「大豆」 デザイナーズフーズにも入っている大豆の国内自給率は6%

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30パーセント以上がたんぱく質

大豆といえば「畑の肉」といわれますが
この言葉が生まれたのはドイツだということです。
一方、大豆を「大地の黄金」というのはアメリカ。

 

様々な所でこのようにいわれるのは、大豆がアミノ酸バランス
のよい良質なタンパク質を多く含んだ食品だからです。
乾燥した大豆の状態の30パーセント以上がタンパク質ということ。

 

牛肉のサーロイン(約68パーセントは水分)のタンパク質の含有量は
約21パーセントですが、同じくらいの水分(約64パーセント)を
含んでいる茹でた大豆の場合のタンパク質含有量は約16パーセントです。

 

 

              乾燥「大豆」

 

 

大豆やイネ、トウモロコシ、ゴマ、ピーナッツにタンパク質、
炭水化物、脂質、水分がどの程度の割合で含まれているかを
比べてみたのが次のものです。

 

          タンパク質  炭水化物  脂質  水分
________________________________
ダイス(ゆで)       16,0     9,7      9,0    63,5(%)
イネ(生)          6,1     77,1      0,9    15,5
トウモロコシ(生)      3,6    16,8   1,7     77,1
ゴマ(むき)           19,3      18,8    54,9      4,1
ピーナッツ(乾燥)     25,4      18,8    47,5      6,0

           (田中修「クイズ 植物入門」講談社2005)

 

 

         上の乾燥大豆を水に戻したもの

 

 

 

吸収率もバツグン

人間の筋肉や内臓などの組織を作る成分であるタンパク質は、生命の
維持に欠かせない不可欠なものであり、三大栄養素の一つでもあります。
(三大栄養素=タンパク質、脂質、炭水化物)

 

たんぱく質の英語「プロテイン(Protein)」はギリシャ語の
「 Proteus)最も大事なものの意」からきています。

 

必須アミノ酸をバランスよく含んでいる良質なタンパク質の
代表的なものは肉や卵ですが、大豆は植物性食品でありながら
肉や卵にも負けないほどの良質なタンパク質を含んでいます。

 

また、摂取したタンパク質の消化吸収においても大豆はスグレモノ。
大豆のタンパク質の消化吸収率は、納豆で91パーセント、
お豆腐で95パーセントという高吸収率。

 

つまり大豆は、良質のタンパゥ室をたくさん含み
なおかつ高吸収率というわけです。

 

 

              ショウガ

 

 

 

これらの大豆の良質なタンパク質は、
・心臓病のリスクを低減させ、
・骨を丈夫にしたり、骨粗しょう症の予防、
・更年期障害を軽減させ、
・肥満予防効果があり、ダイエット効果を高める
というような働きをします。

 

 

アメリカ合衆国政府が発表した、ガンの予防に効果があると考えられる
食品「デザイナーズフーズ」の中にも大豆は含まれています。

 

アメリカ国立ガン研究所による「デザイナーズフーズ」とは
ニンニク、キャベツ、ショウガ、ニンジン、セロリ、甘草、
パースニップ、そして大豆の全部で8つです。
(「パースニップ」については次回)

 

 

              ニンジン

 

 

 

原産地は……

パースニップに思わぬ道草をしてしまいましたが
パースニップとともにガン予防に効果がある食品ベスト8に選ばれた大豆
ですが、原産地についてははっきりしたことはわかっていないようです。

 

昔は満州、シベリア説が有力だったといいますが
次第に中国河南説も多く出てきているとか。
一般的には紀元前2000年以前から、中国のかなり広い範囲で栽培されて
いてその後、朝鮮半島や東南アジアに広まっていったといわれています。

 

 

             大豆の新芽

 

 

 

日本へは弥生時代に

日本へは、弥生時代に水稲とともに入ってきたとも
あるいはそれより少し遅れて入ったともいわれていてます。

 

縄文遺跡には、ツルマメ、リョクトウなどの小さな豆は
出土していますが、大豆のような大きな豆の出土はないそうです。

 

奈良時代に中国との交流が盛んになってからは、仏教とともに味噌、
醤油などの大豆の加工品が、その加工方法とともに伝わってきました。

 

「古事記」にも「豆」という文字が記されているそうですが、
当時は大豆は貴重なもので、一般庶民には普及していませんでした。

 

 

     大豆の「実」、左下にあるのは小さなピンク色の花

 

