「ヘーゼルナッツ」=「ノワゼット」=「榛」 ノワゼット「メゾンカイザー」

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

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メゾンカイザーのお家芸(?) 

このあふれんばかりのヘーゼルナッツの山!
惜しげもなくモリモリ盛っちゃう贅沢感は
そう、メゾンカイザーのお家芸(?)ですね。

 

実はこのパン、本当の名前がわかりません。
メゾンカイザーのサイトを見ればわかると
思っていたのですが出ていません。

 

レシートには、「D ノワゼット」とあります。
ノワゼットとはフランス語(noisette)で
ヘーゼルナッツという意味。

 

「D」はデニッシュのことなのでしょうか?
「ノワゼットのデニッシュ」かもしれませんね。

 

 

58378(写真「園芸ネット」)

 

 

 

「ノワゼット」=「ヘーゼルナッツ」

ヘーゼルナッツ「Hazelnut」とは
どんぐりに似ているかたい木の実で
お菓子にはよく使われているものです。

 

現在、栽培されているものは主に
セイヨウハシバミ(Corylus aveilana
コモンヘーゼル)だそうです。

 

日本に輸入されているヘーゼルナッツの
ほとんどがトルコ産のものだとか。

 

 

ヘーゼルナッツ

 

 

このセイヨウハシバミは低木なのですが
なかなか強い木だそうです。

 

氷河期が終わった後に、ヨーロッパ北部に
分布していった最初の低木だということ。

 

また紀元前7万5000年から、紀元前5500年の
泥炭層を見てみますと、セイヨウハシバミの
花粉粒の出土数が、他の木の花粉粒全てを
あわせたよりも多く出土しているとか。

 

いかにセイヨウハシバミが
広く分布していたかがわかりますね。

 

 

220px-Illustration_Corylus_avellana0(写真/「Wikipedia」)

 

 

 

「ヘーゼルナッツ」=「ハシバミ(榛)」!

中国では、セイヨウハシバミの同族である
ハシバミ(榛、英語名;Asian Hazel)や

 

ツルハシバミ(角榛、英語名:
Asian Peaked Hazel)も
食用にしているといいます。

 

ここまできてわかりましたが、「ヘーゼルナッツ」
って「榛(はしばみ)」のことなんですね。

 

 

ヘーゼルナッツ

 

 

「ヘーゼルナッツ」という言葉も
その実際のものも知っていました。

 

また、「榛」という言葉自体も知っていた
のですが、それが「ヘーゼルナッツ」の
ことだとは今まで全く知りませんでした!

 

つまり同じ一つのものを

 

フランス語では——「ノワゼット」
英語では—————「ヘーゼルナッツ」
日本語では————「ハシバミ(榛)」

 

というのですね。

 

 

ヘーゼルナッツ

 

 

 

榛色って、どんな色?

榛という言葉をなぜ私が知っているかといえば
「榛色(はしばみいろ)」という色名が
小説などに出てきたような記憶があるからです。

 

言葉自体は知っていたのですが、実際の
「榛色」となると全く知りませんでした。
この色が榛色なんですね。

 

 

↓ この色です!

hazelnut370-300x248   ヘーゼルナッツ(写真/「freepik」)

 

 

私が漠然と考えていたのは、茶系と
いうよりはグレー系のイメージでしたが
栗やどんぐりのような色なのですね。

 

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