フランチャコルタ 「人と飲物、そして文化」ドイツ文化会館 1 

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

150528rosewine

 

 

「人と飲物、そして文化」

ここのところ「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」は
ココアやコーヒーといった飲物の話題が続いています。

 

(「ポリフェノールを赤ワインより多く含むココア」
「インスタントココア(swiss miss)」
「おいしいインスタント・コーヒーの淹れ方」
「インスタント・コーヒーを発明したのは日本人だった!?」

 

だからというわけでもありませんが、22日の土曜日に赤坂の
ドイツ文化会館での飲物に関するイベントに行って参りました。
(東京都港区赤坂7-5-56 tel.03-3584-3201)

 

「人と飲物、そして文化(The Art of Drinking)」というタイトルで
ドイツ及び、周辺の国の飲物が楽しめるドリンクマーケットが
ドイツ文化会館内はもちろん、入口にも設えてありびっくり。

 

 

blog_import_51535fad92f20

 

 

このドイツ文化会館の写真で、一団低くなっている部分に
たくさんのテーブルや椅子がセットされ、ビールやフランクフルト
のお店が出ていて、私がついた時にはもう人がいっぱいでした。

 

 

 

ドイツ文化会館のホスピタリティー

飲物に関しての基調講演やシンポジウム、歌やフラメンコなどの
パフォーマンスと盛りだくさんのプログラム。

 

しかも会場に入れない人のために、あらゆるところに椅子が用意され
会場での様子を映し出すTVと、同時通訳が聞けるスピーカーが
セットされていた心配りには驚くほどでした。

 

飲物やパフォーマンスの楽しさはもちろんのことでしたが
今回私は、ドイツ文化会館のこの心遣いに感動。

 

一年前にも映画(「フィンスターワールド」)を見に行きましたが
訪れる人を温かくもてなす心をドイツ文化会館ではいつも感じます。

 

 

 

フランチャコルタのスパークリングワイン

それでは早速、最初のワインの御紹介をしましょう。
このポスターの右下、イタリアが緑色で描かれていますが
そこに添えられている写真のワインを頂きました。

 

 

theartofdrinking

 

 

「コンタディ・カスタルディ(Contadi Castaldi)」という
ワイナリーの発泡酒。

 

イタリアのロンバルディア州、フランチャコルタ地区で
作られる発泡性ワインだけが「フランチャコルタ」と
名のることができるそうです。

 

今回、頂いたのは「フランチャコルタ ロゼ ヴィンテージ」。
瓶内で40カ月熟成をしただけあって、以前飲んだ安価な
スプマンテより、かなり穏やかなまろやかさを感じました。

 

この写真の一番左側の瓶です。

 

 

150528wine

 

 

 

シャンパーニュより厳しい醸造規定

瓶内二次発酵というのは、あの有名なシャンパーニュと同じですが
フランチャコルタの方がジャンパーニュより醸造規定は厳しいそう。

 

そのかいあって現在では上質なスパークリングワインの産地として
世界で知られるようになってきているようです。

 

基調講演が始まる前、そろそろあたりが暗くなり始めた時に
フランチャコルタのワインを持ってお庭でとった写真がこちら。

 

 

150528rosewine

 

 

もう一度、飲んでみたいほどのおいしいスパークリングワインでしたよ。

 

スポンサードリンク




おいしいインスタント・コーヒーの淹れ方 コーヒー消費量世界第4位 

「あぷりのお茶会」へようこそ!

