「ノー」が伝わらない(?)日本人

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

 

 

「No!」

「日本人はNoが言えない」とはよくいわれる
言葉ですね。
ある意味ではそうなのかもしれません。

 

ですが私自身は、「Noが言えない」というよりは
「No」が伝わらずに困ることが多いような気もします。
外国の人とのコミュニケーション
ではなく、日本人同士のことです。

 

日本人が「No」を言えない理由としては
柔らかい表現を好む日本人には
「No」は強すぎるからとか、

 

「考えておきます」という、一見前向きにとらえ
かねない返事であっても、表情や口調から「No」
だと察することができるので、あえて「No」を言う
必要がない等々、色々な説明がされているようです。

 

 

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特別な意味のない贈物のやりとり

また他の国と比べて多くの贈物のやりとりがあり
日本に来た外国の人は驚くともいわれますが、
私が「No」が伝わらないと困惑しているのは
まさにこれに関すること。

 

私はモノを頂くのがとても苦手です。
自分が頂いて困ることが多いので、当然
人に差し上げることも躊躇してしまいます。

 

苦手な理由は、まず基本的に
モノを持つのが好きではないこと。
シンプルに暮らしたいので
モノが増えることは苦痛です。

 

 

141026nuigurumipianoこれは処分したぬいぐるみの最後の記念撮影

 

 

以前「映画『365日シンプルライフ』」でも
書きましたが小物、アクセサリー、
ぬいぐるみ等を処分しました。

 

また「忘れられないお茶碗」に書きましたように
引っ越し後は2つあった食器棚が0になった為、
好きで集めた漆器、古伊万里の食器、
ウェッジウッドのセット等も処分。

 

wedgwood1引っ越時に処分したウェッジウッド
「フロレンティーンターコズ」

 

 

 

消えモノも難しい

それではなくなってしまう食品はどうか、
といえばこれも本当のことを言えば
頂きたくないというのが正直なところです。

 

相手の好みを充分知り尽くしているのならば
別ですが、本当に喜ばれるものを差し上げる
ことは至難の業という気もします。

 

以前、◯◯が好きな方だからと思って
お届けしたら、その時はもう飽きていたと知り
難しいものだと思ったこともありました。

 

 

 

 

 

手作りクッキー

またもう1つの失敗は、当時私がハマっていた
お菓子を作って差し上げた時のことです。

 

上にアーモンドスライスを散らした
ラングドシャを焼いて、ちょうどそれが入る
缶に、20枚程を入れて差し上げました。

 

しばらく経った後、その方が
言いにくそうに言いました。
「悪いんだけど、あれ返してもいいかしら?」と。

 

 

 

 

その方が、ラングドシャが好きで欲しい
と仰ったわけでもなく、私が勝手に
押し売りをしたに過ぎないのです。

 

ましてや「手作り」という言葉には、せっかく心を
込めて作ってくれたのにと、相手の方にある種の
プレッシャーを与える作用もあるわけで、その方は
持て余していたのを、言い出せずにいたのでしょう。

 

私もその方の好きなステーキは苦手ですし
それどころか現在では私自身、ラングドシャは
あまり食べたいとは思っていませんし。

 

喜ばれるものを差し上げることは
難しいと教えて頂いた良い経験でした。

 

 

 

 

 

夫と妻のささいな食い違い

以前、離婚をした女性に
こんな話を聞いたことがありました。
夫が仕事で地方に行った後に、その地から名産品が
送られてきたので、妻はお礼状を出しました。

 

するとそれは、毎年送られてくるようになったのです。
実はその食品は家族中が好きではなかったので
何年か経った時に妻は夫に「もうお断りをしたい」
と言いましたが夫は許しませんでした。

 

仕方なく彼女は、毎年決まった時期に送られて
くるその食品を、外に持っていきホームレスの
人に貰ってもらったということです。

 

 

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些細なこと?

