「おかき」と「おせんべい」「あられ」の違い  短冊焼海苔巻 赤坂「柿山」  

「あぷりのお茶会 赤坂・麻布・六本木」へようこそ!

 

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「短冊焼海苔巻」

赤坂「柿山」の「短冊焼海苔巻」です。

 

こちらは以前、御紹介した
赤坂「柿山」の「みずほづつみ」という
食べ切りサイズの個別包装のあられ。

 

「みずほづつみ」は全部で16種類あります。
前回、御紹介したのは「さきわい」と「はなやぎ」。

 

 

みずほづつみ「はなやぎ」
赤坂「柿山」

 

 

今日は、「短冊焼海苔巻」の御紹介です。
「短冊焼海苔巻」に使用している海苔は
有明産の焼き海苔だそうです。

 

この有明産の焼き海苔、特製の醤油タレ、
もち米の香りの三つが一体になって
美味しさを醸し出しています。

 

私は最初に赤坂「柿山」のおかきを紹介する時に
「おかき」と書かずに思わず「おせんべい」と
書いてしまい、その後、気づいて直しました。

 

 

短冊焼海苔巻 赤坂「柿山」

 

 

この「おかき」と「おせんべい」って
どのように違うのでしょうか?

 

また「おかき」と「おせんべい」だけではなく
「あられ」などというものもありますしね。

 

 

 

原料の違いによる区別
「おかき」「あられ」「おせんべい」
私はそれらの正しい区分けがわからずに
その時々で適当に呼んでいるような気がします。
そこで赤坂「柿山」のサイトで教えてもらうことに。

 

 

短冊焼海苔巻 赤坂「柿山」

 

 

これらの「おかき」「おせんべい」
「あられ」は、ともに日本では最も古い
「米菓」、お米から出来たお菓子でその歴史は
なんと千年以上にわたると言われています。

 

それらの違いでわかりやすいもの
といえば、まず原料の違い。
原材料の違いを示すと次のようになります。

 

「おかき」と「あられ」…… もち米
「おせんべい」……………….. うるち米

 

 

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こちらはもち米

 

 

ですから先ほどの「みずほづつみ」の
「短冊焼海苔巻」の原料として
「もち米」があげられていたのです。

 

「もち米」とは黐稲(もちいね)からとれる
お米のことで粘り気のあるお米のこと。
いわゆる「お餅」や「お赤飯」等
のおこわに使われますね。

 

一方、「うるち米」は「もち米」の
ように粘り気はなく、いつも私たちが
頂いている御飯は、この「うるち米」。

 

 

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そしてこちらがうるち米

 

 

 

「おかき」と「あられ」の違いは?

ここまではとってもわかりやすいのですが、このあとの
「おかき」と「あられ」の違いがちょっと曖昧です。

 

おせんべいの業界では、一般的に
「大きさの違い」といわれているそうです。

 

大きいもの……「おかき」
小さいもの……「あられ」
というようにね。

 

 

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これは柿山のサイトではなく、以前
「あぷりのお茶会」で紹介したことのある
金吾堂製菓のサイトに出ていたものです。

 

おせんべいの分類って、こんな感じなのですね。

 

 

 

例外もいっぱいあるそう

ただし、これはあくまで一般的にはということであって
実際の名前のつけ方が、必ずしもこの通りではないそう。

 

例えば、関西では
「おかき」も「あられ」も
共に「おかき」と呼ぶそうです。

 

また原材料を見るともち米なのに
「おせんべい」と書かれているものも
あるなど、かなりいろいろのようです。

 

 

短冊焼海苔巻 赤坂「柿山」

 

 

そこで赤坂「柿山」のおかきですが
原料のもち米は、富山県地方特産の
「新大正もち米」を主原料としているそうです。

 

(赤坂「柿山」の季節限定商品の中には
「おかき」以外に「おせんべい」や
「玉子せんべい」などもあります)

 

ということで赤坂「柿山」の「おかき」
を、私が最初「おせんべい」と書いて
しまったのは、明らかに間違い。

 

原材料がもち米ですから、赤坂「柿山」
のものは「おかき」と表記することが
正しいということですね。

 




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