 

150527rosenthalmateki

 

 

コーヒーが日本に入ってきたのは明治時代

現在の私達に欠かすことの出来ないコーヒーですが、コーヒーが
日本に入ってきた最初といいますと、江戸時代のオランダ商館。

 

本当の意味で日本人がコーヒーを飲むようになったのは
明治時代からということです。

 

明治時代から飲まれていながら、コーヒー豆の輸入の自由化
が始まったのが1960年ですので、結構遅い気もしますね。

 

ですが翌、1961年7月にはインスタント・コーヒーの自由化も
始まって、コーヒーは着実に日本人の生活に根づいていきました。

 

 

120517ta

 

 

 

現在、日本は世界第4位のコーヒー消費国

2013年の日本のコーヒー豆輸入量は前年の20%増の
45万トンと過去最高を記録しました。

 

ICO(国際コーヒー機関)の2014年7月の統計によりますと
日本のコーヒー消費量は世界第4位ということです。

 

ちなみに1位はアメリカ、
2位はコーヒー生産国であるブラジル、3位がドイツ。

 

これを一人当たりの消費量で見てみますと、日本は第14位と
かなり下になり、1位だったアメリカも13位。
となりますと一体、1位はどこの国なのでしょうか?

 

 

121015kokuren

 

 

 

1人あたりのコーヒー消費量では北欧が上位

1位は、なんとルクセンブルクです。
1人あたり年間、2780杯ものコーヒーを飲んでいる計算になります。
2780杯を365日で割っても凄い数字になりますね。

 

ただし、これはあくまでも消費量を国民の数で単純に割ったもので
実際はルクセンブルクに訪れる海外からの観光客がこの数字を
押し上げているようです。

 

2位はフィンランド、3位デンマーク、4位ノルウェー、
5位オーストリア、6位スイス、7位スウェーデン、8位がドイツ。
北欧が上位を占めていますね。(「AGF」

 

そしてアメリカが13位で、日本が14位ということになります。
私の中で、アメリカはコーヒーの大量消費国という
イメージがありましたが、そうでもないのですね。

 

 

120517mi

 

 

 

インスタントコーヒー → スティックコーヒーへ

現在ではコンビニでも淹れたてコーヒーを手軽に買うことが
できるようになりレギュラーコーヒが一層身近なものになっています。
2013年にコーヒー豆輸入量が最高となったのもこれが理由だったとか。

 

コンビニやファーストフード店で手軽にレギュラーコーヒーが
手に入れられるようになったためか、瓶入りのインスタント・コーヒー
は一時ほどの人気がなくなってしまったようです。

 

手軽というならばインスタント・コーヒーより手軽ともいえる
スティックコーヒーが現在、脚光を浴びているもよう。
私はスティックコーヒーはあまり好きではないのですけど。

 

 

130325seijouisiissukon

 

 

 

おいしいインスタント・コーヒーの淹れ方

ということで「がんばれインスタント・コーヒー」という意味を
込めまして、おいしいインスタント・コーヒーの淹れ方を
御紹介しましょうね。

 

といっても「淹れ方」などという大層なものではなく超簡単。
インスタント・コーヒーをカップに入れてお湯を注ぐ前に
「少量のお水で溶く」ということだけなのですから。

 

この方法を紹介したNHKの「ためしてガッテン」によりますと
最初に少量の水で溶く理由をこんなふうに説明しています。

 

「最初から熱湯を注ぐと、コーヒーの粉に含まれているデンプンが固まり
ダマのようになって粉っぽい味になってしまうから」ということ。

 

 

130507rosenthalmagicflute

 

 

 

「ためしてガッテン」流、おいしいコーヒーの淹れ方

ちなみに「ためしてガッテン」流の正確なレシピ(?)は以下の通り。
インスタント・コーヒーを飲む時は是非ためして下さいね。

 

コーヒー粉末  3g
お湯     150 ml
水練り用の水  3 ml

 

というのが一応のレシピですが、テキトーに淹れてもおいしかったよ。

 

スポンサードリンク




インスタント・コーヒーを発明したのは日本人だった?!

「あぷりのお茶会」へようこそ!