 

 

鎌倉時代から栽培が広がる

日本で大豆を栽培するようになったのは鎌倉時代以降で、大豆の栽培が
広まるに従い加工秘術もまた発達し、味噌、醤油、納豆、豆腐、きな粉、
おから、湯葉等、大豆の加工品が作られるようになってゆきました。

 

大豆はまた、侍や農民たちの戦(いくさ)時の
保存食としても大切なものでもありました。

 

大豆を少々早めに収穫して、エダマメとして食べるようになったのも
いつの頃からかわからないそうですが、江戸時代には夏になると
エダマメ売りの姿を町で見ることができたということです。

 

陰暦の9月13日を「豆名月」と呼んで
エダマメを供える習慣もありましたしね。

 

 

           「黒豆」も大豆の仲間

 

 

 

「大いなる豆」

大豆には粒の大きさ以外に色の違うたくさんの種類があります。
黄色、白色、緑色などで、おせち料理に黒豆も大豆の仲間「黒大豆」。

 

大粒種は、煮豆などのようにそのまま調理するものに使われ、
中粒種は、豆腐、味噌、醤油などの加工品に多く使われ、
小粒種は、主に納豆になるようです。

 

また「大豆(だいず)」という名前の由来は
「大いなる」豆、立派な豆というところからきているそうです。

 

 

 

 

 

下がり続ける食料自給率

こんなにも古くから日本人の生活に深く浸透して、なくてはならない
存在の大豆ですが、自給率はかなり低いのが現状です。

 

農林水産省によりますと2013(平成25)年の大豆自給率は6パーセント。
サラダ油などの原理ょとなる油糧用を除いて、食用品に限ると
21パーセントということですが、これでもかなり低いですよね。

 

また大豆に限ったことではなく、日本の食料自給率を
見てみますと、こちらも絶望的ともいいたい低さです。

 

ちょっと古いのですが、農林水産省の1997(平成9)年の白書から。
1960年以降の穀物自給率は、1961年が76パーセントでしたが
1992年では、29パーセントと急激に下落しています。

 

 

           グラフ(「エダマメの豆知識」

 

 

1996年に発表した「fao(国連食糧農業機関)」
の資料で、1988〜1990年の穀物自給率は、

 

先進国平均で108パーセント、
開発途上国平均が92パーセントであるのに対して
日本は26パーセントとなっています。

 

fao加盟国、126カ国の中で113番目という低さ。
日本より低い国は、砂漠、赤道直下の熱帯雨林や北極圏などの国々。

 

 

 

 

ヨーロッパは特に、近年国内生産力の向上に国内生産力の向上に
努めて実績を上げているそうですが、それと対照的なのが日本です。
ちょっと想像を絶する低さに驚きました。

 

2013年の大豆生産量は国内では
1位 北海道、2位 佐賀県、3位 滋賀県、

 

世界では
1位 アメリカ、2位 ブラジル、3位 アルゼンチン
ということです。

 

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シナモン 「シナモンロール(成城石井)」と「八つ橋(匠、宇治彩菓)」

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151115sinamonroru

 

 

世界3大スパイスの一つ

「コショウ」「クローブ」とともに世界の3大スパイスとして
有名な「シナモン」は「世界最古のスパイス」ともいわれています。
紀元前4000年頃にはミイラ作りにも使われてたそうですよ。

 

シナモンは、高さが10メートルにもなるクスノキ科の常緑高木で
淡い褐色の厚い樹皮が、お互いに内側に巻いた形態をしています。
樹皮の裏側がシナモンの香りがする部分で、木自体は匂いがしません。

 

この樹皮を剥いで乾燥させてたものがシナモンスティック、
フランス語では「カネール(cannelle)」。
こんなによい香りなのに、アリや虫は嫌いなんですって。

 

 

     セイロンシナモン 後ろがスティック、前がパウダー

 

 

熱帯地方が原産地と推測されているシナモンは、一年中花を咲かせる木。
葉脈の形が面白いこともあって、観葉植物として楽しむ人もいます。
日本名は「桂皮」「肉桂」です。

 

 

 

セイロンシナモン

「シナモン」の英語表記は「Cinnamon」で
学名は「Cinnamomum zeylanicum 」。
「zeylanicum」とは「スリランカの」を意味する言葉。

 

