クノール社の変遷 コーンクリームスープ「クノール」

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1885年「クノール」の工場がスイスに

日本でクノールスープが発売された
のは1964年、昭和39年だそうです。

 

そもそもクノール社とは
ドイツの食品や飲料の会社。

 

1885年にカール・ハインリッヒ・
クノルがスイスにスープ工場を
作ったことから始まります。

 

その後、工場をドイツに移転し
世界初の乾燥スープを作りました。
その乾燥スープがおもしろいですよ。

 

 

130521knorr             (写真/Rainer Zenz)

 

 

円筒形の紙巻きタイプです。

 

歯磨きみたいでもありますし、両端がヒモで
くるくる結んであって中におかしでも入って
いるような雰囲気もありますし、可愛いですね。

 

 

 

1958年「CPCインターナショナル」に吸収合併

2000年「ユニリーバ」に買収

そのクノール社は1958年に「CPCインター
ナショナル(コーン・プロダクツ・インター
ナショナル)」に吸収合併されます。

 

1998年には「ベストフーズ」に社名を変更。

 

しかしその後の経営悪化により、2000年
「ユニリーバ」に買収されることとなりました。
(現在の社名は「ユニリーバ・ベストフーズ」)

 

 

「クノールスープ(コーン)」

 

 

 

1963年 日本では「味の素」が

「CPCインターナショナル」と合併

というようなクノール社の変遷がありましたが
一方日本では、1958年、昭和33年、
「味の素」の全額出資のもと
「日本コンソメ株式会社」が出来ました。

 

5年後の1963年、昭和38年に「味の素
株式会社」が「CPCインターナショナル社」
との合併会社となることにより翌、1964年
からクノールスープを発売するようになった
ということです。

 

ということで、日本でクノールスープが
発売された1964年に戻りましたが、
やはり会社も長い間には吸収合併など諸々
あって生きものだということがわかりますね。

 

 

 

「ユニリーバ」は、食品会社では世界第一位

この「ユニリーバ・ベストフーズ」社ですが
イギリス・オランダの多国籍企業だそうです。

 

食品会社では世界で3番目に大きい会社
だったそうですが、なんとこの合併により
「ユニリーバ・ベストフーズ」は世界
第一位に躍り出ました。

 

この勢いでいきますと、世界中の会社は
一つになっちゃうんじゃないでしょうか?
ということはないかな……。

 




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