「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!
シーザーサラダといえば「ロメインレタス」
昨日は、1924年に誕生した
「シーザーサラダの本当のレシピ」
を御紹介しました。
シーザーサラダといえば「ロメインレタス」
を外しては考えられませんね。
今日の写真の「ロメインレタス」は
「松戸市大橋地区 うまいものつくろう会
生産者高橋光好」さんが作ったものです。
なぜ、名前まではっきりわかるのかと
いえば、名札(?)がついていたから。
時々ありますね。
生産者の名前がついていたり
あるいは写真がついていることも。
「ロメインレタス」はもちろんレタスの仲間
なのですが、他のレタスといいますと、玉レタス、
サニーレタス等、いろいろなレタスがあります。
これらはほとんど、外見は同じような緑色の
葉っぱなのですが「ロメインレタス」は
かなり個性的な味がしますよね。
「ロメインレタス」の知名度、10年前は1割
そんな「ロメインレタス」に
ついて意外なことを読みました。
ロメインレタスを栽培・販売
している方のサイトでです。
(「ロメインレタスとシーザーサラダの紹介」)
その中に書いてあったことによりますと
ロメインレタスは、日本の人には
あまり知られていないということでした。
20〜60代の人に
「ロメインレタスを知っていますか?」
と聞いたところ、
「ロメインレタスを知っている」と答えたのは
なんと1割の人に過ぎなかったというのです。
このサイト自体は、2013年から始めたようでして
さきほどの調査をしたのは、2003年といいます
から、今から約10年前のことではあるのですが。
といっても、たった10年前です。
ここ10年ほどで「ロメインレタス」は急速に広まり
多くの人々に知られるようになったのでしょうか?
日本人に馴染みのない野菜、かなぁ?
私の感覚では、「ロメインレタス」は
そんなに珍しい野菜とは思えないのですが。
特に、高級食材を置いてあるようなスーパーにしか
置いていないという野菜でもありませんしね。
また普通のレタスと、お値段は
変わらなかったように記憶しています。
そこで私自身が、いつ「ロメインレタス」の存在を
知ったのかと考えてみたのですが……、
これがはっきりと覚えていないのです。
かなり前だったような気もするのですが。
とにもかくにも10年前は、「ロメインレタス」
を知っている人は1割にしか過ぎなかった
とは、ちょっと驚きですね。
「ディーン&デルーカ」の
温泉卵添えシーザーサラダ
シーザーサラダの名前の由来
「ロメインレタス」に関しては
もう一つお伝えしたいことが。
昨年、シーザーサラダの出来た日といわれる7月4日
に、シーザーサラダの名前の由来を書きました。
ですが、その説以外にもシーザーサラダと
名付けられた説というのがあるようです。
そちらは「王様説」といわれるものです。
シーザーサラダの名前の由来は、トーマの武将であり
政治家でもあった、ジュリアス・シーザー
(紀元前100〜44)その人からきているという説です。
「ロメイン」とは「ローマの」の意味
「ロメインレタス」という名前自体も、
ローマ時代に多く利用されていたことから
「ロメイン(ローマの)」と名づけられたそうです。
「ロメインレタス」は別名を「コスレタス」とも
いいますが、これはエーゲ海の「コス島」で栽培
されていたために、この名前がつけられました。
現在「ロメインレタス」を、一番多く
栽培しているのはヨーロッパです。
さまざまな品種があり、在来品種まで
含めると300種類ほどあるとか。
一方、アメリカは「ロメインレタス」の在来品種
は10種程度でしたが、品種開発がなされたために
現在では50〜60種類程度に増えています。
そして日本ですが、品種数はわずかしかないそうで、
「日本国内の市場に出まわっている『ロメインレタス』
は緑色のものが中心」(「ロメインレタスと
シーザーサラダの紹介」)と書いてありました。
私は緑色の「ロメインレタス」しか
見たことがないのですが、他には何色の
「ロメインレタス」があるのでしょうね?