しらおり、栗ぽてと 赤坂「雪華堂」

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

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創業明治12年の「雪華堂」

赤坂見附駅から歩いてもすぐ、ほんの102メートルの
場所にある赤坂「雪華堂」の創業は1879(明治12)年。
(港区赤坂3-10-6 03-3585-6933)

 

赤坂「雪華堂」といえば
なんといっても甘なっとうですね。

 

豆と水飴、お砂糖のみを使用して5日間の時間をかけて
丁寧に作られる甘なっとうの種類は10種類ほど。

 

自然の中の美しいものを並べた「雪月花」の二つ
までも入っている赤坂「雪華堂」の店名は、甘納豆
にかけられたお砂糖がうっすらと結晶化した様を
雪に見立てての命名かと思っていたのですが……。

 

 

amanattorakkaseiらっかせいの甘納豆(写真/赤坂「雪華堂」)

 

 

 

「雪華堂」の名前の由来

ところがこの当て推量、全然、違うそうです!
ごめんなさい。

 

「徳川公より『雪の華のようだ』と
お誉めいただきました

金平糖に始まり、しっとりとした風合いの
甘納豆の製法を開発し、ひたすら豆の持ち味を
活かしきることに心を注いでまいりました。」

 

と「雪華堂」のサイトにありますように
甘納豆ではなく、金平糖が「雪の華のよう」
ということでの命名だったようですね。

 

 

151115hokkorisekkadoしらおり(ほっこり芋栗合戦)
赤坂「雪華堂」

 

 

 

季節のお菓子「しらおり(ほっこり芋栗合戦)」

今日、御紹介するお菓子は「しらおり」には
季節によって様々なものがあるそうです。

 

今日の「しらおり」は
「ほっこり芋栗合戦」の名前の通りお芋と栗。

 

原材料は
砂糖、小麦粉、芋、大豆、トレハロース、
ショートニング、栗、バター、還元水飴、
寒天、塩、乳化剤、Dソルビトール、洋酒、
香料、着色料、膨張剤、クチナシ色素。

 

名前も外見も和風ですが、原材料を見て頂くと
おわかりのように、バターなどが入っていますので
洋菓子風な味わいでもあります。

 

 

151115tokyotowerhokkori赤坂「雪華堂」のしらおり(ほっこり芋栗合戦)
を半分に切った断面

 

 

間に挟んであるのはお芋の餡で、
上下には小さく切った栗が散らしてあります。

 

現在、お店で販売しているのは柚子「しらおり」
のようで、そちらの餡の色は緑色でした。

 

 

 

通年菓子「栗ぽてと」

もう一点は、こちらも季節がらお芋を
使用した「栗ぽてと」、と思いましたら
こちらは一年を通してあるお菓子だそう。

 

 

151115kuripoteto栗ぽてと 赤坂「雪華堂」

 

 

原材料は、
さつまいも、砂糖、栗、バター、還元水飴、粉乳、
洋酒、膨張剤、香料、酸化防止剤(V.C)。

 

こちらも純和菓子というよりは
モダンな和菓子、とでもいいたいような
軽いおいしいお菓子でした。

 

以前、この味に似ているものを頂いた記憶が
あるのですが、何だったでしょうか……。

 

 

151115sekkadohokkoriしらおり(ほっこり芋栗合戦)
赤坂「雪華堂」

 

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