立川談春の真打ち襲名披露

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

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有楽町マリオンでの真打ち襲名披露

小三治が大好きだった私が、談志一門の
落語によく行くようになった主な理由は
落語友達が談志が好きだったからです。

 

おかげで、立川談春の真打ち襲名披露
にも行くことができました。
場所は、有楽町のマリオンだったと思います。

 

談春ももちろんですが、私は、その日は
志らくがめちゃよかったです。

 

私のツボだった部分の、彼の口調は
今でも耳に残っているほど。

 

 

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1粒で2度おいしい

私がライブで落語を聞くようになった
最初の頃はどこへでも一人で行っていました。

 

自分の都合に合わせて、聞きたい時に
聞きたいところへ行くことができる
というのも、それはそれで楽しいものでした。

 

それでもやはり、噺を聞いた後に、
一緒にああだ、こうだとおしゃべり
が出来るのもまた格別なもの。

 

 

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必死で笑いをこらえて

私は、何を隠そう(?)笑い上戸です。
ですから、客席で聞いている時に
笑いをこらえるのが大変なこともあります。

 

他の方達が笑っている時はいいのですが
私一人だと下をむいて、くっくっくっと
必死で声を押さえています。

 

笑いのない落語もなんですが、あまり
笑い過ぎるというのも粋じゃないでしょ?

 

 

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落語友達って、何て言うのでしょう?

ところでそんな落語友達ですが、落語友達
って略してなんていうんでしょうか?

 

「らく友」?
うさぎさんのお友達は「うさ友」さん
ですから、らく友さんかな。

 

でも落語研究会は、「落研(おちけん)」
ですよね。
となると、「おち友」でしょうか?

 

「おち友」という語感も、結構すごいです。
なんとなく一緒に「アルコール依存症
の沼にズブズブ」とか、「非合法のお薬系
をするお友達」みたいな感じがしませんか?

 

えっ、そんなことに考えがいっちゃう
私のほうがゆがんでる、ですって?

 

 

 

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「漫談」!?

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昨日のブログで、立川談志が言っていた
そうです、と書いた部分は、私が知り合い
から聞いたものを書いたものです。

 

もしかしたら、ご本人の主張と
違っているかもしれません。

 

私の理解力の問題もさることながら、
十年以上も前にに聞いたものであること
ですので、一言おことわりをしておきます。

 

もし間違って書いてしまったとしたら、
談志師匠及び関係者の皆様ごめんなさい。

 

そういえば先日ブログを見ていた時に、
立川談志のことが書いてあったのですが、
『えっ?」と思うことがありました。

 

談志が亡くなって数日後に
たまたま目を通したブログでした。

 

書いている方は女性なのですが
彼女は立川談志が亡くなった後の
特集番組を見たそうです。

 

それを見て、談志ってスゴイ人
だったんだなあ、と思い、生きている
うちに談志の「漫談」を見ておきた
かったと書いてあったのです。

 

「漫談」という言葉に驚愕!
「漫」も「談」も、両方とも違うよ。
まあ「談」は、談志の談だけど。

 

しかも彼女は、10代や20代と
いう年齢ではなさそうです。
いつも読んでいるブログではないので
彼女の趣味等はよくわからないのですが。

 

ということはですね、はからずも
談志の危惧するように、一般庶民に
とって落語はすでに「博物館入り」扱い
なのでしょうか?

 

残念なことですが。
落語ブームなる言葉も巷には流れて
いるのですから、落語を博物館入り
にはしたくないです、絶対に。

 

もし、落語が博物館の扉の前にまで
行っていたとしても、必死で手を引っ張り
人工呼吸をしてあげたいですね、
ここは是非!

