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「TBS」のロゴマークの変遷
さてさて、今日はTBSのロゴ「ジ〜ン」のお話です。
先日「赤坂サカスが出来るまで『ラジオ東京』
から『YBS』へ」で、TBSの旧ロゴを御覧
いただきましたが、こうしてみますと
随分いろいろあったのですね。
ちなみに現在の放送センターの完成を前に、TBSは
1994年、新しい「TBS」のロゴを採用しています。
この「TBS」の書体名は
「タイムズニューローマンボールト」というそうです。
2000年に誕生したTBSのマーク
この表の右端近くに登場しているのがこのマーク。
漢字の「人」をモチーフにしてあるそう。
2000年2月に、一般公募で選ばれたものです。
大内正彦さんという
当時37歳のフリーデザイナーの作品。
このロゴ「ジ〜ン」を作った方は大内正彦さん
ですが、このロゴに「ジ〜ン」という名前を
付けたのは、川崎市にお住まいの大平美恵さん
という主婦の方です。
ロゴの名前の募集への応募総数は、13,035点。
大平さんは「Beautiful Life」を見終わって
感じた気持ちをそのまま文字にしました」
一点だけの応募で当選なんて本当にラッキーと。
一方、TBS側は新しいロゴ「ジ〜ン」に
こんな思いを託しているようです。
TBSが「ジ〜ン」に込めた思い
「人」
みんな「人間」なんだ
男も女も
老人も赤ん坊も
サーファーも、ボーダーも…どっちでもない人も
インターネットやケータイにはまってる人、
これからはまる人
そして、元気な人も、そうでない人も
みんなみんな「人間」なんだ
人間みんなが情報をやりとりし、
みんなが情報を「共有」する
そういう社会、 そういう時代を
私たちはつくりたい
デジタル情報の時代に、
人間を大切にして一歩踏み出します…TBS
(「waybackmachine」)
「ジ〜ン」以外の優秀作品です
みなさんは、どれが好きですか?
ところで、大内正彦さんの作品が選ばれた
デザイン募集ですが、応募総数は8906点でした。
3次に渡るTBS社内での審査の結果、本審査への
ノミネーションは、225点に絞られました。
その後、3時間半にも及んだ本審査で
最優秀作品1点と優秀作品10点が決定。
祭優秀作品はもちろん、今TBSで使われている
ロゴですが最優秀の10点とはこんな作品でした。
(現在、見ることができるのは以下の8作品です)
村井富義 会社員
唐木潤 グラフィックデザイナー
大島久美 デザインプロダクション勤務
川端美穂 デザイナー
皆さんは、どれが好きですか?
やっぱり、「ジ〜ン」?