お月見は3回ある? 10月10日のお月見「とうかんや」

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151030tokyotowermoon            東京タワーと満月

 

 

「十五夜」

お月見といえば、旧暦8月15日のお月様が有名ですね。
今年の旧暦の8月15日は、9月27日の日曜日でした。

 

「月々に 月見る月は多けれど
      月見る月は この月の月」

 

と詠み人知らずの歌にもある通り、空気が澄んで
月が一番美しく見えるのがこの季節。

 

「芋名月」という別名もある十五夜ですが
日本では稲作よりも前にサトイモが作られて
いたそうで、収穫に感謝するという意味から
十五夜にはサトイモをお供えします。

 

「芋名月」とも呼ばれる「8月15日」
だけではなく、「9月13日」と「10月10日」
とお月見は全部で3回あります。

 

 

140915satumaimotakikomigohan

 

 

 

「中秋」と「仲秋」の違い

十五夜のお月様には「中秋の名月」と
「仲秋の名月」の二通りの書き方がありますが
この二つ、同じような意味ですがちょっと違います。

 

「中秋」とは、秋の真ん中の日の意味ですので
8月15日がちょうど真ん中ですよね。

 

一方「仲秋」の方ですが、旧暦では春夏秋冬を
1月2月3月ー春 4月5月6月ー夏
7月8月9月ー秋
 10月11月12月ー冬
としています。

 

そして、3カ月間の秋も月毎に名前があり
7月は「初秋」、8月は「仲秋」、
9月は「晩秋」と呼び分けていました。
ここから八月十五夜を「仲秋の名月」というのです。

 

 

121127tukidon2三年前、2012年の11月の満月
左の方には、今はない赤坂プリンスホテルが見えます

 

 

 

2つめのお月見は「十三夜」

八月十五夜の次の満月の直前の、十三夜のお月見のこと。
十三夜には栗や枝豆を供えることから
「栗名月」や「豆名月」ともいわれます。

 

十三夜という、まん丸ではないお月様の形が
栗や豆を連想させるからという意味もあるよう。

 

十五夜と十三夜の、片方のお月見しかしないことを
「片見月」あるいは「片月見」といい、よくないことと
されているようですので、両方見ましょうね。

 

 

お団子の上に栗がのっている赤坂「青野」の『ごま名月』

 

 

 

3つめが「十日夜」

十三夜の次の月齢十日の月が「十日夜の月」。
「十日夜」と書いて「とおかんや」と読みます。

 

今年の旧暦10月10日は、今週の土曜日、11月21日
ですが、「十日夜」はお月様を見るというよりも
収穫に感謝をするという意味合いが強いよう。

 

地域によって日は異なるようですが
それぞれの地で収穫の行事が行われるそうです。

 

 

juuoya1309193701赤坂サカスと満月

 

 

 

「十三夜」と「十日夜」は日本独自の行事

こんなにも有名な十五夜のお月見
ではありますが、お月見のルーツの
詳しいことはわかっていないといいます。

 

中国の各地では、お月見の日にサトイモを
食べることから、もとはサトイモの収穫祭
だったのではないかといわれています。

 

その風習が奈良時代から平安時代に
日本に伝わりました。

 

十五夜は、「中秋の名月」「芋名月」といわれますが
十三夜は、「後の月」「栗名月」「豆名月」、そして
十日夜の月は、「三の月」と美しい名で呼ばれます。

 

先ほど十五夜は中国から伝わったということでしたが
十三夜や十日夜は、日本独自のものだそうです。
今年の「三の月」は見ることができるでしょうか?

 

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「茜さす」は「紫」の枕詞 夜明けの空

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140626yoakemurasaki

 

 

「臙脂色系」→「朱色系」

前回、赤坂という地名のもととなった
「紀国坂(茜坂)」からアカネのお話を
していて、ふっと思ったことがありました。

 

それは「茜色」という言葉が
示す色に関してのことです。

 

万葉の昔、朝日の出る頃の空の印象を
人は「茜さす」と表現
しました。

 

本来の「茜色」とは、小豆の
皮のような色を指したそうです。

 

現在の私達は、むしろ夕焼けのような
朱色系を「茜色」だと思っていますが
(いない?)昔は臙脂色系だったと
知って納得という感じがしたのです。

 

 

151030sora現在の朱色系の「茜色」のイメージ

 

 

 

「あかねさす」は「紫」の枕詞

「あかねさす 紫野行き標野行き
     野守は見ずや 君が袖振る」

 

額田王(ぬかたのおおきみ)が
詠んだ万葉集の有名な歌ですね。

 

意味は、紫草の生えている野で、私に袖を
振っている姿を、野守にみられてしまい
ますよ、というような感じの歌。

 

「あかねさす」は「紫」にかかる枕詞です。
(「紫」だけではなく、「日」「昼」
「君」の枕詞でもあります)

 

「紫野」とは、紫の染料を取る紫草が
生育している場所で、宮廷の直轄地と
して保護されていました。

 

そこで、5月の節句の年中行事として「薬狩
(くすりがり)」が行われ、その後の宴会
の席で披露されたのがこの歌なのです。

 

 

akasakaaonotuyukusa

 

 

 

臙脂色系ならば、納得!

「あかねさす」が「紫」の枕詞で
あることが、私自身はちょっと腑に
落ちないという気がしていました。

 

まあ、私が腑に落ちても落ちなく
ても、これは決まり事なのですが。

 

ただ「茜色」が本来表していた色
が、小豆の皮のような臙脂色系
だったら納得です。

 

 

上ー玄米
下の左ー小豆 右ーハトムギ

 

 

1 「あかねさす」→「
2 「あかねさす」→「

 

「あかね」と「紫」につけた色が
正確か否かは置いておいて、私には
2の流れより、1の色の移り変わり
の方が自然に感じられるからです。

 

 

 

実際の空の色は?