 

130504bach

 

 

インスタントココアより早い時期に出来ていた

前回、インスタントココアはアメリカで半世紀以上前にできていた
と書きましたが、インスタント・コーヒーはそのまた半世紀以上前
つまり今から1世紀ほど前にできていたようです。

 

場所はアメリカのシカゴではありますが、発明者は何と日本人だそう。
1903年、シカゴ在住の日本人化学者、加藤サトリが
インスタント・コーヒーの米国特許を取得しました。

 

ただし彼の名前、加藤サトリですが、加藤悟という字だったようですが
ローマ字表記では「Satri Kato」あるいは「Sartri Kato」ともあって
「サトリ」なのか「サルトリ」なのかはわからず、生没年も不明だとか。

 

 

121101ebisu

 

 

 

イギリス、ニュージーランドでも

加藤サトリがインスタント・コーヒーを発明する以前にも
同様の試みをする人は多かったようで、1771年にはイギリスで
水に溶けるインスタント・コーヒーが出来たという記録もあります。

 

しかし、このインスタント・コーヒーは、すぐに香りが悪くなって
しまうものだったようで、製品の貯蔵可能期間がきわめて短く
商品としては生き残ることができませんでした。

 

また1889年には、ニュージーランドのインパールカーギルでも
「ソリュブル・コーヒー・パウダー(可溶性のコーヒー粉末)」
の製法特許が取得されています。

 

この「ストロング・コーヒー」を開発したコーヒー・香辛料の販売業者
であったディビット・ストラングがインスタント・コーヒーを
最初に製品化した人と既述している記事もあります。

 

その後、1953年の南北戦争前に、アメリカ人の手により
粉末状にしたコーヒーを固めたものも作られていますが
これもイギリスのものと同様、保存に問題があったようです。

 

 

12.8.26.itariakan

 

 

 

最初はインスタント緑茶を研究

そこで加藤サトリの登場と相成りますが、彼は当初
緑茶のインスタントの研究をしていましたが、アメリカのコーヒー
輸入業者と焙煎業者がインスタント・コーヒー製造の依頼をします。

 

1901年4月17日、加藤サトリはアメリカの化学者の助けとともに
作り上げたインスタント・コーヒーの特許を出願。

 

Kato Coffee社は、その年ニューヨーク洲バッファローで開催された
パンアメリカン博覧会の製品館で、製品の無料サンプルを
「ソリュブル・コーヒー(溶けるコーヒー)」と名づけて配っています。

 

 

Kato_Coffee_Co.,_Souvenir,_p._1パンアメリカン博覧会で配られたKato Coffee
のパンフレット(「Wikipedia」

 

 

特許は取得したものの別の製品が登場

特許出願から2年後の1903年8月11日に
「コーヒー濃縮物およびその製造プロセス」により
加藤サトリのコーヒーは「特許番号735777号」を取得。

 

ですが、それにもかかわらず加藤サトリのインスタント・
コーヒーの製造が軌道に乗ることはありませんでした。

 

加藤サトリが特許を取得した3年後の1906年、ジョージ・コンスタント・
ルイス・ワシントン(George C.L. Washington——例の大統領とは
関係がありません)がインスタント・コーヒーの発明で特許を取得。

 

「Red E Coffee」という名で大量生産されて
第一次世界大戦で戦うアメリカ軍兵士に配給されました。

 

Wiki.には加藤サトリの特許との関係は「不明である」などど
既述してありますが、これってトンビに油揚げをさらわれた
ということなのでしょうか?

 

 

121101kurowasan

 

 

 

第二次世界大戦はスイスのネスレ社のコーヒー

戦争中の兵士には喜ばれていたものの、実はそれまでのインスタント・
コーヒーの味はそれほど素晴らしいものとはいえなかったようです。

 

それを改善をすべく、スイスのネスレ社で研究していたマックス
(Mortgenthaler)は1938年4月1日、新しいインスタント・コーヒー
「ネスカフェ」の発売に漕ぎつけます。

 

「ネスカフェ」とは、ネスレ社のカフェとまんまですが
この「ネスカフェ」が、今度は第二次世界大戦で戦う
アメリカ軍兵士に供給されることとなったのです。
(参照/「Wikipedia」「I NEED COFFEE」

 

スポンサードリンク