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米屋の「栗まんじゅう」
ころんとした米屋株式会社の栗まんじゅう、
名前は「栗籠」です。
この一つの栗籠に、一粒
丸ごとの栗が入っています。
栗を包んでいるのは白あん。
この白あんは栗の渋皮を
利用している風味豊かな白あんです。
ところでこの「米屋株式会社」なのですが
サイトには「米屋」という名前の前には
枕詞(?)のようにことごとく「なごみ」
という文字がついています。
「なごみの米屋について」「なごみの米屋を知る」
「なごみの米屋を探す」「なごみの米屋を楽しむ」
「なごみの米屋を味わう」
「なごみの米屋宣言」等々。
この「なごみ」という言葉は、米屋創業の時
からのものということではなかったよう。
「なごみの米屋」の前は
「ようかんの米屋」だったそうです。
この漢字は初めて見たと思ったら……
将来に向かってさらに前進をしていこうと
「21世紀の和菓子文化の創造を目指す上で
掲げた企業理念」が「なごみ」だったのだとか。
その「なごみ」のシンボルマークはこれです。
実は私は最初にこの字を見た時、
一瞬何の字かわからなかったのですが
「なごみ」と読むそうです。
これは、米屋が作った造語ならぬ
「造漢字」(?)なのですね。
「和」+「味」=「なごみ」。
これこそが、米屋の原点なのだということです。
……そんな米屋の「栗籠」でした……