冒頭の写真をもう一度、御覧いただきましょう。
これは朝日が昇る少し前の
夜があけかかっている空の色。

 

 

140626yoakemurasaki
このあと空の色は、こんなふうに変化をしました。

 

140816akegata

 

 

あるいは、別の日でしたが
こういう感じの色になることもありました。

 

akasakayoake

 

 

 

昼は「青空」、朝は「紫」?

夜明けの色は本当に様々で、必ずしも
毎日同じではありませんが、いずれに
せよ太陽が昇る日は、臙脂色から紫へ
と移る日が多いように思えます。

 

そしてその後、空の色は
青系になって行くのです。

 

 

140806Biz

 

 

現代人よりはるかに長い時間、空を眺めて
いたであろう人々は、枕詞のみならず多く
のことを、自然から写したように思えます。

 

とはいいましても以上のことは、あくま
でも私個人の勝手な感想に過ぎません。

 

「あかねさす」という枕詞が「紫」
にかかる、ということについての
本当のところは私は何も知りません。

 

ですが、太陽が出る前の空を愛おしく
眺めていると、なんとなくそんな気も
してくるのです。

 

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ブーナちゃんと一緒に! ホワイトサカス2014ー2015「TOYOTOWN」

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141126howaitosacas

 

 

「ホワイトサカス 2014−2015」

今年もホワイトサカスの季節がやって参りました!
今年は、去年と同じ「TOYOTOWN」。

 

というわけかどうかわかりませんが
去年のイルミネーションと、ほぼ同じです。

 

などといっているうちに、ブーナちゃんが
TBSの玄関からイルミネーションのある場所
に向かっているようですよ。

 

 

141126buna小走りで移動するブーナちゃん

 

 

 

お待たせ〜! 

ブーナちゃん、到着しました。
皆さん、お待たせ!

 

 

141126tbsboobatyanお待たせ〜! ブーナです!

 

 

ブーナちゃんがいる囲いの中では、このあと
TBSの天気予報の収録があるもよう。

 

 

141126ybsboonaお仕事の打ち合わせをするブーナちゃん

 

 

ブーナちゃん、なにやら
打ち合わせをしていますね。

 

本番までは、まだ少し時間があるようで
ブーナちゃんは、まわりにいた人
に御挨拶をしています。

 

こんな可愛い女の子と
熱い抱擁(?)を交わしたりして。

 

 

141126bunatyanブーナちゃんと女の子の頭の大きさが違いすぎる!

 

 

 

今年のイルミネーションのポイント

おや、ブーナちゃんが上を見上げていますね。

 

 

141126tbsbunaブーナちゃん、何を見ているの?

 

 

先ほど、イルミネーションは去年とほぼ同じ
と言いましたが、実はちょっと違う所もあります。

 

この写真は去年のホワイトサカス。
「ホワイトサカス  2013ー2014」

howaitosakasu2014pinku

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらが今年のイルミネーション。
「ホワイトサカス  2014ー2015」141126howaitosacas

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ねっ、わかった?
「木があるって」?、違う違う!

 

今年の「TOYOTOWN」のイルミネーションは
通路だけではなく、上の方にもあるの。
こんなふうにね。

 

 

141126whitesacas

 

 

次の写真は、2年前のホワイトサカス
ですが、この年は下にはイルミネーション
はなくて、上の方がいっぱいでした。
でもこの時は、色がカラフルではなかったかな。

 

 

121209sakasu

 

 

 

今年のイルミネーションの写真は……

とこんなふうに見ると、今年の
「TOYOTOWN」は随分きれいですね。

 

でも、ここに載せた今年のホワイトサカスの
写真はちょっと、けがの功名(?)かな。

 

この写真を撮ったのは木曜日、
26日で雨が降っていた日でした。

 

雨に濡れた地面が、まるで鏡のようになって
イルミネーションを2倍にしてくれている
わけなのです。

 

 

141126howaitosacas

 

 

雨でしたので、残念ながら
スケートリンクもお休みです。
スケートリンクのまわりも
去年よりきれいみたい……。

 

 

141126akasakasakasusuketorinku

 

 

ブーナちゃんが写っている写真は
お天気がよかったの日のものです。
あれ、ブーナちゃんスケートしているの?

 

 

141127howaitosakasubunaアイススケートのポーズのブーナちゃん

 

 

 

「音と光のパフォーマンス」は12月5日から

そうそう、ここでは12月5日から、
「星空(STAR)とスケートの氷の世界を
イメージしたイルミネーション」
という、音と光のパフォーマンスが始まるそうですよ。

 

 

「赤坂サカス 音 × テラス
2014〜2015」というのだとか。

 

 

いつものカフェも、イルミネーションの
おかげでより一層、素敵に見えたりして。

 

 

141126akasakasacascafeAoyama Flower Market TEA HOUSE

 

 

お茶でも頂きたくなってしまいますね。

 

でも私は、ブーナちゃんのお天気予報が
始まる前にお家に帰らなくちゃ。

 

ブーナちゃん、今日はホワイトサカスのこと
いろいろ教えてくれてありがと〜!

 

(今日は「あぷりのお茶会」
始まって以来の写真の多さです。
去年書いた「ブーナちゃんの秘密」がウソみたい
なブーナちゃんの可愛さにひかされてね)

 

 

141126tbsboonaブーナちゃんのアンヨを見て!、アンヨ!!

 

 

明日は、赤坂駅のホームから赤坂サカスへ
行くまで(「『赤坂サカス』への行き方」
を写真付きで載せますね。

 

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