「あぷりのお茶会」へようこそ!
昨日、食器を割ってしまいました。
ローゼンタールの〈 魔笛 〉ではありませんでしたが。
私は食器を割らないように注意しようと
いつも思いますが、形あるものはいつかは壊れる、
とも思っていますのでそんなには気にしません。
飛び散った破片の回収の方が、ずっと気になります。
もちろん何らかの理由で二度と手に入らないもので
あったらちょっとは残念がるかもしれませんが。
この感覚は「モノを大切にしないで粗末に扱う」
ということとは違うと自分では思っています。
大切だからといってしまい込んでいるよりは、
例え割ってしまうことがあっても、頻繁に使ったほうが
自分も楽しいし、食器自身も喜ぶ(?)のでは
ないかなぁ、などと勝手に想像して。
良いものだからと棚の上の方で冬眠させてしまうより
良い食器こそ、手の届く所に置いて
常に親しんでいるほうが絶対にいい。
万が一、壊れてしまったとしても、普通の家庭には
国宝級のものがあるわけでもないでしょう?
切腹する必要もありませんしね。
以前友達に聞いたのですが、プラスチィックでもなく
見た目は、ごく普通の陶器なのですが、頑丈で
割れない食器を買ったことがあるそうです。
レジで精算する時に、係の女性が、
「この食器は丈夫なのよ。落としても割れないの。」
と、実際にバッシンと床に投げたといいます!
アメリカでのことです。
私はその話を聞いて「ええ~っ」と驚きながら
内心思いました。
もし、そういいながら見事に割れちゃったら、
彼女はどんな顔をしたのかな、と意地悪なことをね。
ぐふふっ。
もちろん、その食器は割れなかったそうですが。
何で出来ているんでしょうね。