英語の「cinnamon」は、ギリシャ語の「kinnamon」が
語源といわれ、このギリシャ語はヘブル語の「qinnamon」
からきているといわれています。

 

インドネシア原産の「Cinnamomum zeylanicum 」を
オランダ人が18世紀にスリランカで栽培したため
「セイロンシナモン」とも呼ばれます。

 

 

              シナモンの木

 

 

 

カシア

普通、シナモンといえば「セイロンシナモン」を指しますが
中国南部やベトナム、アフリカでとれる「カシア」もあります。

 

「セイロンシナモン」は上品で甘い繊細な香り、
一方「カシア」は、濃厚で辛味が強いのが特徴。

 

両者は共に、はがした樹皮を丸めて乾燥させたものですが
「セイロンシナモン」より「カシア」の方が少々肉厚です。

 

「セイロンシナモン」や「カシア」以外では
インドでとれる「シナモン・タマラ」、
中国の「「シナニッケイ」や「ニッキ」があります。

 

 

       シナモンスティック 少し肉厚の「カシア」

 

 

 

偽装「セイロンシナモン」?

「セイロンシナモン」には「オイゲノール」という成分が含まれていて
「セイロンシナモン」独特のマイルドな香りを生み出しています。

 

ところが最近の日本では、「シナニッケイ」が
「セイロンシナモン」として売られていることもあるのだとか。

 

安さや供給の安定ばかりを望むことで、ホンモノがすり替わってしまう。
少し前の記事の杏仁豆腐の元となる「杏仁霜(あんにんそう)」
そうでしたが、消費者の姿勢が問われているようです。

 

 

         アラボンヌー「ゼリー杏仁」

 

 

 

シルクロードやスパイスロードを渡って

中国やタイ、インドネシア、セイロンと、東洋のシナモンは陸路のシルク
ロードや、「香料の道(スパイスロード)」、またインド洋やアラビア
海、紅海を経る海上ルート等で地中海沿岸地方へと運ばれました。

 

シナモンの産地を明かさなかったり、あるいは神秘的な付加価値を
つけたりすることにより、価格を上げていたともいわれるほど
シナモンは遠い異国の神秘的なスパイスだったよう。

 

こうして長い旅を経たシナモンは、紀元前6世紀ごろ書かれた
旧約聖書の『エセキエル書』や、古代ギリシアの詩人だった
サッポーの書いた詩にも登場することになります。

 

 

              スターアニス

 

 

 

フェニックスもミイラも、権力者も

エジプト神話のなかで不死鳥として知られるフェニックスは
死期が近づくと、シナモンの小枝を集めて火をともし自らの身を焼き
その灰の中から復活するという、永遠の時を生きるとされる火の鳥。

 

そして永遠の時を生きるミイラもまたシナモンによって作られます。
クミンやアニス、マジョラムなどで作られていたミイラは、紀元前
4000年頃からは、シナモンやクローブで作ることが主流になりました。

 

ミイラ作りにおいては、殺菌作用や防腐作用を期待されていたシナモン
ですが、その芳香は当時のエジプトの権力者たちの日々の生活や、
聖なる儀式に欠かせないものとなり、重要な位置を占めてゆきます。

 

またシナモンは愛情を表すためのプレゼントでもありました。
ローマ帝国第2代皇帝のネロは、妻が亡くなった際に1年分もの
大量のシナモンを焚くことで愛情を表したともいわれています。

 

 

 

 

 

日本に伝わったのは奈良時代

一方、中国でシナモンが初めて登場するのは後漢時代(25〜220年)。
薬学書である『神農本草経』にシナモンは、「牡桂」や「菌桂」という
名前で記載されおり、漢方薬として扱われていたことがわかります。

 

日本にも聖武天皇の時代(724〜749年)には中国から伝わっていた
ようで、コショウやクローブ、香木などと一緒に中国産のシナモンが
正倉院に「桂心」という名の生薬として現在でも保存されています。

 

奈良時代に日本に入ってきてはいましたが、当時「桂心」と
呼ばれていたシナモンは天皇や貴族たちのもので、一般庶民に
親しまれるようになったのは江戸時代になってからのこと。

 

「シナニッケイ」という品種の樹木が、江戸時代の享保年間に日本に
伝り栽培が始まったため、一般庶民にも浸透するようになりました。

 

 

              香木「伽羅」

 

 

 

八つ橋やお屠蘇にも

日本で栽培されていくうちに、シナモンは「日本肉桂」や
「ニッキ」と呼ばれるようになっていきます。

 

