「なましょうゆ」と「 きじょうゆ」の違い 生醤油あげ餅「みながわ製菓」 

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

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 これも「みながわ製菓」でした!

みながわ製菓の「生醤油あげ餅」。

 

つい最近、御紹介した「わさびの種」
「素朴揚げ」もみながわ製菓でしたよね。

 

この3つ全部、違うお店で買ったものなの
ですが、たまたま全てみながわ製菓でした。

 

 

140316shouyukouji醤油麹(しょうゆこうじ)
「塩麹」は有名ですが「醤油麹」も美味しいですよ
作り方はこちらです「『醬油こうじ』の作り方」

 

 

 

「なましょうゆ」?

ということはさておき、今日御紹介の
「生醤油あげ餅」の名前の読み方なのですが……。

 

「なましょうゆあげもち」でしょうか?、
あるいは、
「きじょうゆあげもち」
と読むのが正しいのでしょうか?

 

少し前まででしたら、私は全く何の迷いもなく
「きじょうゆあげもち」と読んでいたと思います。

 

 

蕪村庵「六画醤油せんべい」

 

 

ところが、最近知ったのですが
「なましょうゆ」という言い方があるそうです。

 

「なましょうゆ」とは、
加熱殺菌をしていないお醤油のこと。
これはJAS法で定められています。

 

「膜などで精密な、ろ過除菌をして火入れの
殺菌処理をしたものと同等であるものは
『なましょうゆ』と表示して製品化する
ことを認めている」と。

 

 

0000003たまり醤油

 

 

 

「きじょうゆ」=お醤油そのもの

一方、「きじょうゆ」というのは
本来は料理用語です。
市販のお醤油そのもののこと、
という意味ですね。

 

お寿司屋さんのようなお店で、ダシなどを
加えたものを「合わせ醤油」と呼びますね。

 

それに対して、調合していないそのままの
ものという意味で、「きじょうゆ」という
言葉が使われているのだそうです。

 

加熱殺菌の加工が「ある」
「なし」には関係な
いそう。

 

お醤油を造っている方が、「なましょうゆ」
のことを「きじょうゆ」と呼ぶお客さんが多い、
と書いてありましたがさもありなんですよね。
           (「今週の私」)

 

 

img_material_02お醤油の材料

 

 

 

知っているつもりのものでも

結構知らないものなんだね

「それでは『きじょうゆ』は
どんなお醤油のことだと思ってたの?」
と聞かれたとしたら、う〜ん……。
となって答えられないのですが。

 

よくよく考えてみれば、先ほどの説明の
通りに、お醤油そのままのことなのです、
当たり前ですが。

 

日本で生まれて日本でずっと暮らしている
日本人なのに、日本人には超おなじみのお醤油
の読み方さえわからないとはおかしいです。

 

 

 

知っている!、と驕りたかぶっちゃいけま
せんやね、と思った深夜2時でありました。

 




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