日隅一雄弁護士

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

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先ほどツイッタ―で、弁護士の
日隅一雄さんが重体だと知りました。

 

一連のツイッターを見終わると
「新たに2件のツイートがあります」
とのこと。

 

その2つめのツイートを開くと
そこには「永眠された」と
書いてありました。

 

亡くなられた時間が12日、午後8時28分。
私が知ったのは30分後でした。

 

日隅さんとは、私は直接の
知り合いではありません。

 

ですが、3年ほど前にお目にかかりは
しなかったものの、少々の問題と
関係がありました。

 

それは、私にとっては望ましい
事柄とはいえないことでした。
彼のとった行動について、
問いただしたくもありました。

 

 

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しかし、昨年の3.11以来、東電の
会見に連日出席して原発の問題に
取り組んでいる姿勢には、私的なこと
を超えて、やはり尊敬に値する人物だ
との念を抱かずにはいられませんでした。

 

しかも彼は昨年5月末に、手術や
放射線治療も出来ない状態の末期の
胆のう癌であることを宣告されていたのです。

 

余命半年、うまく抗がん剤が効けば一年。
効く確立は2、3割。

 

痛みとの闘いが、彼のブログには綴られています。
今年の誕生日に、彼の弟夫妻から電報が届きます。

 

そこにはこう書かれていました。

「僕たちは奇跡を信じています」と。

 

日隅さんは彼らに応えます。

「ありがとう!
二人よりももっと奇跡が起きることを信じるよ!
絶対に、あきらめない!」

 

新聞記者をやめて弁護士になり
闘い続けた日隅さん、49歳。

 

ご冥福をお祈り致します。

 

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