シナモンは普通、樹皮を利用するものですが、ニッキは根の
部分を乾燥させて作るため、シナモンより一層スパイシー。
これを利用したものが、京都の有名なお菓子「八つ橋」です。

 

ニッキの油を生地に加えて、おせんべいのように
焼いたもので、江戸時代から作られていました。
焼かないものの方は「生八ツ橋」と呼ばれています。

 

またお正月に頂くお屠蘇にも、シナモンは入っています。
三国時代の中国で医師により作られたという
お屠蘇は、病を防ぐ飲み物とされていました。

 

 


      ニッキ油を使った「生八ツ橋」(匠、宇治彩菓)

 

 

 

煮込み料理やお菓子に

シナモンの香りの主成分は「桂皮アルデヒド」です。
「桂皮アルデヒド」とは、「シンナムアルデヒド (cinnamaldehyde)
示性式 C6H5CH=CH?CHO 」という芳香族アルデヒドの一種。

 

この桂皮アルデヒドは、40度前後で香りが最もよく
発散するといわれ、さまざまなお料理に使われています。
もちろん、カレーにもシナモンは欠かせない香辛料ですね。

 

煮込み料理にローレル(月桂樹)の葉っぱを入れることがありますが
インドでは、シナモンの葉を同様に煮込み料理に使うことから
シナモンの葉を「インディアンベイリーフ」とも呼ぶそう。

 

シナモンはお砂糖との相性も抜群なため、パンやクッキーにジャム、
特にアップルパイやシナモンロールなどはシナモンの独擅場。
グラニュー糖とあわせるシナモンシュガーも、トーストやヨーグルト、
アイスクリームなどで大活躍すること間違いなしです。

 

 

 

 

 

薬効

漢方の「桂皮(ケイヒ)」は、体を温める作用、発汗作用、
健胃作用をもつとされ、多くの方剤に処方されていますので
シナモンもその働きに近い効果があるといわれます。

 

血行促進
冷え性の改善も期待でき、むくみの予防にもなります。

 

風邪の症状の緩和
粘液の排出を促進してくれるので、風邪の症状が
和らぐだけではなく、悪寒や暑熱にも良いそう。

 

消化促進作用
食後に飲むと胃腸を守ってくれます。

 

血糖値を下げる
毛細血管の修復を促し、心筋梗塞の予防にも。

 

神経の痛みを除去
手が痺れるなどの軽い神経の痛み、筋肉痛などに効果があり、
精神面での不安を取り除きリラックスされてくれます。

 

 

        「シナモン」のスティックとパウダー

 

 

 

手軽に作れるシナモンレシピ

シナモンをお料理に使うだけではなく、もっと手軽に
いつもシナモンを摂りたいという方へのお手軽レシピを。

 

さっと焼いた食パンに、ココナッツオイルとシナモンシュガー
(お砂糖にシナモンパウダーを混ぜたもの)+塩
を乗せて焼くだけのシナモントースト。

 

シナモンをもっとも簡単に摂ることができるのは飲み物でしょうか。
カプチーノコーヒーに添えるものはいうまでもありませんが
ココアなどにシナモンを入れたり、

 

クエン酸にハチミツを加えてレモネードのようにしたものに
シナモンを加えるなどなど、色々なドリンクにシナモンを
試してみるのも楽しそうです。

 

 

       シナモンロール「成城石井」麻布十番店

 

 

 

使用に際しての注意点

ただし注意も必要で、シナモンはクマリンを含むため
過剰摂取をすると肝障害を起こすこともあります。
1日に3グラムまでを目安にするとよいよう。

 

シナモンパウダー1振りは0,1グラム、と聞くと全然、平気と思いますが
シナモンロール1つは2,5グラムですので、やっぱり注意が必要かも。

 

「チャイナシナモン」より「セイロンシナモン」の方が
肝臓にかかる負担が少ないといいますので、いつも摂りたい方は
「セイロンシナモン」を選ぶ方がよいようです。

 

もう一点、シナモンには子宮収縮作用があり、子宮出血や流産の危険性
もありドイツ連邦リスクアセスメント研究所ではシナモンに含まれる
シンナムアルデヒドが胎児に悪影響を及ぼすと注意を促しています。
妊娠中の方は避けてくださいね。

 

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エッセンシャルオイルの7つ分類

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

 

 

