ガラスの羽を持つ蝶「ツマジロスカシマダラ」 袱紗の中の優雅なかくれんぼ

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

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ガラスの羽

この透明な羽を持つ蝶々の名は
「ツマジロスカシマダラ」。

 

ガラスの羽を持つ蝶ともいわれているそうです。
向うが透いて見えていますね。

 

すっご~いと驚きましたが
そういえばトンボや鈴虫もそうですね。

 

 

 

袱紗の中に

実は昨日、御覧いただきまし帛紗の中には
「源氏香」)蝶々や鈴虫が隠れていました。

 

そもそもあの縦5本線をつないだ図を
なぜ「源氏香」というのかといいますと
それぞれの形を源氏五十四帖の巻の名
になぞらえているからなのです。

 

パターンNo.1、No.2と、機械的に呼ぶので
はなく「横笛」「初音」というようにね。

 

 

 

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    夕顔                                

    空蝉    胡蝶                   

    鈴虫   

    朝顔 

 

 

 

優雅なかくれんぼ

昨日の帛紗には、5つの源氏香
の図が散らされていました。

 

昨日説明をいたしました
右上の図は「夕顔」です。
左の一番下にあるものは「朝顔」。

 

そしてその間にある3つのものは
「空蝉」、「胡蝶」と「鈴虫」。

 

 

 

 

夕顔と朝顔の間に、蝉や蝶々、鈴虫が隠されて
いたといいますか、表されていたのですね。

 

5本の縦の線と、いくつかの短い横線。
これが様々なもの、ここでは
花や虫を表していたということ。

 

ちょっと暗号文みたいで、おもしろいですね。

 

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