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明治のモッツァレラチーズ
チーズには御存知のように塩分が含まれていますね。
中でも青かびチーズなどは塩分をかなり感じます。
私は塩辛いものが弱いので塩分が多いものは苦手なのですが
青かびチーズに限ってはそれが気になりません。
それどころか、その少々多めの塩分があることによって
青かびチーズがいっそう美味しく感じられるような気さえするほど。
食塩はチーズのホエー(乳清)が出てしまうのを防ぐ
まあ、青かびチーズはひとまず置いておきますが
青かびチーズに限らず、チーズには食塩が含まれていますが
それは、チーズのホエーの排出を防ぐためや保存のため。
ホエー(ホエイ)とは乳清ともいわれ
ヨーグルトの上に溜まっている液体と同じものです。
上に溜まっているものがホエーです
(写真/「ゴーダ作り体験記」)
チーズを作る時は、固形物と副産物としての液体ができますが
こちらの液体の方をホエーといいます。
「ホエー」は英語では「whey(ウェイ)」というそうです。
固形成分の方は「curd(カード)」と呼ばれています。
こちらが固まったカード
(写真/「ゴーダ作り体験記」)
チーズの塩分量は1〜4パーセント
チーズに塩分を含ませる方法は、食塩水につけたり
またお塩をすり込んだりして含ませるようです。
チーズの種類によって含まれる塩分量は異なっています。
クリームチーズや白カビチーズでは、だいたい1〜2パーセント。
青かびチーズですと3〜4パーセントだといいます。
一見、かなり含まれているように思われるかもしれませんが
チーズというのは一度に食べる量はそんなの多くありませんので
摂取する塩分量は、思ったほど多くはないようです。
普通、一度に食べるチーズの量というのは
30グラムくらいといわれていますね。
チーズ(一食分相当)と他の食品の塩分量比較
チーズを一度に食べる量が30グラム程度とするならば
それに含まれる食塩といえば、せいぜい0,6〜1グラム程度
ということになります。
ちなみに食卓にのぼる他の食品の塩分含有量と比べてみますと……。
お味噌汁 1杯 1,5グラム
カップ麺 1つ 5グラム
タラコ 1/2はら(35ぐらむ) 3,5グラム
(参考「チェスコ株式会社」)
という具合ですので、チーズ30グラムで0,6〜1グラムは全然OK。
チーズを頂くに際して、塩分の心配はしなくてよいようですね。