酵素玄米(発酵玄米)の作り方 「長岡式」と「手抜き超簡単版」

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酵素玄米(発酵玄米、寝かせ玄米)

前回は顔にできた湿疹対策の一つとして
ビーポーレンを御紹介しましたが、今日は酵素玄米。

 

酵素玄米の作り方は以前、見たことがありましたが
お作法(?)が大変そうだったのでスルーしていた
のですが先日、長時間乗ったバスの隣り席の方から
勧められたのです。

 

「長岡式」という酵素玄米の炊き方で
酵素玄米は炊きあがったものをすぐ食べることはせずに
3日間寝かせてから頂く、というのが大きなポイント。

 

3日間置く、つまり炊きあがって4日目から食べること
で、玄米が発酵してモチモチになるというのです。
私は玄米はボソボソして苦手でしたが
一度試してみることに。

 

 

160503hakkougenmai酵素玄米(発酵玄米、寝かせ玄米)

 

 

 

長岡式の酵素玄米(発酵玄米)の炊き方

材料(1升分)

玄米         10合(1合=150グラム)
塩(サンナトリウム) 65グラム
あずき        75グラム
水          玄米と同量
   (塩素の含まれていないものを使用、
   ペットボトルもダメだとか)

 

作り方

1 お米とあずきを入れ、塩素を含まない水で
 簡単に洗い、ザルに揚げて水を切った後、
 10合分の水とともに圧力鍋に入れる。

 

2 1に、長岡式用のスプーンにお塩(サンナトリ
 ウム)をピラミッドのような形に盛って入れ、
 泡立て器で8分間、時計回りに回していると
 お水が白く濁ってくる。
 そのまま6時間おいた後(夏は冷蔵庫で)、
 火にかける。

 

3 強めの中火で25分たつと蒸気が出てくるので
  少し火を弱める。
*  13分ほどたつと「シュッシュッ」という音がなくなる
  ので火加減を8割りほどにして、さらに15分加熱。

 

4 火を止めてから40分間、圧が抜けるのを待つ。
*  蓋が開いたら、75度以上を保てる保温ジャーに入れる。
*  4日後から食べることができ、10日ほどは
  そのままで置いても可。
* 11日に1度、かき混ぜる。

 

 

150503hakkogenmai超簡単な私流で炊いた酵素玄米(3日目)

 

 

 

「長岡式」はハードルが高いかなぁ

長岡式の酵素玄米の炊き方をざっと書いて
みましたが、ご覧の通り結構、大変。

 

玄米とあずきを洗った後に泡立て器で「まわす」
(これはかき混ぜるということでしょうね)のも
手や木のしゃもじではダメだということ。

 

しかもなんと8分間も、時計回りにまわすのですが
その理由は陰陽云々からきているそうです。
最初は3分間だったのが5分になり、
現在は8分になっています。

 

私は陰陽はそれなりに意味があるとは思っていますが、
毎回は8分間もまわすのはちょっと無理ですね。

 

 

これは酵素玄米はではなくて、白米に黒米を入れて炊いた
ものですが、色の感じが違うのがお分かりでしょうか?

 

 

 

お水もジャーも専用のものを使用

また玄米を研ぐ水も、炊く時に使う水も
水道水はもとよりペットボトルの水もダメで、
高性能の浄水器の水を使用するようです。

 

費用も、専用の圧力鍋やジャーを揃えるとかなり
高額でジャーは20合分も入るのでかなり大きく
我が家では置く場所もありませんしね。

 

しかも酵素玄米は、炊き上がって食べるまでに
4日間かかりますので、20合入りの大きな
ジャーを2つ用意している人もいるそうです。

 

炊き方の火加減も、慣れてしまえば平気なのかも
しれませんがちょっと、面倒そうで、なんとも
ハードルが高いというのが正直なところ。

 

そこで、超簡単な私流の酵素玄米の炊き方に
アレンジしてみたのが下に出ている作り方です。
効果はかなり違うかもしれませんが、苦手だった玄米が
おいしく頂けるということだけで私はよしとしています。

 

 

160411amasio私は「赤穂の塩」を使用

 

 

 

私の簡単版、酵素玄米の作り方

材料(5合炊き炊飯器用)

玄米   4合
あずき  1/2合
はと麦  1/2合
塩    大さじ1  (赤穂の塩)
水    6合    (ぺットボトルの水)

 

炊き方

玄米、あずき、はと麦をさっと洗った後に、水を多め
に入れ(柔らかめが好きなので)ちゃかちゃかと
適当にかき混ぜてから炊飯器の「玄米」モードで
炊いた後、「高め保温」で保存。
1日1度はかき混ぜる。

 

 

160519kousogenmai私流酵素玄米の材料「玄米、あずき、はと麦」+「塩、水」

 

 

 

はと麦をプラス

私流の手抜き版の酵素玄米の炊き方は、炊き方と
いうほどのこともなく、たったこれだけですので
超簡単でいい加減ではありますが、それなりに
美味しく頂いています。

 

長岡式と違うのは、ホールのはと麦を入れている
ことですが、これは教えてくれた方のアイデアです。

 

こうして炊きあがった酵素玄米を、私も本当は
4日間置いておきたいのですが、保存用のジャーが
ないために2日目には食べ始めています。

 

この写真は3日目のものですが
日を置くにしたがい色が濃くなります。

 

酵素玄米は本来は4日目から食べ始めるというのに
私は下手をすると4日目には食べ終わっている、
なんてこともありますが、まっいいかと。

 

 

160503hakkougenmai炊きあがってから3日目の酵素玄米

 

 

 

注意点

炊飯器を持っていない私を見かねた友人が貸して
くれた炊飯器を使用したので、説明書がなくて
よくわからないのですが、「玄米」で炊飯をし
「高め保温」(計ってみたら72度位)で
保温をしています。

 

保温時に温度が足りないと、変な匂いがして
くるそうですので、そうなってしまったら
食べてはいけないとのこと。

 

また4日目から食べ始めると、そのうち水分がとび
パサパサになるようですので、霧吹きのような
もので水分を足すといいようですよ。

 

私はそうなる前に大抵はなくなって
いることが多いので未経験ですが。

 

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