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イギリスのチーズ
これは、チーズに見えるでしょうか?
「ウィンザーレッド」という名前の
イギリスのチェダーチーズです。
イギリスの「ロング・クローソン・デイリー社」
の製品です。
「ロング・クローソン・デイリー社」
は1911年、12軒の酪農家たちが
集まって作った老舗メーカーです。
数々のチーズショーでの受賞歴がありますが
最近では2009年、2010年と2年連続で
インターナショナルチーズショーと、ナショナル
・チーズ・ショーのそれぞれ「金賞」を受賞。
「ロング・クローソン・デイリー社」は
イギリスのロイヤルファミリーにも
愛されているそうですよ。
この写真はチャールズ夫妻(2度目の妻の方、
と書かんでもわかるね)が、ブルースティルトン
の熟成庫で、チーズの熟成成具合を
確かめている写真です。
赤い色はポルト酒の色
「ウィンザーレッド」に戻りますと
「ウィンザーレッド」には、ポルトガルの
有名なワイン「ポルト酒」と「ブランデー」
が入っているそうです。
そんなチーズがあるなんて、初めて知りました。
「ウィンザーレッド」の赤い色は
ポルト酒の色なんですね。
チーズというよりは、サラミ
のようにも見えますが。
ですがこう見えて、香りはふわっと
鼻腔をくすぐるような、さわやかなミルクの
香りがするといいますから、不思議です。
それだけではなく、甘酸っぱいチェリーの
ような香りまで感じられるということですので
このチーズ、見た目と香りや味がすごく違うのかも
私にはどう見てもサラミですが。
ポルトガルワインとブランデーが入っている
ものの、それらの風味が際立つことはなく
あくまでもチーズに気品と味わいの深さを
プラスする役目に徹しているようです。
実は、私は食べていません……
と、今日は香りも味もすべて「そうです」と
書いてあることでおわかりかもしれませんが
実は「ウィンザーレッド」、私は買っていません。
冒頭の「ウィンザーレッド」の写真が
ローゼンタール〈魔笛〉のお皿にのっていな
かったので、気づいた方もいらっしゃるかも。
私はチェダーチーズはダメなのです。
ですが、「ウィンザーレッド」がきれいで珍しい
チーズでしたので御紹介したという次第。
お値段は200グラムカットで1970円。
100グラムあたりにしますと
私が普段買っているチーズよりはかなり高めですね。