 

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柳家小三治親子

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やっと小三治

今日は小三治の話をちょっと。
小三治が好きといいつつ、談志や志の輔の話ばかりを
していてやっと小三治にたどり着きました。

 

今日のこの話で、今回の落語関係話(?)を
終えることにしましょう。

 

実は今日の昼間、かなり前のことを思い出しました。
小三治が、黒柳徹子の「徹子の部屋」に
ゲスト出演した時のことです。

 

大学を出たばかりのその日、私は午後から仕事で
出かけることになっていたので、大好きな小三治が
出演する「徹子の部屋」の番組の、最初の数分間
しか見ることができませんでした、

 

そこで母に「この続きをあとで教えてね」
と頼んで出かけたのです。
そして帰って来て、母から聞いのか今日のお話。

 

 

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カエルを可愛がる男の子

小三治の子どもが、まだちっちゃかった時のこと。
3人のお子さんのいる小三治の
一番下の男の子は当時、幼稚園児でした。

 

その男の子は、ベランダでカエルを飼っていたそう
ですが、その子はカエルを大事そうに手に乗せて、

 

「かわいい、かわいい」
と、とても可愛がっていました。

 

 

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「補習授業に出るか?」

その彼が通っている幼稚園で、ある時
時間外の補習授業を行うことになりました。
参加するか否かを問うお知らせが保護者に来ます。

 

小三治はその男の子に聞いてみると、カエルを
飼っている男の子の返事は、参加しないというもの
だったので、小三治はその通りを幼稚園に伝えます。

 

すると、再び連絡が来ました。
「補習に出席しないのはお宅のお子さんだけで
彼以外のクラス全員の子どもは参加するという
返事でしたが、どうしましょうか?」と。

 

そこで小三治は、またその子に問います。
「他の子は全部出るんだってよ。どうする?」と。

 

しかし、その子は、それでも参加しない
というので、また、その旨を小三治は
幼稚園に連絡したということでした。

 

 

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素敵な親子

たったこれだけの話なのですが、私は何ともいえない
ほわ~んとした温かいものと、しかし同時にきっちり
筋の通ったものを感じて、とても感動しました。

さすが小三治親子だわい!
とちょっとおかしいのですが、何か自分のこと
のように晴れがましくも感じたりもして。

 

今は(というにはかなり昔の話なのですが、その当時
であっても充分に)小さいうちからお勉強、お勉強と
親子共々しゃかりきになっていることが多いもの。

 

幼稚園からそんな連絡が来たら、子どもには
聞かずに当然のように「出席」に◯をつけて
提出してしまう親もいることでしょう。

 

 

 

 

しかし小三治はそうはせずに
ちゃんとそれを子どもに聞いてみる、
そして子どもの答えを尊重する。

 

すると、出席しないのはその子一人だったことを
案じた園側が再度、連絡をくれるものの子どもの
返事が同じだったので参加しないと伝える。

 

「お勉強を強要しない」、
「子どもも自分の意見をきちんと言える」、
「親が子どもの意思を尊重する」、
「人がみんなするからといって親も子ども流されない」
という親子なのですね、小三治父子は。

 

普通のことのようでいて、実は結構当たり前
ではないのではないかという気がします。

 

 

 

 

 

何ガエルだったでしょうか?

その男の子の可愛がっていたカエルの種類
なのですが、昔のことですのでアマガエルだったか
ガマガエルだったかは忘れてしまいました。

 

ですが、勝手に作ってしまった私の記憶の中
では、普通はあまり可愛いとは思えない
ガマガエルだったような気もするのです。

 

あまり可愛いとはいえない(?)ガマガエルを
「かわいい、かわいい」と愛でる男の子……。
いいなぁ~。

 

 

 

 

そしてこの話をビデオではなく、その2年後に
亡くなった母から聞いたということが私にとって
より一層、良い思い出として残ることになりました。

 

子どもがカエルを「かわいい、かわいい」と
撫でる仕草を、母が真似ながら話してくれたことが
今でも鮮やかに私の記憶に残っています。

 

小三治父子のお話が、母と私の
思い出と重なることになりました。

 

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