毛虫をとってくれたチョーさん

「あぷりのお茶会」へようこそ!

 

 

 

高校の同級生だったチョーさん

先日、お話ししたベランダのクチナシについた青虫
のことを考えていたら、高校生の時に毛虫をとって
くれたチョーさんというお友達を思い出しました。

 

高校1年の時だけ一緒のクラスで、2,3年生の時は別
だったので同じクラスだったのは1年間だけの友達。

 

だからというわけでもないのですが
残念ながら名前は忘れてしまいました。
顔ははっきり覚えているのですが。

 

チョーさんというニックネームでしたが
その名の由来は、失礼になるかもしれない
のでここでは書きません。

 

 

 

 

 

漢和辞典で探していたのは……

彼女は生物クラブに所属していましたが可愛い
名前を探すのが趣味(?)のようで、時々
漢和辞典を見ていることがありました。

 

将来、子どもが生まれたら、つけてみたい
名前を探しているということでした。

 

おかしかったのは、彼女が気に入った可愛い名前
というのが、みんなからみると「ふ~ん」という名前
だったのがいかにも彼女らしくて印象に残っています。

 

 

 

 

 

それって、可愛い?

その名前というのは
「きのえ」とか「こわし」とかいうのです。

 

きのえは「甲」だったと思いますが
こわしの方の漢字は忘れてしまいました。

 

この名前を、「かわいいよね」と彼女は
笑顔で言っていましたが、きのえちゃんや
こわしちゃんは、現在生まれているのかな?

 

 

 

 

 

アレ〜ッ!

そんな彼女も一緒にいた休憩時間の教室でのことでした。
今考えるとどうして教室に毛虫がいたのか不思議なのです
が、誰かが私の制服の背中あたりを見て叫んだのです。

 

「毛虫がついてる~!」と。
するとその辺りにいた女の子はみんな
キャッ~といいながら逃げました。

 

私は、実は毛虫は全くこわくはありません。
虫全体がどちらかというと好きな方ですので。

 

ですから体の前の方だったら、平気で自分でとって
しまったのですが、毛虫のついているのが
後ろだったのでとることができませんでした。

 

 

 

 

 

ありがとう、チョーさん!

その時です、チョーさんが平然と
ガシッと(多分素手だったと思いますが)
その毛虫を取ってくれたのです。

 

助かりました。
だって、みんな逃げちゃうんだもの。

 

私の卒業した高校は、クラス会や同窓会と
いうものが全くないので、チョーさんとは
卒業後、一度も会ったことはありません。

 

チョーさん、あの時は本当にありがとうね!

 

スポンサードリンク