び…」

そして1963年にフランスとドイツの間に「不戦」の誓いが結ばれました。
これは資源管理の決まり(条約)を作るだけでなく、両国の若者が今まで
の対抗心から互いを赦し合い理解することを目指したからだといいます。

 

ドイツ大使館居候ネコさんは
「1962年、フランスのド・ゴール大統領は第2次世界大戦後の精神的に
疲弊しきったドイツの若者に向かって『偉大な国民』と演説。
宿敵フランス大統領の口から発せられたこの言葉は、どれほどの
有機と希望をドイツの若者に与えたことだろう!」といい、

 

「歴史の授業を通して史実を正しく学び、ひとりひとりが
2度と戦争が起きないように考えているんだ」と記します。

 

 

doitukousikiドイツ大使館ツイッターの公式アカウント
(公式アカウントがキティーちゃん!!)

 

 

 

平和だからこそ、思いきり戦えるんだね

そんな仲良しのドイツとフランスがワールドカップで
戦うことになってしまったから、さあ大変!

 

ドイツ大使館居候ネコさんは、言います。
「ドイツ人職員さんたちはドイツのベスト8入りを喜ぶも、
次の試合のこととなるとなぜかコメントは控え目。
マズーンさんもヘルツベルク公使もブッシュ大佐も、
『モチロン、ドイツガカッテホシイデスケド……』と少々遠慮気味」

 

といいつつも、両国の大使がそれぞれ勝敗を予想したものを
ツイッターのドイツ大使館公式アカウント(キティちゃん!)が発表。

 

左は、ティエリー・ダナ(Thierry Dana)駐日フランス大使、
「1:0」でフランスが勝つという予想を書いた紙を手にし、
右のハンス・カール・フォン・ヴェアテルン(Dr. Hans Carl von Werthern)
駐日ドイツ大使は、いやいや「3:2」でドイツの勝利との予想でした。

 

 

germanyフランス、ドイツ両大使によるワールドカップの予想得点
2016年7月7日 (写真/「ドイツ公式アカウント」より)

 

 

そして結果はフランスの勝利、おめでとうフランス!
ドイツお疲れさま〜!、また次を目指してね、という結果でした。

 

でも、こんなふうに熱く夢中でワールドカップで戦うことができるのも
やはり平和があってのことなのですよね、ドイツ大使館居候ネコさん!

 




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