ランドール・ローゼンタール(Randall Rosenthal) ウッドアート

「あぷりのお茶会」へようこそ!

 

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この写真、な〜んだ?

「この写真に写っているもの全部、何で出来ていると思いますか?」
と質問しても、皆さんは私が何を言っているのか
意味がわからないかもしれませんね。

 

実は、これらは全て木で出来ているんですよ!
まあ、まな板は木で出来ていると聞いても驚きませんが

 

それ以外のお野菜、包丁、何と左のレシピを書いてあると
おぼしきノートまで、全部が木でつくられているのです。

 

これはランドール・ローゼンタールのウッドアート。

 

下の制作過程の写真を見てやっと「ホントだ〜」って思いますよね。
(猫ちゃんがちょっとだけ写っているのがいとかわゆし)

 

 

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子どもの頃から絵を描き始めたローゼンタール

ランドール・ローゼンタールの説明によりますと、
彼は子どもの頃から絵を描きはじめ、

 

カーネギー工科大学(BFA, Carnegie Institute of
Technology, Pittsburgh, PA)で学んだということです。

 

そして、1980年代中頃に建築家、ノーマン・ジャッフェのもとで
建築上のデザイナーおよび模型制作者として働きはじめます。

 

ランドール・ローゼンタールは、そこで手がけた仕事、
サザンプトンの家の220フィートもある長い壁の彫刻や、

 

シアトルの教会のための朗読台(講演台)の制作に関して
非常に好奇心をそそられたといいます。
それらからの影響が、後の彼の作品につながっているのでしょう。

 

 

 

設計図もなく、接着剤も使わない

ランドール・ローゼンタールのウッドアートには
接着剤は使用されていないということです。
また、基本設計図もないとのこと。

 

ランドール・ローゼンタールのウッドアートはしばしば
「だまし絵」と評されるようですが、彼自身は
そうではないと主張しています。

 

それらのウッドアートが木製である事実を隠す試みはしない
とランドール・ローゼンタールは言っています。

 

彼のホームページを見ますと、紙類を木で表現した
ウッドアートが多いようです。

 

今日御紹介した写真の左側にある、レシピが書いていると
思われるノートもそうですが、地図やお金の束などの
作品が多く見られました。

 

いずれにしても、本当におもしろいですね。
是非、写真ではなく直接見てみたいものです。

 

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