エッセンシャルオイルのさまざまな香り

エッセンシャルオイル(精油)には、さまざまな香りが
ありますが、それらの特徴を大まかにまとめてみると
7つに分類することができます。

 

前回、御紹介をした2つの石鹸「タスマニア
ラベンダー」と「ブラックボーイローズ」は
お花の香りを使用したものでした。

 

このラベンダーオイルやローズオイルは
フローラル系と呼びます。

 

フローラル系以外では、シトラス系、ハーブ系、
ウッディ系、スパイス系、樹脂系、エキゾチック系
があります。

 

 


左が「ブラックボーイローズ」、右が「タスマニアラベンダー」

 

 

 

1 フローラル系

この精油は、多くは花から抽出された
もので、甘く優しい香りが特徴です。
精油といえばまず思い浮かべるのはこ
のフローラル系かもしれませんね。

 

エレガントで華やかな香りは、不安を和らげたり、
気持ちを落ち着ける働きをもっていますので、
ストレスなどでイライラが嵩じた時や、ちょっと落ち
込んでいる時、華やかさを感じたい時にも最適です。

 

ラベンダー、ローズ(ローズオットー/
ローズアブソリュート)、ジャスミン、ミモザ、
カモミール、ネロリ、パルマローザ、
イモーテルなどがフローラル系の精油です。

 

 

 

 

 

2 柑橘系(シトラス系

柑橘類の精油は、爽やかさで親しみやすく
ちょっと美味しそうな香りがします。
甘さとともに、柑橘類の酸味も含んで
いて誰にも好まれる香りです。

 

元気になったり、楽観的な気分にさせてくれたり。
胃腸の調子を整えるものも多いそうです。

 

そういえばグレープフルーツのエッセンシャルオイル
は、ダイエットにもいい、などと言われていましたね。

 

オレンジ、グレープフルーツ、レモン、ライム、
レモングラス、ユズ、シトロネラ、ベルガモット、
マンダリン、レモンバーム(メリッサ)、

 

ユーカリ・シトリオドラ(ユーカリ・レモン)、
バーベナなどがそうです。

 

 

グレープフルーツ

 

 

 

3 ハーブ系

植物のタネや、葉っぱ、花から抽出する精油。
爽快感とともにほろ苦さも感じる香りです。
気分をすっきりさせてくれたり
リラックスさせてくれます。

 

古くから民間薬としても使われ、またお料理
などに使うハーブと重なるものもありますね。

 

アンゼリカ、オリガナム、キャロットシード、
クラリセージ、ゲットウ、スイートマジョラム、
スパイクナード、スペアミント、セージ、セロリ、
タイム、タラゴン、バジル、パセリ、ヒソップ、
フェンネル、ペパーミント、マジョラム、マヌカ、
メリッサ、サロウ、ローズマリーなどです。

 

 

メリッサ

 

 

 

4 ウッディ系(樹木系、グリーン系)

樹木の皮や枝、葉などから抽出されたもので
森林を感じさせてくれる香りです。

 

すがすがしく深い落ち着きを感じさせてくれるので
ストレス解消やリラックスしたい時におすすめ。

 

カユプテ、クロモジ、サイプレス、シダーウッド、
ジェニバーベリー、ティートゥリー、ニアウリ、
パインニードル、パーチ、ヒノキ、プチグレン、
ユーカリ、ローズウッドなどがウッディ系。

 

 

 

 

 

5 スパイス系

こちらも、お料理でお馴染みでもあるスパイスの香り
ですが、お料理のものよりは少し柔らかい感じの香り。

 

スパイス類のタネから抽出する精油で、独特な
雰囲気を持ち、印象に強く残る香りでもあります。

 

体を温める作用もあるといいます。
刺激、活性化に優れ、ポジティブな気持ちに
させてくれますが、刺激が強いので
使い方には注意も必要な精油です。

 

カルダモン、クローブ、クミン、コショウ、
コリアンダー、シナモン、ジンジャー、
スイートフェンネル、ナツメグ、ブラックペッパー、
ローレルなどです。

 

 

ジンジャー

 

 

 

6 樹脂系(レジン系

樹木からにじみ出た樹脂から
抽出した、濃厚で甘い香りの精油。
香りが長続きをするのも特徴。
粘度の高い精油が多いです。

 

樹脂系の精油には個性的な香りのものも多く
みられ、気持ちを落ち着けてくれる作用もあるため
儀式などに用いられることもある精油です。

 

