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雪の結晶は全て形が異なっている
雪の結晶をかたちどったお干菓子です。
雪の結晶というのは、一つとして同じかたちがないそう。
その理由は、雪の結晶が成長する場所の
温度や湿度の違いにって、様々なかたちが
生まれるからだということです。
次の写真は、ロシア人の写真家
アレクセイ・クリャトフ氏のとった雪の結晶。
こうして写真で見ても雪の結晶は美しいのですが
実際に顕微鏡で見るともっと美しいそうですよ。
古川義純(ふるかわよしのり)北海道
大学助教授によりますと、
「ぞくっとするほどシャープ」。
雪の降る中、防寒着を何重にも着て、息を殺して
顕微鏡で見る雪の結晶の美しさは格別だとか。
マイナス4℃
雪の結晶は、気温がマイナス4℃より低い時にできます。
マイナス4℃を上回ってしまうと
雪の結晶の角が取れて、かたちが崩れてしまいます。
また結晶同士がくっつきあって
ぼたん雪になってしまうことも。
雪の結晶ができる三つの条件
美しい雪の結晶が出来るには
三つの条件が必要だそうです。
1 まず、気温が低いこと。
* 出来ればマイナス10℃より低い方がよい。
ただし気温が低ければ低いほどよい
ということではなく、マイナス20℃以下
になると、結晶が大きくなりません。
2 次に、湿度が高いこと。
* 雪の結晶の材料は、当然のことながら
* 水ですので、結晶が大きくなるためには
* 大気中の水分が多い方が成長速度が速いそう。
3 そして最後は、風が穏やかであること。
* 強い風が吹くと、雪の結晶同士が
* ぶつかって壊れてしまうのだとか。
雪の結晶は、見かけ通りに繊細なのですね。
風のない穏やかな空気の中での方が結晶の成長し
やすいということです。(「ピクシブ百科事典」)
雪は本来、色はない
古川義純助教授の先生でもある、中谷宇吉郎博士
の有名な言葉に、「雪は天から送られた手紙」
というものがあります。
(「at home こだわりアカデミー」)
雪の結晶が空から落ちてくる時に、結晶が
成長することもありますが、落下する
途中の空気が温かいと溶けてしまいます。
また雪の色といえば白、真っ白と思いますが
本来は無色透明です。
特定の可視光を吸収するわけではなく
光の反射により白く見えるということ。
* (「SHIMADZU」)
この冬は「天から送られたお手紙」
があと何度、届くのでしょうか?