あのたぬきは、ムリだと思うよ。。。

「あぷりのお茶会」へようこそ!

 

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子どもって、面白いものを欲しがりますよね。
まあ、私も人のことはいえないんですが……。

 

以前、連休に何人かのお友達で埼玉県の森林公園に
遊びに行ったことがありました。
その日の夕食後のこと。

 

一人の人がお子さんを二人連れてきていたのですが、
大人たちが食後のおしゃべりに興じている時に、
下の女の子が私に言いました。

 

一行が話しながら、近くの民芸店にきた時のことです。
「私はたぬきが欲しいんだけど、いつもおかあさんがダメって……」
とまるで、悩みを私に打ち明けるような感じでい言いました。

 

そしてその民芸店で、彼女が欲しいというそのたぬきを
見せてもらうと、私はプッハ~、と吹き出しました。

 

すげがさ(?)をかぶって、お酒をぶら下げた、
よくお店の入り口などにおいてある、
例の信楽焼のたぬきだったからです。

 

「う~ん、これはダメっていうかもね……」と
私は歯切れ悪く、語尾を濁しました。

 

確かにたぬきの、しかも大きな像です。
大人は先入観がありますので普通は、この信楽焼のたぬきを買って
家に置こうとは思いませんが、考えてみれば、見ようによって
はそれなりに可愛いたぬきではありますよね。

 

よくお庭に、うさぎやその他の置物を飾る人はいますから、
それと似ていなくもないです、あえて言うならば。

 

その日私は、ねずみの靴を履いていました。
色は濃いグレー、つまりねずみ色で、
耳の内側の色はフューシャでした。

 

かかとの方には、シッポもついています。
もちろん大人用なんですが、二人の女の子は興味津々。

 

「履かせて!」と言われて、急遽シンデレラごっこです。
女の子は二人とも小学生でしたが、お姉さんの方は
私のサイズでは小さすぎて入らず、妹はちょうどいいかな、
という感じでした。

 

信楽焼のたぬきのかわりにはなりませんが、
私はこのねずみの靴を後でプレゼントしました。

 

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