カンファー、フランキンセンス(乳香)、
ベイゾイン(安息香)、ミルラ(マー、没薬)など。

 

 

イランイランの花

 

 

 

7 オリエンタル系(エキゾチック系)

東南アジアや中東の植物から抽出された
エキゾチックで濃厚で甘い香りの精油です。

 

とても個性的でもありますが、それはまたクセがある
とも表現できる香りで、官能的な雰囲気を持ちます。

 

イランイラン、サンダルウッド、パルマローザ、
バチュリ、ペチバー、ロータスなど。

 

 

ハス

 

 

 

エッセンシャルオイルをブレンドする時

主なものだけでも100種類近くあるという、エッセン
シャルオイルですが、これらをブレンドする時には
先ほど分類したエッセンシャルオイル同士ですと
香りの印象が似ているために違和感がなく調和します。

 

また同じ分類のものだけではなく、それぞれの
両隣に位置するエッセンシャルオイルも
相性が良い組み合わせとなりますので、いろいろ
試してみるのもおもしろいかもしれません。

 

そして、あなただけの香りを作るという
ちょっと贅沢で高度な香りの遊びも楽しいですね。

 

 

          フローラル系
      ↑ ↓         ↑ ↓
   エキゾチック系        柑橘系
   ↑ ↓            ↑ ↓

   樹脂系           ハーブ系
     ↑ ↓          ↑ ↓

     スパイス系  ←  ウッディ系
            →

 

 

 

注意点 !

ただ、とても奥深くお洒落なエッセンシャルオイル
のブレンドではありますが、注意しなくては
いけないこともあります。
それは以下の2点です。

 

1 妊娠初期の方は、エッセンシャルオイルの使用は
 避けた方が良いといわれています。

 

2 低血圧の人はエッセンシャルオイルの使用で
 疲労を感じてしまうこともあるそうですので
 注意しながら試してみる方がいいかもしれませんね。

 

 

 

 

 

ノート

香りの説明にはよく「ノート」という言葉が
出てきますが、これは香りが立ち上がって
から香る速度を表しています。

 

早いものをトップノート(Top note)、
中程度のものをミドルノート(Middle note)、
遅いものをベースノート(Base note)と呼びます。

 

香りは、揮発性が高いエッセンシャルオイルほど
立ち上がりのスピードが早くなります。

 

ですからトップ、ミドル、ベースを上手に
組み合わせることによって、より奥深く
厚みのある香りを作り出すことができます。

 

 

 

 

 

ノート別 代表的なエッセンシャルオイル

トップノート(Top note)

揮発性が高いため、最初にすぐ香るが
長続きしないタイプです。
30分から2時間程度。

 

レモンなどの柑橘系や、ペパーミントなどの
メントール系はトップノートです。

 

オレンジ、カユプテ、グレープフルーツ、コリアンダー、
シトロネラ、ジンジャー、スペアミント、タンジェリン、
ティートゥリー、ナツメグ、ニアウリ、パルマローザ、
バジルペパーミント、ベイ、ベルガモット、マンダリン、
メイチャン、ライム、ラベンダー、レモン、レモングラス、
レモンバーベナ、レモンユーカリ、ユーカリなど。

 

 

 

 

 

ミドルノート(Middle note)

中程度の揮発性をもち、トップノートに
続いて香る、いわば香りのメインをなすものです。
2時間〜6時間。

 

ジャスミン、イランイランなどのフローラル系は
ミドルノートに分類されるものが多いです。

 

イランイラン、カモミール・ジャーマン、カモミール、
ローマン、クラリセージ、サイプレス、ネロリ、
ジャスミン、ジンジャー、ジェニバー、ゼラニウム、
ティートゥリー、パイン、フェンネル、プチグレン、
ブラックペッパー、マージョラム、マートル、メリッサ、
ラベンダー、ローズウッド、ローズオットー、
ローズマリー、ローズゼラニウムなど。

 

 

 

 

 

ベースノート(Basa note)

最も揮発性が遅いもので、他の香りが
消えた後も、ほのかに香るもの。
6時間〜数日程度。

 

樹木や樹脂系の香りの多くは
ベースノートに分類されます。

 

クローブ、サンダルウッド、シダーウッド、
シナモン、バチェリ、フランキンセンス、
ペチバー、ベイゾイン、ミルラなど。

 

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