リンゴ「トキ」(青森県産)マルエツプチ赤坂店

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

141007rungotoki

 

 

リンゴは初登場!

今日はリンゴを御紹介しましょう。
「あぷりのお茶会」ではリンゴは初登場です。

 

一方、どちらかといえばあまり
好きではない柑橘類については、

 

「ダブルマーコット」甘夏やオレンジを
「柑橘類」
として、また「不知火(しらぬい)
みかん」
「『デコポン』と『伊予かん』」
「宇和ゴールド」「シークヮーサー」
と御紹介しているのに不思議です。

 

 

141007ringousagi「トキ(青森産)」

 

 

 

「ツガル」は柔らかくて……

秋の最初に店頭に並ぶリンゴといったら
一番多いのは「ツガル」でしょうか?

 

ところが私は「ツガル」の柔らかさが少々苦手。
「ツガル」の皮を包丁でむいてみると
その柔らかさは歴然です。

 

包丁で「ツガル」の皮をむくというより
皮の下に包丁を入れて押すと、それだけで
自然に包丁が滑って行く感じがします。

 

 

141007ringo「トキ(青森産)」

 

 

 

「王林」は甘いし……

「ツガル」以外ですと、「王林」といった
これもまた柔らか系であり、しかも
甘いリンゴ位しかありません。

 

「王林」は甘いのが苦手です。
(って、好き嫌いあり過ぎといった感じですが)

 

ところが先日、マルエツプチ赤坂店で
ちょっと見慣れないリンゴを見つけました。
それが「トキ」だったのです。

 

 

tokinohanaトキの花(写真/「大湯ファーム」)

 

 

 

なんといってもきれい!

「トキ」を買ったのは今回が初めてなので
今回のものが、トキとしては大きいのか否かは
わかりませんが、ちょっと小ぶりに感じます。

 

そしてお味はといいますと、う〜ん、
味はやっぱり「王林」に似て甘いですね。

 

それもそのはず、やはり「トキ」の
親の一方は「王林」でした。

 

 

141007tokiringo「トキ(青森産)」

 

 

 

「トキ」を巡って、おもしろいことが

この「トキ」さん、最初は2004年に
青森県五所川原市の土佐傳四郎さんによって
「王林」と「紅月」の交配育成したもの
として品種登録されました。

 

ところがその後、遺伝子調査によって
「王林」と「フジ」の交配種である可能性が
非常に高いという結果が出たのだそう。
(「旬の食材百科」)

 

どっちなのでしょうね?

 

 

141007usagisanringo「トキ(青森産)」

 

 

 

短期間で全国に広がった「トキ」

しかし、そんなことは何のその、
土佐傳四郎さんは、2010年に青森県の
りんご協会から「木村甚彌賞」を受賞。

 

(木村甚彌賞とは、盛岡の有名な
りんご試験場長の名前だそうです)

 

受賞理由としては、

 

「トキ」は非常に優れたリンゴで、これだけ
短期間で全国に広がった品種はなく、海外での
需要も高いことと、土佐さんが長期間、
青森県のリンゴ育種を支えたことだそうです。
(「青い森の片隅から」

 

 

toki朱鷺(写真/「朱鷺舞う空へ」)

 

 

 


「トキ」の名前って、あの「朱鷺」だよね?

今回見ただけでは、このリンゴが
「トキ」と名づけられた理由に
触れているものはありませんでした。

 

当たり前過ぎるので、どこにも
書いていないのでしょうか?
これって、鳥の「朱鷺」の色から
きた名前……、ですよね?、ね?

 

「トキ」は甘過ぎる、というのは
私の嗜好であり、長所と感じる方も
多くいらっしゃるでしょう。

 

 

 

 

ジューシーであることと、何より
香りの高さは他のリンゴと比べて
群を抜いているように思われました。

 

黄色い「王林」が好きな方には
おすすめのリンゴ、「トキ」です。

 

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