「クロワッサン・オ・ザマンド」メゾンカイザー 東京ミッドタウン

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

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潰れているけど、すっごくおいし〜!

メゾンカイザー(MAISON KAYSER)の
「クロワッサン・オ・ザマンド」。

 

見かけはちょっとべちゃっ、と潰れていて
少々ナニですが、とってもおいしいですよ。

 

前に「あぷりのお茶会」では、以前
神戸屋の「チョコクロワサンダマンド」
を見ていただきました。

 

 

130225kuwasa神戸屋の「チョコクロワッサン・ダマンド」

 

 

神戸屋の「チョコクロワッサン・ダマンド」
のほうが、メゾンカイザーより立体的ですね。

 

 

 

両者の名前の違い

「クロワッサン」の後に、今日の
メゾンカイザーでは次に「オ・ザマンド」
と続きますが、神戸屋「ダマンド」ですね。

 

これはそれぞれのお店によって表記が違う
だけであって同じものを指しています。

 

「クロワッサン・アマンド」というものも
「クロワッサン・オザマンド」も
「アーモンド・クロワッサン」もすべて一緒です。

 

 

今は日本から撤退してしまった
ドミニク・サブロンの「クロワッサン」
赤坂サカスの麻布十番にありました

 

 

 

フランス語表記は

メゾンカイザーの「クロワッサン・オ・
ザマンド」をフランス語書きますと
「Crorissant aux amandes」。

 

これをカタカナで、できるだけ正確に表記すると
「クロワッサン・オ・ザマンド」ではなく
「クロワサン・オ・ザマーンドゥ」
となるそうです。(「Yahoo知恵袋」)

 

ですがそこはそれ、「あぷりのお茶会」
では「クロワッサン・オ・ザマンド」で
書かせていただきますね。

 

意味はフランス語で
「アーモンド入りのクロワッサン」だそう。

 

 

 

 

 

本来は残り物利用だった?

残ってしまったクロワッサンを美味しくいただく
ために工夫されたものだということです。

 

「怪我の功名」という言葉は適切ではありま
せんが、とにかくそうして作ったクロワッサン・
オ・ザマンドでしたが、意外や意外、とっても
美味しいものだったのです。

 

ということで、今やクロワッサンが残ったら作る
というのではなく、クロワッサン・オ・ザマンド
を作るためにクロワッサンを焼くのでしょうね。

 

 

こちらは「クロワッサン・オ・ザマンド」に
なる前(?)のメゾンカイザーのクロワッサン

 

 

 

「クロワッサン・オ・ザマンド」の作り方

お店によって「クロワッサン・オ・ザマンド」
の作りからは様々なようです。

 

ただ、クロワッサンにアーモンドクリーム
(クレームダマンド)を合わせるというのは
基本として同じです。

 

クロワッサンをシロップにつけてから、
アーモンドクリームを挟んだり等色々ですが
そもそもクロワッサンの味自体もお店に
よって違いますけどね。

 

 

こんな形ですが「オレンジクロワッサン」
蒜山ジャージーランド

 

 

 

メゾンカイザーの「クロワッサン・オ・ザマンド」

メゾンカイザーも、クロワッサンの生地に甘い
シロップをたっぷりしみこませた後に
アーモンドクリームを挟んでいます。

 

そしてその上からラム酒まで振りかけてある
のですから、味の濃厚さはいうまでもありません。

 

サクサククロワッサンが、しっとりとして
深い味を秘めているおもしろさ。

 

 

メゾンカイザー「クロワッサン・オ・ザマンド」

 

 

 

「クロワッサン・オ・ザマンド」はデザート感覚?

そもそもメゾンカイザーは、クロワッサン
は一番人気で美味しいですしね。

クロワッサンに使用している発酵バター
は、雪印メグミルクが製造している特別
なバターだそうです。

クロワッサンの命は、私はバターにあると
思っていますが、そのバターにこだわりのもの
なのですから美味しくないわけはありません。

 

 

ピエール・ガニョールのクロワッサンは
バター使用の「クロワッサン・オ・ブール
(croissant au beurre)」で、菱形

 

 

(とはいいましても、クロワッサンは必ず
バターが使用されているわけではなく、
バターのかわりに他の油脂を使った
クロワッサンもあり、形が異なります。

 

バター使用のクロワッサン
 「クロワッサン・オ・ブール
 (croissant au beurre)」
 両端がまっすぐの、菱形

 

その他油脂使用のクロワッサン
 「クロワッサン・オルディネール
 (croissant ordinare)」
 両端が曲がっている三日月形)

 

 

成城石井のクロワッサンは、その他油脂使用の
「クロワッサン・オルディネール
(croissant ordinare)」で三日月形

 

 

単体で美味しいクロワッサンにシロップや
アーモンドクリームが加わって、より一層
素晴らしいハーモニーを奏でています。

 

ですので、メゾンカイザーの「クロワッサン
・オ・ザマンド」は、もうパンというよりは
おしゃれなスイーツ感覚で楽しめる一品。

 

見目形よきケーキにも
勝るとも劣らない美味しさです。

 

 

 

とっても濃厚な味わいの「クロワッサン・
オ・ザマンド」にはブラックコーヒーが
最高のパートナーかもしれませんね。

 

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デニッシュペストリーとクロワッサンの違い クロワッサン「メゾンカイザー」

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 デニッシュペストリーとクロワッサンの生地は似ている?

