ハンドドリップコーヒーとアップルパイ「カフェ ラ・ボエム 麻布十番」

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

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「ラ・ボエーム」ではなく「ラ・ボエム」

久しぶりに会ったお友達と、これまた久しぶりの
「カフェ  ラ・ボエム」に行きました。

 

私は今までずっと「ラ・ボエーム(LA  BOHEME)」
だと思っていたのですが、カタカナ表記ですと
「ラ・ボエム」なのですね。

 

(「カフェ  ラ・ボエム」
 港区麻布十番2丁目-3-7
 グリーンコート麻布十番1Fと2F
 03-6400-3060  営業時間:11:30〜5:00
 年中無休)

 

営業時間が凄くて、なんと11時30分~5時00分まで。
午前の11時30分は、そろそろランチが始まる時間と
わかりますが、終わる時間が5時というのは驚き。

 

もちろん、夕方の5時ではありませんよ。
夕方の5時を通り越して、翌朝の5時ということ。
終電を乗り過ごしてしまっても大丈夫というお店です。

 

 

160927laboheme麻布十番パティオから見た「カフェ  ラ・ボエム」

 

 

 

年中無休で中休みもなし

それだけではなく、ランチが終了してから
ディナーまでの休憩時間がないことにも
今回、初めて気づきました。

 

そういえばいつ行っても開いていて、歩いている
時にぶらっと入ったことも度々ありましたし
考えてみますと閉まっていた記憶は皆無です。

 

となれば「カフェ  ラ・ボエム」が年中無休という
ことはとうに気づいていて良いはずなのに、今まで
わからなかったとは、本当に何も考えずに生きて
いるのだなぁと、我ながら驚いた次第。

 

 

agemotiyapatio「あげもち屋」

 

 

 

近くに「ドミニク・サブロン」があったことも

そんな健気な「カフェ  ラ・ボエム」が、いつ
麻布十番のパティオ前にできたのかといいますと
今から13年前の2003年の5月のこと。

 

すぐそばにある、現在は「伊太利屋」になっている
お店が、ほぼ2年毎に変わっていることは
御紹介しましたがそれと比べるとかなり長いですね。

 

「ドミニク・サブロン」→「あげもち屋」→「伊太利屋」
とお店が変遷してきた場所は、次の地図では(A)の場所。
今日、御紹介の「カフェ  ラ・ボエム」は
少し右の(I)になります。

 

 

azabu
A
が「ドミニク・サブロン」→「あげもち屋」→「伊太利屋」
 I が「カフェ  ラ・ボエム(CAFE  LA  BOHEME)」

 

 

お隣同士というわけではありませんが、かなり近い場所
ですので「ドミニク・サブロン マルシェ・エ・カフェ」
と「カフェ  ラ・ボエム」は、少々かぶって
しまったのでしょうか?

 

店内のインテリアも赤と黒を基調として
いるのも、両店舗とも同じでしたし。

 

とはいえ「ドミニク・サブロン」の方は
パンで有名なお店でもあり、それに併設
されているフランスのカフェです。

 

一方、「カフェ  ラ・ボエム」は早朝5時
まで開いているイタリア料理のお店です
から、個性は違っていますよね。

 

 

dominiquesaabron「ドミニク・サブロン」

 

 

 

グローバルダイニング

「ドミニク・サブロン」はフランスの会社ですが
「カフェ  ラ・ボエム」はイタリア料理のお店
ではありますが、経営しているのは日本の会社。

 

1973年10月に設立された有限会社、長谷川実業
が後に現在の 株式会社グローバルダイニング
(GLOBAL-DINING, INC.)となり
港区の南青山に本社を置いている会社です。

 

イタリアンに限らず、創作和食、エスニック、
チョコレートのお店と食に関する幅広いお店を展開し
イタリアンの「カフェ  ラ・ボエム」15店舗をはじめ
海外店舗3店を含めて55店舗を有しています。
              (2016年10月現在)

 

 

160608applepieハンドドリップコーヒーとアップルパイ「カフェ  ラ・ボエム」

 

 

 

モンスーンカフェも姉妹店

麻布十番パティオから2、3分といった場所に
エスニックレストランの「モンスーンカフェ」
というお店があるのですが、そちらも同じ
グローバルダイニングの経営のお店だそうです。

 

