異変 秋に新芽が出てきたオーク

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

 

 

美しいオークの紅葉

今日の冒頭につけたのは4,5年前に撮った
写真ですが、オークの葉っぱの紅葉はとても
美しいものです。

 

緑色の葉っぱの周りが少しずつ黄色に変化し、
その後ベージュ、そして紅茶のような色へと
変わってゆく様を眺めているのは、私に
とって至福の時でした。

 

次の写真のように一つの枝に緑、黄色、
ベージュ、茶色と様々な色の葉っぱが
ついていたりと、本当に目をみはる美しさ。

 

 

 

 

 

紅葉をしなくなったオーク

ところがここ2,3年は、わが家のオークは
きれいな紅葉をしなくなってしまいました。

 

色の変化が全くないというわけではありませんが、
緑色からすぐ薄茶色、(しかもあまり美しくない)
になり枯れ落ちてしまうようになったのです。

 

多くの葉が、まだ緑色の部分を残した
ままで落ちてゆき、変な言い方ですが
紅葉するパワーがないというような感じ。

 

 

 この2枚が残った葉っぱ
(紅葉というより、枯葉という色です)

 

 

それがこの写真の左下に見える2枚の
葉っぱですが、上の2枚の写真の紅葉と
比べると、違いは歴然でしょう?

 

それにそもそも葉っぱが落ちる
のが早すぎるのです。

 

毎年、今年は年を越せるかな?、と思わせ
ながらも結果的には、いつも大晦日にはない
というようにギリギリまで葉がついていました。

 

 

 

 

それが、今年はまだ10月の半ばなのに
既に残りの葉は2枚という状態です。

 

 

 

10月なのに新芽が出てきた!

その上、今年は驚くべきことが起きました。
10月の半ばに、本体は来年の5月頃に出る
はずの新芽が、もう出ているのです。

 

それも一つや二つが間違って出たという
のではなく、来年に出る予定の葉っぱが
全て顔を覗かせているように見えます。

 

 

上の写真は10月14日に撮ったもの
下の写真は10月17日に撮影

 

 

14日より新芽が増えているのが
ご覧になれるでしょうか?

 

今日は10月17日ですが、最初に気づいたのは
10月11日に大きな台風19号が来そうなので
オークをベランダから室内に入れた時でした。

 

 

 

今年は春から変でした……

そういえば、今年の春は新芽が出てから
花が咲き、そして落ちるというサイクルが
異常ともいえるほど早かった記憶があります。

 

 

 

 

本当にアッという間でした。
そして当然ながら、ドングリの実を
結ぶことはありませんでした。

 

上の写真のドングリは、かなりがんぱって
くれたのですが、この写真を撮った直後に
残念ながら落ちてしまいました。
一昨年、2017年だと思います。

 

毎年、ドングリの完成品(?)まで育つことは
稀ですが、途中まで、あるいは花が咲いた直後
までは、実がたくさんついているのが普通です。

 

 

 

 

この写真のように、花の後、せっかく
実を結んだドングリが、このように
パラパラと落ちてしまいます。

 

ですが昨年は、ただの一つも
実を結ぶことはありませんでした。

 

しかも、わが家のドングリは根元から3本の
木が出ていますが、そのうちの1本は全く
新芽が出て来ず、木自体が朽ちていたのです。

 

 

上は数年前のオーク
下は今日、2019年10月

 

 

 

オークの木が衰弱している?

上の写真は木の上の方だけを撮ってもの
ですが、今よりはるかに横幅というか
木全体のボリュームがありました。

 

大きさだけでなく樹勢といいますか
木の元気度が全く違いました。

 

今年のオークは、春にさっさと新芽を出し、
すぐ花が咲いて実を一つも結ぶこともなく、
10月に早々に葉を落としてしまった、と
いうように生き急いでいるように見えます。

 

 

 

 

今、来年の新芽が出てしまったら
来年の春はどうなるのでしょう?

 

現在、残っている2本の木が朽ちて
しまった、などということが
ないことを祈るばかりです。

 

とてもそうは見えないと思いますが
実はこのオーク、私の大切な宝物ですので……。

 

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