もちろん、それだけが理由で離婚をしたのでは
ないのでしょうが、ことは年に一度送られてくる
食品の問題にとどまらず、これはかなり大きな
考え方の違いではないかと私は思いました。

 

楽しみに待っていてくれると思い、毎年気遣って
贈って下さるものを断る、などという失礼な
ことは出来ない、と夫は思ったのでしょう。

 

妻は、家族が誰も手をつけないものを「みんな大喜び
で楽しみにしている」と偽りを書き続けて、毎年
贈ってもらうのは心が痛む、今までのお礼を申し上げ、
柔らかくお断りをする方が誠実だと思っています。

 

 

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どちらが本当に誠実なのか?

夫も妻も、共に送って下さる方を
思い遣っているのです。
関係があるの否かはわかりませんが
妻の父親は外国の人でした。

 

夫と妻、どちらが正しいというものでは
ありませんが、このような考え方の違いという
のは案外、重要なことなのかもしれません。

 

私はこの妻と同じ考え方をするタイプです。

 

 

 

 

 

異邦人になったような気が

私自身は友人と、旅行のお土産の授受もしません
ので、特別な意味もなく贈物をやりとりしている
日本人を見ると不思議な気がします。

 

お祝い、お見舞い等でしたらともかく、そうでは
ない贈物が何度も続き、これからも続くであろう
と思われる方には、モノを頂くのが苦手という
ことを伝えるようにしています。

 

私よりお年上の方に、それを何度か
お伝えしたことがありました。

 

 

 

 

しかし、一向に私の願いは伝わらなかったため
次の贈物の時に、私は受け取らないという方法
をとらざるを得ませんでした。

 

ここまでしないと、私の意思が伝わらない
のは本当に残念ではありましたが、もう
これしか方法はないように思えたからです。

 

 

 

激怒や縁切り

一人の方は男性でしたが、かなり立腹されました。
「嫌だったら、捨てるなり、人にあげるなり
すればいいんだよ」と。

 

 

 

 

もう一人は女性だったのですが、何度お伝え
してもプレゼントを下さるので、それを
受け取る時に、私は彼女にこうお願いしました。

 

「プレゼントを頂くのが苦手と何度も
申し上げましたがどうか、これを最後の
プレゼントにして頂けませんか?」と。

 

彼女は、私の言葉を縁切りの意味と勘違いされた
ようで、少々顔色が変わったのがわかりました。
そしてそれ以降、仕事の話はなくなりました。

 

 

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物をあげる=喜ぶ?

一般的には、人にモノをあげるのは好意の
現れであり、頂いた方は喜ぶに違いない、
と思われているのでしょう。

 

吉田兼好の『徒然草』にも、よいお友達として
「知恵のある人」、「お医者さん」と
「物をくれる人」をあげているますからね。

 

(ちなみに、この部分を高校の授業で習った
時に、私は違うな〜、と思ったものでしたが)

 

 

 

私の数少ない経験に過ぎないのですが
外国の人の方が、イエス、ノーを真剣に(?)
聞いてくれるような気もします。

 

細やかな気遣いをするといわれつつも「No」が
伝わらないのは、日本人は案外、相手の言うこと
より、自分の意思を優先しているのでは?、とも。

 

それ故、「Yes」「No」を言ってもあまり
意味がないので言わなくなったのかもしれない、
などと思ってしまうほどです。

 

何故、「No」が伝わらないのかなぁ……!

 

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シアトルから届いたプレゼント!

「あぷりのお茶会」へようこそ!

 

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みぎぃさん、からプレゼントをいただきました!
この写真にあるものは、ほんの一部です。

 

届いた箱は最初、さほど大きいとは
思っていませんでした。
でも開けてみると、中から出てくる出てくる……。

 

しかも、まるでジグゾーパズルのように入っていて、
一度出したら二度と詰められないという感じ。

 

そうそう、みぎぃさんがチョコレートが溶けて
しまわないか心配してくれていたのですが
全然平気でしたよ。

 

だって、東京はここ数日、寒い
といいたい位の涼しさですので。

 

箱を開けた瞬間に、ふわ~っと
冷たい空気が出てきました。

 

みぎぃさんに、冗談で
「シアトルの空気?」
って聞きました。

 

でも後で考えたら本当にそうですよね、
冗談でなく。

 

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