ブルーチーズに塩分が多い理由 ブルードベルニュ「プレジデント」

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130618Bleu d'Auvergne

 

 

日本語表記に迷いますが

「プレジデント社」のブルードベルニュです。
この「Blue d’Auvergne」という名前
ですが、日本語にしますと、いろいろな
カタカナ表記があるようです。

 

「ブルードベルニュ」
「ブルードーベルニュ」
「ブルー・ド・ベルニュ」
「ブルードヴェルニュ」

 

等々なのですが、私はフランス語が
全くわかりませんので、今回は一応
「ブルードベルニュ」表記にしておきます。
もっと詳しい確かなことが
わかった時点で改めます。

 

 

130504burutizuブルードベルニュ「プレジデント」

 

 

 

ブルーチーズは塩分多め

以前ブルーチーズではなく、一般的にチーズに
含まれる塩分のお話をしたことがありましたね。
「チーズに塩分が含まれる理由は、
ホエーの流出を防いだり保存のため」

 

そこで、チーズは一見、塩分を多く含む
ように思えるものの、一度にとる量を考えれば
それほど多くはないということでした。

 

それに対して、今日ご紹介する
「ブルードベルニュ」をはじめブルーチーズは
比較的塩分含有量が多いチーズでもあります。

 

他のチーズですと塩分量は、大体2パーセント
といわれていますが、青かびチーズは
その2倍ほどの塩分が含まれているのです。

 

4パーセント、あるいは中には
それ以上というものもあります。

 

 

130618hurumudaberutizu400フルム ダンベール AOC

 

 

 

青かびチーズに塩分が多く含まれる理由

青かびチーズは、ミルクに青かびを加えて
作るのですがその時に、雑菌に青かびが
負けないように多めのお塩を使うのです。
青かび菌は、塩分には強いのだそう。

 

ですから塩分を強くしますと、雑菌は
殺菌され、青かびは雑菌に妨げられる
ことなく繁殖できるというわけです。

 

そのようなわけで,青かびチーズは塩分を多く
含みますので、ちょっと塩っぱいのですね。

 

 

130506creme royaleクリームロイヤル「チェスコ」

 

 

 

お料理にも 

ですが、お料理に使うときは、青かびチーズの
この塩っぱさがプラスになることもあります。

 

オムレツを作るときなどに、青かびチーズ
を卵に少し加えても美味しくできます。

 

また青かびチーズを生クリームで
のばして、青かびソースを作って
パスタやサラダに使うこともできます。

 

私は塩分にはかなり弱いのですが、こと青かび
チースに関しては、塩っぱさが嫌ではありません。

 

それどころか、その多めの塩分さえも
青かびチーズの風味を増すうえで
必要な味とさえ感じられてしまうほど。

 

というわけで、青かびチーズラブ
は当分続きそうです。

 

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