つくられた「スマホ依存症」

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

 

 

映画上映中にスマホを見る人

yahooニュース(11月24日・日)で、最近
映画館で上映中にスマートフォン使用禁止の
アナウンスが行われているにもかかわらず
操作をしている人がいるとの記事を見ました。

 

その事実だけでも驚きなのですが
なぜスマホをいじってしまうのかという
理由には、もっと驚いてしまいました。

 

「なんとなくスマホが気になるから」と
答えている人もいましたが、私が驚いた
のは次のものです。

 

 

 

 

 

自然ではないと思うぞ、私は

「スマホを見つつ、映画の内容を理解
することもできます。
家ではスマホでTwitterを見ながら
テレビをつけて、iPadで雑誌を読んだり
しています。
その使い分けている感じが、ちょうどいい。
あと、やっぱり大きいのは『不安』です。
2時間以上スマホをチェックしないと、
自分が見ていない間に何か起きている
んじゃないかと不安になっちゃうん
ですよね。
その間に大事な連絡が来ていたら、
すぐに返事ができなかったりする
可能性もあるので、損したくない。
映画って時間が長いので、その間に
別のことをしたいと思うのは自然
ではないでしょうか」

 

 

 

 

 

「必ず何かしながら映画を見ている」

またこれとは別の記事(10月25日)ですが
「マネーポストWEB」にも、映画が苦手
という20代の女子大生がこう語っています。

 

「家で映画を観るときもスマホ片手に
Wikipediaでストーリーや登場人物を
確認しながら観る習慣がついている。
そうでなくてもSNSに返信したり、
別番組を観たりなど、必ず何かしながら
映画を観ているので、そういったことが
できない映画館は、まあまあ苦痛です」と。

 

 

 

 

 

スマホの世帯普及率6割越え、依存傾向の高い人11.8%

2013年では50%を切っていたスマホ利用率
ですが、2019年2月には85.1%という高い
普及率になり、通常の携帯電話(ガラケー)
は11.3%に下がりました。

 

一方、2013年にはスマホ・ガラケー
全体の50%以上の普及率だったガラケー
ですが、両者が逆転したのは2014年。

 

スマホ使用者が増えるなかで、ネット依存
の傾向が高い人は11.8%だといいます。
これは、スマホを持たない人に比べて
2倍以上、依存傾向が強いそうです。

 

職場で隠れてスマホを触って仕事の生産性
が低くなったり、課金ゲームで数百万円も
使ったり、昼夜逆転や引きこもり、はたまた
自分の子どもの育児放棄(ネグレクト)に
至るケースまであるといいます。

 

 

 

 

 

動画『スマホ依存の真実 ドーパミンの恐怖』

数日前に、たまたまこの動画を観て
ここ1.2年で一番衝撃的を受けました。

 

「モチベーション博士」さんという方が
あげて下さった動画で、アメリカの識者たちが
スマホ依存に警鐘を鳴らす動画、5本をまとめて
4分少々のコンパクトなものにしたもの。

 

その元になった動画5本のリンクが貼って
ありましたので、クリックをしてみたので
すがなんと、全て削除されていました。

 

 

 

 

特に私が確かめてみたいと思ったのは
「2」のザッカーバーグの「大きな過ち……」
発言です。

 

彼がこれを、どのようなシチュエー
ションで述べたのかが非常に気になった
ので元動画を見たかったのですが……。

 

ここに動画の書き起こしを全て乗せると
長くなってしまいますので要約します。

 

 

 

 

4分少々の動画の中に11の発言(同じ人が
重複しています)が紹介されていますが
全てを簡単に言ってしまいますと
以下のようになります。

 

(ただ、とても興味深いものですので
他のブログに全文載せましたので
よろしければ御覧くださいませ。

 

『スマホ依存の真実ドーパミンの恐怖』
書き起こし全文
)

 

 

 

 

内容のまとめ

「SNS企業は特殊なエンジニアを雇って
彼らはカジノを参考にして、SNS中毒
症状を生み出すように設計をしている。
人々を中毒状態にするのが目的、
それが彼らの利益になるので。

全米のスロットマシンの利益が、野球、
映画、テーマパークの合計よりも多いのは
スロットがどのギャンブルよりも中毒に
させるため。
そして今や、スマホが我々のスロットに。

これはドーパミンの分泌による。
スマホにきた通知を見た時に、ドーパミン
は400%まで跳ね上がるが、これはコカイン
使用時と同じレベルの量。
機械にコントロールされている中毒状態の
人々。
これからさらにひどくなっていく」

 

 

 

 

以上は、幾人かの発言をまとめたもの
ですが、次は一人の発言を全て載せます。

 

「近年の研究でわかってきたのは
注意散乱された時間が増えると、
またことあるごと携帯を気にしていると
永久的に集中力を下げることが判明した。
社会で生きるために本当に必要な能力が
失われるんだ」

 

これは、今日のブログの最初に書いた
事柄と重なりますね。
永久的に集中力を下げることが判明」、
まさに集中力がないのです。

 

 

 

 

しかもそれが悪いことという認識さえなく、
「映画って時間が長いので、その間に
別のことをしたいと思うのは自然では
ないでしょうか」
などと言ったり、

 

「そうでなくてもSNSに返信したり、
別番組を観たりなど、必ず何かしながら
映画を観ているので、そういったことが
できない映画館は、まあまあ苦痛です」

 

など、意識が集中できずに散乱して、複数
のことを同時していることの方がよいこと
のように感じている節さえ伺える言葉です。

 

動画の中の科学者の言葉が正しければ
この集中力の欠如は、永久的だとのこと。
信じられません……。

 

 

 

 

これらはスマホの危険性、中毒性を指摘
したものですが、これは単に危惧や非難、
陰謀論などではないのです。

 

動画では、Facebookの初代CEOである
ショーン・パーカーと、現在のCEO、
マーク・ザッカーバーグ自身の驚くべき
言葉が語られます。

 

「大きな過ち、私の大きな過ちだった、
申し訳ない」
*  Facebook  現CEO
     マーク・ザッカーバーグ

 

そして、初代CEOのショーン・パーカー
は、中毒にさせるために力を注いだ様子
を赤裸々に説明しています。

 

 

 

 

「 FacebookをはじめとしたSNS開発
の意図は、いかに時間と注意をSNS上
で消費させるかだ。
だからドーパミンを出させる仕掛けを
作った。
誰かにいいねやコメントされると、
ドーパミンの効果でさらに投稿したく
なる。

そしてさらにいいねやコメントが増え
という社会評価のツールに落とし
込むんだ。

開発者、投資者、俺、マーク・ザッカー
バーグ、インスタの創業者、全員こう
なる
ことはわかっていた。
それでも、あえて作ったんだ」
  Facebook  初代CEO
       ショーン・パーカー

 

自分たちの利益のために、多くの人々を
あえて中毒症状にすることを必死に考え、
そして、それは大成功した。

 

なんという恐ろしいことでしょうか……。

 




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