日本各地のかまぼこ 笹かまぼこ(シソ)

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

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作っている「高浜」は「スギヨ」の関連会社

「あぷりのお茶会」初登場の「笹かま」です。
「笹かま」といえば仙台ですので、この「笹かま」も
宮城県塩竈市にある「株式会社 高浜」のもの。

 

創業は、なんと6年前という若い会社です。
平成20年4月に、株式会社スギヨとの新体制で
事業を開始したということです。

 

株式会社スギヨといいますと、以前
「あぷりのお茶会」に登場した「カラーニンジン」
をつくっていた会社ですよね。

 

「あぷりのお茶会」ではカラーニンジン
での御紹介でしたが、株式会社スギヨは
「カニカマ」で有名なメーカーです。

 

 

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 小田原「板かまぼこ」

「笹かま」は仙台で有名ですが
かまぼこ自体は当然のことながら
日本各地で作られています。

 

私にとってかまぼこといいますと
これは地理的に近いせいかもしれない
のですが、小田原が思い浮かびます。

 

小田原名物のかまぼこは、板についている
かまぼこなので「板かまぼこ」といわれます。

 

 

 

富山「昆布巻きかまぼこ」

小田原からちょっと飛んで富山県にいきますと
「昆布巻きかまぼこ」というものがあります。
このかまぼこも記憶があります。

 

小学生の時だったでしょうか、
どなたかから、お土産で頂いた
ものだったと思います。

 

 

kobumakikamaboko昆布巻きかまぼこ(写真/「竹内屋」)

 

 

 

愛知「簀巻きかまぼこ」

また、愛知県ではかまぼこにストロー
のようなものを巻いてあって、これを
「簀巻きかまぼこ」と呼びます。

 

 

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簀巻きかまぼこ(写真/「上野蒲鉾店」)

 

確かに、かまぼこのまわりが、ストローで
押された(?)かたちになっていますよね。

 

このように簀巻きにする、というと私は
かまぼこよりも伊達巻きを想像するのですが
これも、地方によって違うのかもしれません。

 

 

 

山口「ふくかまぼこ」

愛知県からもっと飛んだ山口県では
トラフグをしようした「ふくかまぼこ」
というかまぼこがあるそうです。

 

トラフグで作ったかまぼこ
なんておいしそうですね。

 

こちらは残念ながら、どなたからも頂いた記憶は
ありませんが(!)、是非食べてみたいです。

 

 

 

島根「野焼きかまぼこ」

山口のお隣、島根県には「野焼きかまぼこ」
というかまぼこがあります。

 

 

noyakikamaboko野焼きかまぼこ(写真/「岩永邦商店」)

 

 

これは御覧になっておわかりの
ように、工場での写真。

 

実際に販売されているのは、中の芯を外して
竹輪のような穴の開いた状態のようです。

 

 

 

「ちぎりかまぼこ」を作っているのも「高浜」

次のかまぼこは、ちょっと見ると「笹かま」に
似ていますが、「笹かま」よりもう少し厚みが
ある「ちぎりかまぼこ」というもの。

 

 

200ちぎりかまぼこ(写真/「高浜株式会社」)

 

 

このちぎりかまぼこを作っているのは
今日最初に御紹介した「笹かま」を
つくっている会社と同じ名前の「高浜
」という会社ですが、もちろん別会社。

 

宮城県から始まって
鹿児島県まで来てしまいましたね。

 

最初の「笹かま」を作っている
「株式会社高浜」は宮城県
塩竈市にある会社でした。

 

一方、「ちぎりかまぼこ」の「高浜株式会社」の
住所は鹿児島県いちき串木野市薩摩山。

 

さつま揚げを作っている会社の住所が
「さつまやま」とは、おかしいです。

 

といっても、もともとさつま揚げ
という名前が薩摩からきているのですから
何の不思議もないわけですが。

 

なにか、自分のシッポを噛んで、クルクルまわっている
子犬のワルツみたいになっちゃいましたので
今日は、ここでお話を終わりにしましょうね。

 

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