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「グーテ・デ・プリンセス」
ガトーフェスタハラダの
「グーテ・デ・プリンセス」。
サブレです。
サブレは、フランスで17世紀
に生まれたお菓子です。
フランス語の「 sablé」 は、
「 sabler(「砂をまく」、「砂で覆う」
という意味)」という動詞の過去分詞形であり、
「砂で覆われた」といった意味あいをもつと
Wikipediaには書いてあります。
「グーテ・デ・プリンセス
(GOUTER de PRINCESSE)」
ガトーフェスタハラダ
自由時間にノルマンディへ
私の最初の海外旅行は、大学卒業後に
恩師に連れて行っていただいた
ヨーロッパ旅行でした。
その旅行の自由時間に、私は一人で
フランスのモンサンミッシェルに行ってみました。
自由時間といっても、数時間ではなく、
「今日から3日後に、◯◯の
◯◯ホテルで待ち合わせ」
との先生の言葉により何日間かの
自由時間ができます。
一ヵ月と少しの旅行期間中、こんな
ことが何回かあったように思います。
旅行に行く前は思ってもいなかったのですが
ポカッと出来た自由時間を前に私は思いました。
それならば、ずっと憧れていたフランスの
モンサンミッシェルに行ってみよううかと。
直行の観光バスも出ていましたが、ビンボー旅行
でしたので、電車を乗り継ぎ、駅からはバスに乗って
モンサンミッシェルまで行くことにしました。
グーテ・デ・ロワ・ソレイユ」
ガトーフェスタハラダ
(写真/「ガトーフェスタハラダ」)
モンサンミッシェルで買ったサブレ
そのモンサンミッシェル近くで買ったサブレに
「ノルマンディーのサラサラな砂のようなサブレ」
というようなことが書いてあったのです。
といってもフランス語ですので
多分そんなことが書いてあるのでは
あるまいか、という程度ですが。
それを読んで、単細胞の私は思ったものです。
「ホントだ、そういえば
ここの砂ってサブレに似ている!」なんてね。
鎌倉「豊島屋」のハトサブレ
(写真/鎌倉「豊島屋」)
サブレーー鳥、なの?
そのサラサラサブレですが
日本ですと、形としては「鳥」が
多いような気もします。
鎌倉「豊島屋」のハトサブレは有名ですね。
「グーテ・デ・プリンセス
(GOUTER de PRINCESSE)」
ガトーフェスタハラダ
ガトーフェスタハラダのサイトによりますと
このサブレ「グーテ・デ・プリンセス」を、
「王冠をかぶった王女様(プリンセス)」
「幸福を招くメーテルリンクの青い鳥の形
に仕上げた伝承のフランス菓子です」
と説明しています。
こちらはチルチルミチルの「青い鳥」だったのですね。
ぷっくりとして可愛いです。
今、サブレをググってみたのですが、なんと
京都には「鴨サブレ」もあるそうですよ。
サブレ=鳥系、というのは
日本で流行っているのでしょうか?