「北欧」という言葉を知らなかった頃から

「あぷりのお茶会」へようこそ!

 

 

 

「北欧」という言葉の響きだけで…… 

ローゼンタール〈魔笛〉をデザインしたのは、デンマーク
コペンハーゲン出身のビョルン・ビンブラッドです。

 

彼はデンマーク一国にとどまることなく
世界中で仕事をしたアーティストでしたが
出身は北欧です。

 

「北欧」、この言葉は私にとっては何とも
不思議な懐かしい思いを抱かせる言葉なのです。
もちろん、一度も行ったことないのですが。

 

 

トーベ・ヤンソン「小さなトロールと大きな洪水」

 

 

 

トーベ・ヤンソンの「楽しいムーミン一家

小学生の頃は、トーベ・ヤンソンの書いた
「楽しいミーミン一家」をはじめ
ムーミンシリーズが大好きな女の子でした。

 

トーベ・ヤンソンはフィンランド、ヘルシンキ出身の、
スウェーデン系フィンランド人の画家であり、小説家。

 

トーベ・ヤンソンの書いた「彫刻家の娘」
という本を読んだことがあります。

 

 

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かなり前に読んだものでうろ覚えなのですがそこには
何年かの間、トーベ・ヤンソンは無人島で一人で
暮らしていたと書かれていて驚いたものでした。

 

そしてこれもかなり前のことですが、日本でも
彼女のムーミンシリーズをアニメ化した
「ムーミン」が放映されていました。

 

そのムーミンもそれなりに可愛かったのですが
やはりトーベ・ヤンソンのムーミンたちとは、
少しイメージが違っていたようにも思います。

 

 

 

 

 

アストリッド・リンドグレーン
「長くつ下のピッピ」

もう一つ大好きだったのが、「長靴下ピッピ」。
こちらはアストリッド・リンドグレーン。

 

彼女はスウェーデン人です。
「長くつ下のピッピ」は彼女の娘の
カーリンのためにつくられたお話だそうです。

 

アストリッド・リンドグレーンは日本では
さほど有名ではないようですがスウェーデンでは
国民的作家。

 

彼女の作品をもとにしたテーマパークが
いくつかあるといいます。

 

また、リンドグレーンは子どもの権利や
動物の権利の擁護者でも知られ、あらゆる虐待に
反対の立場を表明している作家でもあります。

 

 

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 なぜか北欧のものが好き

私は小学生の時に、これらの本が好きだった、という
程度の「好き」ではなく、好きなお話は「ムーミン」
と「長くつ下のピッピ」が最も好きという惚れ込みよう。

 

これらが両方とも北欧の小説家の作品だということを
当時の私はどの程度理解していたのか
今考えてみるとあやふやな気もします。

 

おバカな私が、2つの国の位置関係を
詳しくわかっていたとは思えませんし。
「北欧」、という言葉すら知っていたか疑問です。

 

 

imgres-11(Kaigo-Web)

 

 

 

チーズの皮ほどの太陽

北欧についての正確な情報など全くなかったに
違いないのですが、そのような知識とは別に
心に深く残っていることがあります。

 

白夜というものがあり、それが終わる頃に
待ちに待った太陽がでてくる(本当は、太陽がでるから
白夜が終わるのですが)ということ。

 

太陽が出る季節になり、その初日に現れる時は
「ほんのチーズの皮位しか太陽が現れない」
というような意味の文章を目にした時の感動。

 

 

 

 

その時に、全身に電流が走ったといいましょうか、
うわ~っという衝撃を受けたことを
今でも鮮やかに覚えています。

 

チーズの皮ほどの太陽……、見たこともない
その光景を、それを待ちわびる白夜の日々を
私は胸を熱くして想像しました。

 

そんなに大好きな北欧なのですけど
残念ながら私は北欧に行ったことがありません。
多分、一生行けないと思うのですが
でも、できることなら行って見たいですね。

 




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