(「モンスーンカフェ 麻布十番」
 港区麻布十番1丁目7-5 フェスタ麻布 6F
 03-5775-6900)

 

「モンスーンカフェ 麻布十番」は、2001年12月に
できていますので、「カフェ  ラ・ボエム」より
少し先に麻布十番にデビューしたのですね。

 

 

coffee(写真/「カフェ  ラ・ボエム」)

 

 

 

いつのまにか、ハンドドリップコーヒーに

少し前は「カフェ  ラ・ボエム」にはかなり行って
いたのですが、最近はめっきり御無沙汰をしていて
今回は本当にしばらくぶりでした。

 

「カフェ  ラ・ボエム」に行く直前に、
東京ミッドタウンでランチをしていたので、
私はコーヒーにアップルパイで、お友達は
なんだったかなぁ……(ヒドイッ!
でもアップルパイは彼女と半分こしたよ)

 

すぐコーヒーが運ばれてきたのですが
なんと空のコーヒーカップです。

 

ウエイトレスがカップの上に、挽いたコーヒー
の入っている、ドリッパーを置いてから
おもむろにお湯を注ぎ始めました。

 

 

130213ebiテナガエビではありませんが……

 

 

「え〜っ!、前からそうでしたっけ?」
久しぶりに来て忘れてしまったのかと思って聞いて
みましたら、最近、変わったとのことでした。

 

お客さんである私たちは面白くて楽しいですけど
スタッフの方は大変ですね、と私が言うと
彼女はコーヒーを注ぎながら笑っていました。

 

最近のトレンドである「サードウェーブ・コーヒー」
の流れを汲み、上質な豆の中でも生産地や
処理方法が明確、かつブレンドされていない
「シングルオリジン」のコーヒー豆を使用し、

 

一杯ずつ真心を込めたハンドドリップの
「スペシャルコーヒー」の提供を
始めたということのようです。

 

一緒に頼んだアップルパイともども
とても美味しいコーヒーでした。

 

一時期メニューになかった私のお気に入りの
テナガエビのパスタが復活しているよう
ですので今度、試してみなければ。

 

 

160927laboheme昼間の「カフェ  ラ・ボエム」

 

 

 

「株式会社グローバルダイニング」

「カフェ  ラ・ボエム」を経営しているこの会社ですが
ここで働くのはちょっと面白そうですよ。

 

「民主主義」を企業経営に取り入れて、徹底した
情報公開により、働いている人は、知りたいと
思ったことは何でも知ることができるそうです。

 

決定事項への参加は、社長の1票も20代の店長の
1票も等価であり、昇級や昇格、異動も全て
自己申告制で、人が人を評価をすることがない、
つまり人事部が存在しない会社なのだとか。

 

私は会社というものについては、そもそも知識自体が
ないのですが、それでもサイトに書かれている
事柄にはちょっと驚きました。

 

 

cafelaboheme夜の「カフェ  ラ・ボエム

 

 

 

80歳まで応募が出来ます!

その上、応募要項を見てみますと、生年月日を記入する
ために選ぶ数字は「2001年〜1936年」まで出てきます。
1936年生まれといえば、現在80歳ですよ。

 

確かに個人差がありますので、年齢だけで仕事を制限
するのは、本来はおかしいことなのかもしれません。

 

グローバルダイニングの、応募要項の年齢に関する
ことだけでも、ひと味違った会社という感じがして
私が今、学生だったら是非、この会社でアルバイト
をしてみたいです(80歳までだったら今でも可!?)。

 

 

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多くの会社がそうなるといいですね

代表取締役、CEOは1950年生まれの 長谷川  耕造さん。
2012年には「カフェ  ラ・ボエム」の進化形「LB6」
を六本木にオープンしたということです。

 

確かに「カフェ  ラ・ボエム」はリーズナブルで嬉しい
のですが、その進化形ということは、「LB6」は
超高級なのかな?、と見てみましたら、そうでも
なさそうなので、こちらもいつか行ってみたいです。

 

たまたま昨日、「65歳以上の非正規労働者1万3千人、
一斉解雇を認める控訴審判決(採用時になかった
65歳定年制が突如導入されたために、雇い主である
日本郵便に雇用の継続等を求めていた裁判)」

 

などというツイッターを見ていたもので、グローバル
ダイニングのこの姿勢にはいたく感服した次第です。
これからも贔屓にしちゃうぞい!

 

 

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