昨日は、デニッシュグラノーラを御紹介しました。
「デニッシュグラノーラ『神戸屋』
マルエツプチ赤坂店」

 

そこで、私達が「デニッシュ」と呼んでいるものは
本当は「デニッシュペストリー」という名前であり、

 

ウィーン生まれのデンマーク育ちのパン
ということがわかりました。

 

「デニッシュペストリー」の生地にはバターを多く
折り込んであるため、焼いているうちに層ができ
柔らかなパイのような食感が生まれるのだと。

 

とここで、生地にバターを折込んでつくるパン
といえば「クロワッサン」もそうですよね。

 

出来上がった形としては
「クロワッサン」は名前のように三日月形で
「デニッシュペストリー」は四角や丸などさまざま
ですが、生地自体は、似たような感じにも思えます。

 

 

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お塩、お砂糖、バターの量の違い

それでは「デニッシュペストリー」と
「クロワッサン」はどこが違うの?、といえば、

 

生地に使うお砂糖やお塩、バターの
分量は少々異なっているようです。

 

お砂糖とバターは「クロワッサン」より
「デニッシュペストリー」の方が多く使用するそうです。

 

一方、お塩は「クロワッサン」の方が
「デニッシュペストリー」よりたくさん使うとか。
(「違いは? 調味料、食材等の比較」)

 

 

クロワッサン   デニッシュペストリー
_________________________________________

お塩     多め       少なめ

お砂糖    少なめ      多め

バター    少なめ      多め

 

 

と聞きますと、納得。
その通りの味ですね。

 

 

 

メゾンカイザーのクロワッサンはまだだった?

今日の「クロワッサン」は東京ミッドタウンにある
メゾンカイザーのものです。

 

メゾンカイザーの「クロワッサン」は
もう、とっくに御紹介しているかと思って
いたのですが、まだのようです。

 

「あぷりのお茶会」で一番多く登場しているパンは
もしかしたら「クロワッサン」ではないか?、と
思うほど多く登場しているのですが。

 

そこで、遅ればせながらですが
メゾンカイザーの「クロワッサン」です。

 

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メゾンカイザージャポン 木村社長

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

 

 

メゾンカイザージャポン 木村周一郎社長

以前、メゾンカイザーのお話をしてから、
随分時間が開いてしまいましたが、ブーラン
ジェリーエリックカイザージャポン木村社長
のことをお話しましょう。

 

エリックカイザーが、フランスの古き良き
時代の製法を、最新の機械技術で実現させた
人だということは以前にお話しましたね。

 

その技術と味を日本で再現するのに
相応しい人物として選ばれたのが
木村社長だったのです。

 

木村社長。
「木村」といえば
昨日の木村屋のパンを思い出しますね。

 

 

「セーグルクランベリー」メゾンカイザー

 

 

そうなんです、木村社長は
あの木村屋の御家族です。

 

といっても最初は、この道
とは全く異なる保険会社に
就職をされたということです。

 

しかし後に退社して、米国国立製パン
研究所でベーキングサイエンスを学び渡仏し、
エリックカイザー氏に認められて、日本の
メゾンカイザーの社長になりました。

 

 

「ショソン・オ・ポム」メゾンカイザー

 

 

 

本当のフランスパンの味を追求して

「日本のパンは、和菓子風な菓子パン
や食パンから始まりました」
と木村社長はおっしゃいます。

 

そして外国から様々なパンが上陸し
商業市場へ向けての多様なアレンジが
ほどこされます。
それは日本人の口に合い、美味しいことも
あるかもしれないけれど本場の味とは
違ってきます。
提携したフランスのパン屋さんの名前を
掲げていても、製法が違ったり、日本
ならではのあんパンやメロンパンも
並ばざるをえなかったり……

 

そうですね,本当に。
仰る通り、それはそれでおいしいんですが
本当のフランスの味とは異なるのでしょうね。

 

私がそれに気づいたのは、まさに
メゾンカイザーのパンを初めて
食べた時のことでした。

 

 

「アリュメットセザム」メゾンカイザー

 

 

 

材料も、手間も惜しまない

「おいしいパンの条件は
自然発酵種(ルヴァンフェルメント)と良い粉。
職人の使命は、手作りパンを
安定して生産すること。
メゾンカイザーは手間を惜しまない、
昔ながらのパン作りを目指しています」
(『メゾンカイザー』HPより)

 

この「ブラウニー」も見かけより、と
いうと失礼ですが本当に、見かけより
ずっとおいしかったです。

 

上に見えるのは、全部
一粒丸ごとのアーモンドです。

 

 

「クロワッサン」メゾンカイザー

 

 

ひからびたように痩せているアーモンド
ではなく、ぷくぷく元気いっぱいの
アーモンドがゴロゴロとブラウニーの
上にところ狭しと並んでいます。

 

パン生地のおいしさはもちろんですが
中に何かを入れたり上に、トッピング
をする時の量の贅沢さはメゾンカイザー
のお家芸(!)ともいうべきふんだんさ。

 

これらに関して、メゾンカイザーは
群を抜いていると私は思います。

 

メゾンカイザーは
私のお気に入りのパン屋さんです。

 

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